会話も味わう佇まい

「道にこだわりすぎるものは、かえって道を見失う」
   ----- 安部公房
       (日本人、作家、1924年3月7生まれ)


マンガ命なわりにちょー偏食な私が大好きな、羽海野チカさんの「三月のライオン」
将棋界がメインの舞台でありつつ、同時に主人公の零君とその周囲の人間模様が、すごくきめ細やかに描かれていて、
読むたびに毎回きゅんきゅん(死語)して、びちびちっ!びちびちっ!と、外に出た金魚のごとく跳ね回ってしまうんですよ。ええ、変態です。

その零君にとても近い家族が、三日月堂という和菓子屋さんであるという設定なのですが、
昨年、「三月のライオン」と西武・そごうがコラボして、作中に出てくる和菓子を再現して販売する、という企画をやったのですね。
当然のようにソッコーで完売したところ、ファンの声に応えて、
もう一回生産販売してくださったものの、更にそれもソッコーで完売……
まあ、元々海外住まいじゃ、買えるはずもなかったんですけど、ねー。(ぐしっ)


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それが、なんと! なんと!
貴重なマンガ友達のKさんが、日本に行かれた際に、らくがん詰め合わせの「ふく福たから箱」を購入され、しかもご馳走してくださったのであります。(激感涙)
可愛くて食べるのがもったいないらくがんでしたが、拝みながらいただきましたです。

らくがんも、お菓子中毒だった子供の頃より、甘いものに弱くなった今の方が美味しくて嬉しいんですよねえ。
不思議な幸せです。

* * * * *

【レストラン】

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月イチペースで続いている、麗しのRさんとの夜デート。
1月・2月と行ったお店がなかなかだったので、続けて2軒の記録、いってみよー。
問題は、暗い店内での撮影がヘタでヘタでヘタ過ぎて、写真がどうしようもないってことだがね……(もう死んだ)

2軒とも、Palo Altoのダウンタウン。
結構なペースでお店が替わる場所なので、とてもウォッチしきれない。(くらっ)(ヘタレ)
Rさんが見つけてくださらなかったら、いつまでも知らなかったであろ。

1軒目なんて、何度も前を通っているのに、隣のクリーニング屋さんしか見てなかったです。
フレンチビストロ、なお店だよ。




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こじんまりした店内は、楽しそうにお食事&おしゃべりしているお客さんでいっぱいだ。
お店の人達も気さくでにこやかで、良い感じ。


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まずはドリンクをオーダーしてから、のんびりメニューを眺めるよ。
前菜、主菜、野菜が豊富で嬉しいよ。

2人なので、量は食べられない。でも、種類は食べたい。
なので、お店のお姉さんのお勧めを聞きながら、前菜やスターターを中心に数品オーダーね。


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最初に出してくれたバゲットとバター、これがまずヒット。
ホイップしたバターに、刻んだブラックオリーブが入ってるの。
ふんわりと塗りやすく、オリーブの塩辛さが良いアクセント。


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まずは前菜メニューから、Gratin of Winter Squash
かぼちゃとリークに、ナツメグで風味をつけて、Comtéチーズをのせて焼いてある。

想像してたグラタンと違って、ちとびっくり。
すごく薄い、つか、スキレットの上にグラタンを薄く伸ばして焼いた感じ。深さ3mm。
チーズ風味が効いたポレンタみたいだよ。

すごく濃厚なので、ちょっとずつ。
パンにのせて食べても美味しそう。


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前菜からもう一品、Leeks & Crab
リークの輪切りに、セロリルートと蟹のRemouladeマヨネーズ和えをのせて、焼いたリーク(多分)の細切りをどさっ、とね。
パプリカ風味のソースも、お皿にね。

火を通してとろとろになったリークの優しい味に、にっこりだ。
蟹サラダも程好いセロリの混ざり具合で、くどくない。
焼いたねぎの香ばしさが加わって、トータルでも旨し。


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前菜からの3品目、Roasted Button Mushroom
名前の通り、ほんとにボタンみたいなマシュルーム。
贅沢にエスカルゴバターで焼いて、クランブルをかけてある。

マシュルームのしこしこした食感が気に入った。
エスカルゴバターは、エスカルゴかどうかまではわからん味音痴なれど、バター風味が豊かで良かったよ。


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スターターから、Ricotta Gnocchi
最初は頼むつもりはなかったのだけど、お店のお姉さんがやたらと勧めてこられたので、頼んでみた。
ニョッキとマシュルームにポーチドエッグをのせて、ブラウンバターたっぷりのソース。

これが、予想していたニョッキと違って、もちもちしてて、んまかったー。
表面が焼いてあるのも、香ばしくて良かったし、卵が絡んだ味もぐっどなり。
バターだくのソースが不安だったけど、口にしてみたらクド過ぎず。


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メインから、ベジタリアン向けの品を一品。
Assiette Jardinière、季節の野菜セレクション。

ケールが焦げすぎてね?と思ったけど、まあ良し。
玉ねぎのピクルスが入ってたり、下に敷かれたオーゾにレーズンが混ざってたりして、味も食感もバラエティに富んでいて、楽しかったメニューだよ。


スペースが限られているので、隣のテーブルともかなり近いけど。
お互いの頼んだものを見て、それは何? どんな味? なんて聞きあったり、それにお店のお姉さんが加わったりして、そんなアットホームさが嬉しいよ。
旬の素材を上手く使ってのメニューにも、好感大。

またぜひ行きたいけど、旦那とより、お友達とのディナーがいいなあ、と思ったのはなぜなんだ。(なぜ聞く)


Zola Restaurant
565 Bryant Street
Palo Alto, CA 94301
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by senrufan | 2016-03-07 14:04 | Trackback | Comments(0)
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