「ほっ」と。キャンペーン

材料あっての味わいと

「浅薄で見識のせまい人びと、迷信ぶかくかっとなりがちな人びとは、
すべてに結論をだしたがるものです」
   ----- ギュスターヴ・フローベール
       (フランス人、作家、1821年12月12生まれ)


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Chemexを使ってるお友達、多いです。
スタイリッシュでかっこ良く、コーヒー道に足を踏み入れたくなりますよね。

で、先日William Sonomaに寄った時、こんなChemex用のマシンを見たですよ。
へ? なんでマシンがいるん? 手でお湯を注げばいいだけっしょ?

後日調べてみたところ、適温のお湯を作る+お湯を注ぐ+保温のマシンみたい。
で、これだけで$350。
お、おう……、と言うしかありません。

まあ、朝の忙しい時に、ゆっくりヤカンで輪を描くように注ぐ、なんてやってられん、でも美味しいコーヒーがいい、という方には、ありがたいマシンだと思うです。
あと、5~8カップ対応なので、大勢の人に淹れたい時にも良さそうですね。


OTTOMATIC

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【ベーカリー】

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いつもの通り、色々日記がたまっているのだけど、ちょっとバター繋がりで2件、書いてみるー。

数年前に一度、クロワッサン探索のその時の結果を書いたことがあるんだが。
あの時にしみじみわかったのは、私が求めているのは、フランスのバターを使ったクロワッサンらしい、ということで。
あれから6年ぐらい経ってしまって、一位に挙げたお店はオーナーも代わってしまったし、今なら全然違うラインナップになるんだな。

通な方なら焼き方とかクラムとか、そういうところに注目されるのだろうけれど、私はひたすら、あのバターとイーストが合わさった香りと風味がするかどうか。
で、先日ようやく巡り会った好みのクロワッサンのお店に、今度はランチで行ってみたんだよ。




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実はすでに2回行っているので、順繰りに。
1回目はむらさきちゃん&Sちゃんと、3人で。
とあるセールに一緒に行った帰りだったんだけど、そのセールの記録は、当然まだである。(殴)

席に案内してくれたのは、前に行った時に見かけた、あの優しいお姉さん。
朝食とランチ、両方オーダー可能な時間だったので、皆で相談して、スープ、サラダ、サンドイッチを1つずつ。


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お試し的に、バゲットも。
サワードゥではないのだが、なぜか酸味が感じられ。
皮がさっくりで、適度に噛み締められて、重すぎなくて美味しいよ。


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ざくろの実が綺麗なFall Salad
チコリとざくろ、シード類を、スイートポテトバターとオリジナルヴィネグレット和えてある。

チコリの苦味とざくろの甘酸っぱさが好相性。
油っこくなくコクのあるバター、こういう使い方もできるんだね。


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Potato Leek Soupは、Lemon Confit Oilがかかってる。
甘くて滑らかなスープに、レモン風味がさっぱりアクセント。


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そして、Marla Grilled Cheese Sandwichに、皆びっくり。
このパン・ド・ミ、すんごく美味しいよー。
ふかっ、歯が入る柔らかな生地と、外側のさくさく耳。
耳だけでも、中身だけでも、両方揃っても、とにかく美味しいの。

挟んでいるのは、マシュルームのペストソースに、Garlic Confit Cheeseとチェダー。
とろりとチーズが溶けて、分厚いパン・ド・ミに染み込んで、したたるような脂と塩気がたまらない。


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2人はそれぞれパン・ド・ミをハーフローフずつ、私はプレーンクロワッサンを買って帰ったよ。
家に帰ってから食べたけど、うん、やっぱりこの風味。

パンが美味しい上に、お料理もすごく良いベーカリーレストラン。
ディナーも始めたそうで、近所の人達、うらやましいですなあ。

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次に訪れたのは、わくわくさんとのデートでね。
味覚鋭いわくわくさんに、私好みのクロワッサンを試していただきたく。
案内してくれたのは、やはりあの優しいお姉さん。


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ランチは11時半スタートのところ、着いたのが11時15分ぐらいだったので、じゃあ先にドリンクとクロワッサンでまったりしてから、改めてランチをオーダーしよう、とな。
で、持ってきてもらったプレーンクロワッサン、嬉しいことに、わくわくさんにも好評で。
私も、先日買って帰った時より、一段と豊かなバターの香りと味わいに、うっとりと。
やはり焼き立てが一番旨いのぉ。


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2人だけなのに、豪勢に注文しちゃったよ。
ダイジョブ、持って帰ればいいんだよ。(自分に)


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この日のスープは、Celery Root Soup
チェリーとレッドオニオンのチャツネ入りだって。

全然セロリ臭くないので、苦手な人も大丈夫。
野菜が柔らかいのに、溶けすぎていなくて、優しくて良い。
バターナッツスクウォッシュ、一旦焼いた後にスープに加えてあって、焦げた風味がすごく美味しかったので、これは真似したい。
最後の方は味が濃く感じられてきたけど、野菜の旨味も十分だったのでOK・OK。


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2種類のサンドイッチ、1つは前に食べたGrilled Cheeseで、もう1つはCrispy Pork Belly Sandwich
自家製ザワークラウトにキャラメライズドオニオン、Beer Cheeseと自家製マスタード、だって。

このポーク、カリカリで脂っこさが全然なくて、んまいのだ。
マスタードとザワークラウト、サワードゥの酸味3つが、上手く絡まったハーモニー。
サワードゥがもっちりしすぎてなくて、食べやすかったのもグッド。
Tartineのようなむぐむぐ歯応えのパンも大好きなれど、サンドイッチではこちらのみたいに、ある程度の軽さがあるのも良いよねえ。


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サンドイッチは残して持ち帰りするのに、デザートは別腹だから頼んじゃう。
湯呑みに入ったCrème brûlée、ちょっと試してもいいですか。

これがもうもう、絶品で。
クリームが滑らかで甘過ぎず、乳製品のしつこさや後味の悪さも全くなくて、すごく美味しいの。
ぱりぱりキャラメルの上に散らされた、キャラメライズされたサンフラワーシードがすごくいいアクセントで、これはナイスアイディアだなあ。

これ、持ち帰りにしたら、この湯呑みはもらえるのだろうか。
そうなら、4~5個買って帰るのに。(揃えるつもりらしい)
聞いてみれば良かったな。


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最後に、ダメモトで優しいお姉さんに、クロワッサンに使ってるバターはどういうものか、思い切って尋ねてみたんだよ。
断られたって仕方が無い質問なのに、キッチンに聞いてみるわね、と言ってくれて、しかもその後、なんとメモに書いた名前をくれたのだ。
フランス語で読めないから書いてきたわ、って、にっこり笑ってね。
もうもう感激しちゃって、何度もお礼を言うしかなかったよ。

教えてくれたのは、フランスの発酵バター。
後で聞いてみたむらさきちゃんによれば、エシレと並ぶ高級バターらしい。
やっぱりフレンチ、なのだなあ。

わくわくさんは後でSourdough Bâtardを購入されたのだけど、この大きさで$5です。
プレーンクロワッサンは大きいけれど、1個$4.75。
でも使ってるバターを聞けば、納得のお値段、なのである。


そしてつい昨日、お友達とランチで訪れたレストランで、またその香りと味に会ったので。
次回はそのレストラン記録、いってみよー。


Marla Bakery Restaurant
619 Balboa Street
San Francisco, CA 94121
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by senrufan | 2016-12-12 10:11 | Trackback | Comments(0)
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