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目に見えて伸びはしないけれど

お嬢の通う日本語補修校。年に2回授業参観の日があり、本日はその1回目。

思えば、毎年お嬢は何かしらかましてくれたものだった。

「○本と数えるものにはなにがあるかな?」と聞かれて、元気良く「はるまき!」と答えたとか。
「にわとりがあります」と言い続けて、なんとかしているに誘導しようとした先生を最後には諦めさせたとか。
よんまんと答えるべきところを、「よんじゅうせん」と言ったとか。

忘れられない数々の思い出をありがとう。(涙を振り切る感じで)
本人は大真面目かつ積極的に挙手&発言する分、始末に悪い。1年の頃からお嬢を知っているお母さん達など、「今日も楽しみだね~♪」と言ってくるし。終わった後に「今日は何かあった?」と、わくわくした顔で聞くのもやめてくれ。

目に見えて伸びはしないけれど_b0059565_12165696.jpgここの補修校、なんとなく、高学年になるほど少人数という傾向があるようで。勉強がハードになるにつれ補修校を辞めていくのか、物足りなくて塾に変えるのか、それともこのエリアに来るご家族の年齢層が若いのか、理由は定かではないのだが。
今日教室に入った時、少なくなったなあ……と思ったのが最初の感想。1年生の時は5クラスあったのに、今では3クラス。大勢の子が帰国して、1年生から一緒の子は何割残ってるかわからないほど。

授業参観の後は、先生と親の懇談会。
順番に自己紹介をしていったのだが、7割の人の悩みは、「どうやって日本語を維持させるか」ということで。アメリカ生活が長くなるほど深刻になる悩みだね。
週1回だけの日本語学校に全てまかせるのではなく、家庭だけでなんとかしようとあがくのでもなく。むしろ、これだけ母国語教育機関の選択肢があることをありがたく思う。
by senrufan | 2005-05-14 12:10


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