強いられたスタート

【日本語チューター】
近くのハイスクールの日本語クラスで、日本人のヘルプを募集していると友人から聞いた。
興味はあるものの、私が最も怖れる年代=ティーンエイジャー相手に、一体何ができるのか。
先生の「一度見学に」という暖かいお言葉に甘えて、今日教室に行ってみた。先生は歓迎して下さり、さらに全員に向かって紹介まで。
「今日から一年間、お手伝いして下さる先生です!」
も う 逃 げ ら れ な い 。

* * * * *

【矯正歯科】
お嬢の歯、下の歯の矯正を始める。
3歳の時、半年かけて顎の矯正をした彼女。いわゆる不正咬合というやつで、下の歯が上の歯に完全にかぶさっていたのだね。
ヘッドギアとリテイナーと輪ゴム2つで、少しずつ下顎を引っ張って治しました。そんな彼女の写真を見た人は、一様に「オ○ム信者」と言いました。
以来、そこの矯正歯科には定期的にチェックアップに行っていた。

先月末に1年ぶりに行ったら、下の歯が全部生え変わったので、まずは下のスペースを確保する矯正を始めると言われた。
型を取って出来上がったリテイナーを、今日取りに行く。透明で固く、一見はめてるかどうかわからないプラスチックの歯型ケース。食事と歯磨きの時以外は、極力つけてるようにとの指示。

食事の時やトランペットの練習の時、えいやとはずすお嬢。入れ歯をつけはめするお年寄りのようである。



* * * * *

【本屋】
隣の市に、このエリアでは有名な本屋があった。大手チェーン本屋に押されてすっかり数が少なくなった、独立した本屋さん。
先月発表された、この市の様々なお店のBest2005を決める人気投票で、本屋部門のベストに選ばれている。ちなみに5年連続。

ところがその発表から1週間も経たないうちに、突然の閉店。全く何の予告もなく、店頭の張り紙のみ。
父から息子へとオーナーを変え、50年続いた地域ご贔屓の店の突然のニュースに、このエリアの人たちはショックを受け、再開店の為の運動が起こっている。今日の新聞記事によると、現在は店舗のリース料引き下げ交渉中だとか。
高校生の頃の最高の贅沢は、週末に新宿の紀伊国屋に行って、何時間も立ち読みすることだった私にとって、本屋がなくなると聞くだけで胸が痛いニュースになる。

b0059565_14484565.jpgシチュエーションから思い出した映画、「You've Got Mail」。思わずビデオを引っ張り出して観てしまった。
メグ・ライアンがお薦めの子供の本について話すのを観ながら、以前Barnes & Nobleに行った時のことを思い出す。この映画のFox Bookstoreのモデルになったとこなのだよね。
恐らく子供の本のクラシックと言ってもいいだろう、ルーシー・ボストン著「グリーン・ノウの子供たち」を探しにいったのだけど、店員は全く知らず、PCで検索してもひっかからないので、そんな本が本当にあるのかと聞いてきたのだった。
その後、別な市にある子供の本専門店に行ったら、店員さんが「勿論あるわよ。すばらしい本よね」と言って、迷いなく探し当てて差し出してくれた。

こういう差が歴然とあるとわかってても、ついつい安さやオンラインで買える手軽さを選んでしまう私には、何も大きなことは言えないけれど。
なくなってしまったらどんなに寂しいことか、ということだけはわかるのだ。
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by senrufan | 2005-09-12 14:43 | Trackback | Comments(0)
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