食は和にあり

はまってしまってとうとう全巻を読み終えた、池波正太郎著「剣客商売」全16巻。番外編2冊はまだ読んでないが、取り急ぎ各巻最低2回ずつは読み、まだ全然読み足りない。内容は覚えたものの、文章の上手さを芯まで味わうには、相当数読み返しても果てがないような気がする。

池波氏の作品の楽しみは文章だけでなく、中に出てくる食べ物にもある。出てくる献立のとにかくおいしそうなこと! 和食の原点であり極点でもある品書きばかり。豪華ではなく、周囲にある物を丸ごと楽しむような、旬の素材を味わう、それだけで十分とするような。読んでいるだけでつばが湧いて困った困った。
ありがたいことに、そんな剣客商売の中に出てくる食べ物を再現しようとした読本がある。「剣客商売 包丁ごよみ」がそれである。並べられた料理は100%池波氏の書かれた通りではなく、料理を担当された近藤文夫氏が色々と工夫されていて、写真と池波氏の短文が付いた、目にも頭にもおいしい本となっている。

簡単な作り方も書いてあるので、今日試してみたのが、春メニューのトップにあった豆茶飯。そら豆入りの茶飯である。茶飯というと、お茶を入れて炊くのと、昆布と醤油を入れて炊くのとあるらしいが、この場合は後者。
まずは莢から出したそら豆を軽く煎り、すぐ冷水につけて皮を取る。昆布をしいた米に、水+少量の醤油を加えて炊き、炊き上がる少し前にそら豆を加え、炊き上がった後は5分間蒸らす。
これなら私でもできる、かも、と思ってやってみた。

我が家ではご飯は鍋炊きなので、こういうメニューもなんとかできるな。ご飯炊き専用の小さな土鍋が欲しいとか思ったりする。それに炭を入れて炊くとかやってみたいなあ。(思ってるだけ)
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というわけでなんとか成功した旬のそら豆ご飯でしたが、これ以外では、とても私ごときにはこなせそうにない品書きも色々と。

白魚の卵寄せ椀盛りとか。
鯉の味噌煮とか。
軍鶏鍋とか。
鯰のすっぽん煮とか。

材料も腕も、私などには制限いっぱい無理いっぱい。写真を見ながら白飯を食べて満腹するのが関の山。

それでも作って食べてみたい一品が、鴨御飯というもの。鴨肉の脂身を煮出した汁で米を炊き、その間に別の鍋で鴨の身を水・醤油・酒で煮込む。その後、鴨肉を薄く切って、炊き上がった御飯の上にのせ、刻んだ芹をかけるという内容で、材料さえ手に入れば、何とか形にできそうではないか。
問題は鴨肉。鴨は一体どこで手に入るのか。

……公園に行けばいっぱい歩いてるな。



今日見かけた車のナンバープレート。

 「FSHLADY」

Fresh Lady
Fishy Lady
Funky Small Head Lady
Fame of Shame Lady
えーとえーと、それから(ノッてきたらしい)
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by senrufan | 2005-04-21 05:10 | Trackback | Comments(0)
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