積年の思い

一年に一度の婦人科検診に行ってくる。
大好きなドクターと会える日だ。七夕と呼んでもいいかもしれない。(片思いだけど)
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しかしいくら先生がいい方でも、やはり内診は苦手の一言。
前から苦手ではあったものの、決定的になったのは、出産後の病院での内診の時。数人いるドクターの中でも一番の若手で、かなりのお調子者との評判が産婦の間で高かった先生に当たったのだ。
器具を挿しこまれて検査されたのまでは普通だったのだが、その先生ときたら、「あー全然大丈夫! 抜糸もいらないね、良かったねー!」とのあっかるーい声と共に、グイッ!とばかりに器具を引っこ抜いたもんだからたまらない。
思いっ切り内部を擦られて、痛さのあまりに声も出ないで凍っている私に手を振り、あっさり次の患者さんのところに向かっていきやがったのだ。
それから数日、トイレの度に涙を流す羽目になった私の苦悩を彼は知らない。

要はそれから内診時には身体が竦むようになったと、それだけの話なのだけどね。パブロフの犬。

現在の婦人科主治医であるドクターは全くそんなことはなく、丁寧で優しく、何をするにも「今から~をするわね」と声をかけてくれるのでありがたい。ゆっくり時間をかけて検査、そして常に質問はないかと気にしてくれる。
ついつい調子に乗って、今日はずっと聞きたかったことを聞いてみた。
質問:2年前にドクターに手術していただいた時、ついでにお腹の脂肪も取って下さいと頼めたんでしょうか?
や、だって時々聞くのだ、開腹手術の時に一緒にやってもらう人もいるって。だから自分もそんなチャンスがあったら頼もうと、盲腸にならないかと密かに思ったりしてたのだ。(危険思想)
手術直前に頼んでみようと、意気込んでのぞんだその当日。なのに、手術室に入ってから「How are you?」と挨拶してくれた先生に「OK!」と答えた、その瞬間から記憶がない
目覚めた時はすでに吸入器をつけ、回復室で寝ていた私。こぼれたミルクは戻らない。それを後悔と人は呼ぶ。

そんな、まるで執念が言わせたような質問にも、真摯に答えてくれるドクター。
ドクターの場合、ご自分ではやらず、美容整形の先生に来てもらって脂肪吸引をすることになるんだそうだ。
ただそれでは、やはり満足のいく結果にはならないとも。
本当にやりたければ、やはりちゃんとした病院で、余分な腹部を切り取り、たるんだ皮膚を折りたたんで平らにする手術をするんだと

地道にダイエットを続けようと、諦めのため息と共に思った日。



日本で受けていた婦人科検診には無く、こちらで始めて体験したもの。
それは肛門触診。腸のチェックの為の触診だ。
これを体験する度、ゲイのカップルの愛の深さに感動せずにはいられない。

* * * * *

明日からまた補修校が始まる。
ぎりぎりで感想文を仕上げ、今日はのんびりしてたお嬢なのに、夜9時ごろになって、部屋で何かごそごそやっている。
不審に思ってのぞいてみたら、国語のプリントが1枚残っていたのに気づき、大慌てでやっている彼女がいた。

今日から君を、磯野カツオと呼んでもいいかな。
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by senrufan | 2005-09-02 12:31 | Trackback | Comments(0)
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