求める光の在り場所は (18)

「絵を描くことは、自分自身を発見することだ。
よいアーティストは誰も、その人自身を絵に描いている」
   ----- ジャクソン・ポロック
       (アメリカ人、画家、1912年1月28生まれ)


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1年ちょっと前、ベイエリアにかなりの規模のストームが来た後、裏庭にきのこが群生したという記録は、こちらです。
で、今年はその場所に、全部のきのこを合わせた大きさの、巨大きのこが生えました。

写真だと大きさがわかりにくいですが、これ、私の顔よりデカいです。
指を思いっきり広げた手より、一回り以上デカいです。

これがポータベロマシュルームだったら、さぞかし食べでがあるのになあ、と指くわえモード。
しかし、毒きのこを摂った時の苦しみぶりはハンパないらしいので、ぐっと我慢の子であります。

* * * * *

【旅行】

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ワルシャワで食べたピエロギ。
小さいギョーザが幾つか出てくるかと思ってたら、一つにまとめられていて驚愕。


1月最後の日記。
なので、プラハ&ワルシャワ旅行記も、なんとか今回を最後にしたいなと。
食べ物記録を、ぎゅっ、と詰め込んでみるですよ。
って、食べ物記録というより、食べ物に関する個人的感想、です。

途中、ちょっとあからさまなおシモの話もあったりするので、
そういうのがお嫌いな方、食事中の方は、どうかこれ以上はお進みくださいませんように。(懇願)




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プラハ城下で売っていたフライドポテト。
ちょー油!ではありましたが、んまかったー。


頭ではわかっていたことを、現地に行ってみてしみじみ実感したのは、
カリフォルニアだからベジィな生活ができるんだな、ということでございます。
や、それ何回ゆってるの、てなもんで、そんなのは国内旅行してもわかることなんですけど、
それにしても、あの寒い痩せた土地で、青果を育てる・買うことがどれほど難しいか。

レストランで出てくるサラダは、間違いなく輸入物。
名物料理は、肉の煮込みや魚、ポテト、穀類が中心です。

でもって、普段はスムージーが大好きな私でさえ、あの寒さの中では、そういったお料理がすんごく美味しかったのです。
元々、ロシアやポーランドの素朴で温かみのある料理が好きではありますが、温帯ベイエリアでは、それほど恋しくなることもなく。
それが旅行中、お肉のシチューや蒸しパンなどを毎日食べても、全然飽きずに美味しくいただけていたのは、その土地にいる間の身体が欲していたのでありましょう。


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そして、チェコビールが、んまいのです。(こんなのとか)
特にピルスナーが有名だそうで、時間があったら醸造所見学もしたかったのですけどね。
すっきり系もあれば、コクウマ系もダーク系も、更にはダークと見せかけて、実は黒砂糖を使ったビールとか。

そして、ビールの安いこと。
プラハ空港に着いてから、お嬢の飛行機が到着するまで、空港のカフェに入ったんですよ。
そこのメニューで、ビールが一杯19コルナ。水ボトルが一本49コルナ。(うろ覚え)
水よりビールが安い国。(愕然)

身体が冷えるんじゃね?と思いきや、熱い煮込み料理に合うんですなこれが。
ビール好きの旦那はもちろん、お嬢も私も、毎晩のようにビールをいただいておりました。


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Knedlíky(クネドリーキ)。
小麦粉と卵、牛乳で作った生地を茹でたもので、蒸しパンみたいでうまうま。


ただまあ、身体がいくら欲しがったからといって、すぐに内臓が適応してくれるほど若くない我が身。(くっ…)
旅行に行くと大抵、いつもは食べないものを食べることになるので、
翌日ぐらいには、あれこれ排出が。
目やにや口内炎程度ならいいのですが、大体下したり、ひどい時は吐いたりするという、
内側の闘いの一幕が、必ずあるのでございます……
でもそうやって、一旦反応&闘いを起こした後、翌日からは大丈夫になるので、身体ってエライよなあ。

そんな話を書きながらの料理写真記録って、我ながらどーなんだ。


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仔牛のカツレツ、自家製ポテトサラダ添え。

例に漏れず、プラハでもそういう一日があり、旦那とお嬢には大変迷惑をかけました。
が、その翌日からは、これまた例に漏れず元気になったのはいいものの、
今度は、ぴたっ、と日々のお便りが止まってしまわれて。

お肉の食べ過ぎと寒さで、身体がびしっ!と締まり過ぎてしまった状態。
一日、また一日と、その重さと苦しさが募る日々。
なんつって、観光している間は、楽しくて忘れてるんですけどね。


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チェコ風サーロイン、ザワークラウト添え。

とにもかくにも、身土不二。その土地で取れるものをいただくこと。
そういうポリシーを持っていなくても、自然と身体は欲しいものを見つけてくれるのだ、と。

中欧で数ヶ月過ごせば、こんな私でも、ベジ?それナニ?状態になるのかもしれません。
もしくは、中欧での菜食生活の形を模索することになるのかも。
それは、私的にはちょっとわくわくするアイディア、だったりします。


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Svíčkova na Smetaně(スヴィチコヴァー・ナ・スメタニェ)。
仔牛のヒレ肉の煮込みで、サワークリームとベリージャムをつけて食べる。


さて、これだけではナンなので、個人的に一番思い出に残った食べ物のご紹介。
料理じゃなくて、お菓子です。

Trdelník(トゥルデルニーク)という、チェコ名物のドーナツ? パン?
屋台でもお店でも、あちこちで見かけましたです。


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こんな感じで、大きな串に巻いて焼いてありまして。
初めて見た時は、バームクーヘン!? と思ったです。

外側に砂糖をまぶしてあるので、そのまま食べてもいいですし、
中が空洞なので、何かのソースを入れても良し。
チェスキー・クルムロフ歴史地区で、お嬢と一緒に入ったカフェで、焼き方を拝見することができました。


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生地を適量手にとって、細長く伸ばします。


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その蛇ヘビを、金属のロールにぐるぐると巻きつけます。


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巻きつけた後、ロールを力強く台上で回転させて、生地を平らにするんですね。


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そして、コンロの上でじっくりと焼成。
こんがりと焼けたら、出来上がりです。


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焼き立てトゥルデルニークの美味しいことったら。
もっちりとした生地を、あちち、と言いながらちぎって、口に運んでうっとりです。

我々はチョコレートクリームを中に塗ったものをお願いしましたが、
ほかにはアーモンドをまぶしたもの、シナモンシュガー、プラムジャム、バニラクリームなどがありました。
ああ、もう一度食べたいなあ。

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長々と、ほんとに長々と続いたチェコ&ポーランド旅行記も、これにてようやく終了です。
振り返って一番思い出すのは、あの身を切られるような寒さって、それでもいいのか自分。
おかげで、年末に訪れた雪のグランドサークルで、
こんなのワルシャワの寒さに比べたらへでもないわ、と思えるようになりました。うん、成長した。

乗り継ぎの関係で、往きも帰りもロンドンに一泊したのですが、その記録は割愛です。

つーことで、次は昨年11月の日本旅行記録へ、そして年末年始のグランドサークル旅行記録に移ります。
……2016年中に終わるんだか、なー……(銀河より遠い目)
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by senrufan | 2016-01-28 10:30 | Trackback | Comments(0)
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