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上昇気流に乗って

土曜から火曜まで、四連休なんである。
月曜がお嬢の誕生日なので、なんかしようかなーと思いつつ、結局まったり過ごしそうな連休なんである。

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【NASA Ames】
上昇気流に乗って_b0059565_1025048.jpgところで最高に物欲のない子供・お嬢は、誕生日プレゼントもいらないと言うんだよ。何かあげたい親と祖父母の眉を、毎年のように八の字に下げてくれる。
ようやくリクエストしてくれたものは、NASA Ames Research Centerに行くこと。以前遠足で行って大層楽しかったので、また行きたいと。んなもん、行きたければ誕生日でなくてもいつでも連れて行くのに、と親はまたため息をついちゃったりするんだが。

しかし調べてみたら、遠足で行った場所にはスクールツアーなど以外では入れないらしく、見られるのは入場無料の小さい展示場だけ。それでも良いと言うので、やはり7日に誕生日を迎える息子がいる友人一家と行ってみた。月曜休館なので、二人の誕生日前夜祭ということだ。
その建物の名は、肉まん(お嬢)・ニンニク(息子・私)館という。(大嘘)
訪れる人もほとんどおらず、暇を持て余した職員かボランティアの人達にびっちりガイドされつつ、それなりに楽しい時間を過ごした。

くっついて離れないガイドのおばあちゃんに、ちょっとした質問をしてみる。
ロシアを始めとして、日本でも宇宙旅行ツアーを売り出したけど、アメリカではやらないの? やるとしたらNASAは協力するの?
おばあちゃんの説明によると、ロシアの一般人飛行は、大気圏ぎりぎりまでがーっと昇ってまたがーっと降りるというそれだけで、しかも機体は70年代製作のものをメンテナンスして使用しているというから驚きだ。
現在ロシアで進行中の次期一般人飛行は、20億円払って、1年間訓練を受けて行くものなんだってね。
だが、まだまだ危険も大きいし時期が早すぎるということで、アメリカではそのようなツアーは当分ないだろうが、その時はNASAも勿論協力してくことになるのではないだろうか、というような説明だった。
うーむ、やはり残念ながら私が生きているうちに宇宙に行けるチャンスはなさそうだなあ。

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【Shoreline Park】

その後は大きい公園に行って、ペダルボートを漕いだり、走り回って遊んだり。
最後はKite Spaceにて凧揚げを。子供たち3人で、誰が一番長く揚げていられるか競争する。
雲一つない快晴の、グラデーションになった青。点々と浮かぶ鮮やかな凧達。
きっとどこにいっても、いつまでもひたすらに恋しい空。
上昇気流に乗って_b0059565_1027229.jpg

by senrufan | 2005-09-04 10:22


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