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異文化の出会い

旦那の夕食弁当の配達時。
日が長い頃は、バックミラーに反射する夕日に悩まされ。
すっかり暗くなった最近は、バックミラーに映る後続車のアップライトに目を射される。
とかくこの世は運転しにくい。

* * * * *

【買い物】
異文化の出会い_b0059565_13304939.jpgBANANA REPUBLIC、先月日本に上陸。銀座、六本木などに次々と4店舗をオープンした。
大層箱入り(=世間知らず)な私は、日本にまだ店舗がなかったことすら知らなかった。

本日、こちらのBRから届いたニュースレター。
2005年12月公開予定の映画「Memoirs of a Geisya」とタイアップしたのか、Sweepsteaksの広告が。

内容はというと。
PART 1 :
LAで行われるプレミアショーのチケット2枚
3泊4日の宿泊券+飛行機チケット
$250分のBR商品
$250分の小遣い

PART 2 :
東京行きの飛行機チケット
7泊8日の宿泊券+空港からのリムジンサービス
$1,000分のBRお買い物券(コンサルト付)
$750分の小遣い
素晴らしき大盤振舞い。
この謳い文句、On opposite ends of the worldというのがちとひっかかるが。やはり日本はFar East。

ところでこの映画。原作はアーサー・ゴールデンによる小説で、邦題は「さゆり」
読んだことはないが、一頻り話題になっていたのは覚えていて、スピルバーグが映画化すると聞いてからは、それなりに期待もしていた。
ところが発表されたキャスティング。渡辺謙と役所広司はやはりと思ったものの、主役女性陣に軒並み中国人女優を起用。脇役に工藤夕貴と桃井かおりが入ったぐらい。
新しい日本人女優を発掘するより、中国系のビッグネームをとったのかと、結構がっかりしたものだ。
アジア人は皆同じ顔に見えるという人も多い米国では、結局大した問題ではないのか、とヒガミかけたら、米国内でも批判の声をちらほら聞いた。

この本を原著で読んだ友人によると、とても面白く、米国人が書いたとは信じられないほど、見事に日本の芸者社会が表現されているそうだ。きっと取材に取材を重ねたのではないかと、作者の誠実さに喜んでいた。
ただ、唯一彼女がひっかかった箇所。正確な言葉は忘れてしまったが、日本語の水商売という言葉が、waterと書かれていたと。
際どい話が飛び交う夜の世界、「今日ここでの話は、水に流してきっぱり忘れよう」というのが水商売の元々の語源らしいが、それに当てはまる英単語がないのだな。
water businessなんて表現した日には、思わずplumberかと思うしね。
by senrufan | 2005-10-11 13:08


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