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人それぞれの美

お隣から伸びてきている花がある。両方ともジャスミンの一種だと思うのだが、とても甘い香りで、外に通じるドアを開けるたびにふわっと香って、なかなか嬉しい気分にさせてくれる。「じゃまだったらどんどん切っていいよ」と言ってもらったのだけど、まだ今のところはほとんど実行していない。

が、欠点もやはりあるんである。私が好きなようにもこの花がお好みらしく、毎日何匹も訪れている。私はこの花の前に洗濯物を干すので、毎回蜂と睨み合い、威嚇し合い(シャーッ)。しかも枯れた花が落ちて洗濯物につくことも多く、いつもよりちょっと一手間かかったり。やはり美しいものには棘があるのだな(大違)
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裏庭の愛しの新人・青紫蘇を見に行ったお嬢が、興奮して私を呼びに来た。「お日さまみたいな花が咲いたよ!」との言葉に、うちにはそんな花はないはずといぶかりながら外に出てみれば。
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なにこれ。

ちょうかわいくない。

ジャングルでいきなりラフレシアに出会った人って、きっとこんな気持ち。

やっぱりお隣さんからのもので、これはお言葉に甘えてぜひ切らせていただきたいが、触るのも怖いような気がする。

人それぞれの美_b0059565_4542991.jpgとにかく目をそむけたくて上を見れば、これまたかわいくないものが。
我が家の松の木の花(?)。なんか毛虫が集まってるみたいだよ……

お嬢は両方とも可愛いと喜んでいる。親子といえども、その美意識には深くて越え難い溝がある。

この怖い花、Passifloraというそうです。日本名はトケイソウ(時計草)。時計の文字盤に似てるからということで。英名はpassion flowerで、これは情熱のパッションではなく、雄しべの形状を十字架に見立てて、キリストの受難を表しているそうです。



人それぞれの美_b0059565_525781.jpg本日のおやつ、ストロベリームース。余っていたいちごと生クリームを使いたくて作ってみた。やはり本日一緒に作ったいちごソースをもかけて。

私の献立のぽりすぃは、ひたすら”使い回し”。今日のは卵白をメレンゲにして混ぜるやり方だったので、余った卵黄が1個。はてさて、これを使いきれるものは何か、とレシピをめくって次のメニューを考える。

by senrufan | 2005-04-24 06:52


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