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「人の世に三智がある。
学んで得る智、人と交わって得る智、みずからの体験によって得る智がそれである」
   ----- 島崎藤村
       (日本人、作家、1872年6月25日生まれ)


Gay Marriage Backers Win Supreme Court Victory

米連邦最高裁 全州で同性婚認める判断

歴史的な判決が出た、と思います。
なんというか、あまりに重大すぎて、いまだ実感が沸かない感じです。

自分の中のどこを探っても、同性愛に反する気持ちを見出せない私にとって、
なぜ同性愛というトピックに対して、これだけの反感と嫌悪感が噴出し続けるのか、
どうしてもわかりきれないところがあるせいで、いまいちピンときてないんだろうなあ、
と思っているところでございます。


誰かが誰かを大切に思って、一緒にいたいと願うことの、何がいけないのか。
誰かが誰かを大切にして、その姿を目にする時に感じる喜びの、一体どこが悪いのか。
今まで目にしてきた反同性愛コメントや記事で、この疑問への納得できる答えを私に出してくれたものは、一つとしてありませんでした。

自分の子供がそうなったら、わかるわよ。
そんなことを言われたこともありましたが、それに対する私の答えは、

娘が同性愛者でも、私達は何も変わらない。
彼女が大切にしたい人を見つけたとしたら、それを私が喜ばないわけがない。
ただ一つ、まだまだこの世界は、同性愛者に対して優しい場所ではないから。
彼女が進む道の石ころを取り除いてやりたい、という親心からすれば、
異性愛者=マジョリティである方が楽だろうと言わざるをえず。
それが悲しい、ということしか、私にはわからない。

そういうやりとりをしたのを覚えてます。


でも、今、アメリカという大きな国が認めてくれました。
これは、この世界にとって、ある方向への大きな牽引力になることは間違いないでしょう。

勿論、この判決によって、全国民の心の中から、同性愛差別の気持ちが消える、なんておめでたい夢を見ているわけではありません。
それが不可能なことは、公民権運動から現在に至るまでの、人種間の軋轢の歴史を振り返れば、あまりにも明らかです。

ですが、憲法はそれを認めないのだ、と。
それは法に照らして、間違っていることなのだ、と。
数え切れないほどの格差や差別に満ちた世界で、それでも、自分が本当にどうしようもないことに対して受ける苦難について、この社会ではそれを正義とはしないこと。
それが、どれほどの心強い支えと希望になってくれることか。

貴方の思いは、何も間違っていませんから。
どうか、思いっきり幸せになってください。

言われる人にも、言う人にも、この上ない喜びである言葉が、
いつかそうでない言葉を圧倒する規模で、この世界に溢れる日がくることを、
心から願ってやみません。


President Obama FULL Speech: Same Sex marriage ruling is 'a victory for America'



* * * * *

【個人的事情】

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4月に再開してくれたtamachanレストラン。
その感動の余韻が残るうちに、5月も早めに訪問したんだよ。

この時のメンバーは、こっぺちゃんと、初訪問になるKさん。
お二人をそれぞれ紹介して、早速始まる、楽しいおしゃべり。
冒頭写真は、その時に見せていただいた、Kさんお手製の美カードです。(うっとり)

その間に、手際良くお食事の準備を進めるtamachan。
良い香りが漂ってきて、あああ、お腹が鳴ってるよお。
今月は洋食メニューなんだよね。(わくわく)




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最初に出してくれたのは、ココナッツミルクのカレー風味スープ
Broccoli rabe、ポテト、ベルペッパー、にんじん、玉ねぎをココナッツオイルで炒めて、ココナッツミルク風味のカレースープに仕立てた一品。

tamachan製スープは具沢山で、これ一つでメインにできそうなボリュームと満足度。
とがってない、程好い辛さとスパイスで、更に食欲が沸いてくる。


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春の彩り、アスパラ&オレンジ入りサラダ
素材の良さを生かした、あっさり美味サラダだけど、フィグ風味のバルサミコを使っているところが、さすがです。


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そして、メインプレートの登場だーい。
コロッケに玄米ご飯と副菜付で、豪華&ボリューミーな一品だ。


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コロッケの中は、なんともちきび。
玉ねぎを炒めて、アーモンドミルクでもちきびと一緒に煮たんだって。
しかもこちら、揚げじゃなくて焼きコロッケだから、みっちり中身とさくさく食感の両方が楽しめるようになってるよ。

隠し味のひよこ豆味噌とかミルクとか、さすが!な発想とお味に大満足。
添えてあったガーリック風味のトマトソースも、んまあああい。


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付け合せのズッキーニのローズマリーソテーも、嬉しいね。
沖縄の塩、ぬちまーすで味付けしてあるというこちら、ズッキーニの甘みが良いのだよ。
そこにローズマリーが絡んできたとなれば、私の好みにどんぴしゃだ。


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いつもデザートには歓声を上げてしまうのだけど、今回も爆発しましたよ。
この美しすぎるストロベリースープを見てください。

ストロベリーのピューレに、水切りした自家製豆乳ヨーグルト。
さらりとかかったハチミツと合わさって、デザートチーズっぽい風味もね。
お腹いっぱいだったのに、お皿を舐めるようにして、最後までいただきましたです。


はあぁ、5月もお腹いっぱい・胸いっぱい。
そしていつもながらの楽しいおしゃべりで、美味しさが更に増えるんだ。
食事を中心として、環境もひっくるめての上等の「食べ物」を提供してくれるのが、私にとってのtamachanレストラン、なのだ。


 tamachanレストラン訪問記録 : 
   2013年:グランドオープニング 5月 7月 11月 12月 
   2014年:1月 2月 3月 4月 5月
   2015年:4月
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by senrufan | 2015-06-25 09:01 | Trackback | Comments(4)
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Commented by ustomi at 2015-06-27 10:28
miyukiさん;今日の最高裁判決は 全国民の意思かなかなー考えますが、でも絶対必要な方も居るのでしょう。

さて たまちゃん レストラン再開喜ばしいですね
ところで冒頭の 島崎藤村 好きです が 彼は中々ハンサムで有ると共に 女好きでは、姪とただならぬ関係、又教え子とのスキャンダル、これは特異の才能のなえる技ですね。

今日の チニジェア 惨劇お送りします、又 大阪アップしました。

http://www.reuters.com/article/2015/06/27/us-tunisia-security-idUSKBN0P61F020150627
Commented by Miyuki at 2015-06-28 13:05 x
*tomiさん
全国民共通の意思、というのはほぼ在りえないことですよね。なので憲法と司法機関の出番となるわけで。
結婚という形態が必要な場合も色々ありますし、何より、異性であれば普通に選択できることを、同性ではできないということが問題だったんですよねえ。

島崎藤村、そうでしたね。才能があればいいってもんじゃないでしょーが、と言いたくなる人達、結構いますなあ(笑)

チュニジア、本当に大変なことですね……以前はあの国でテロなんて考えられなかったことですのに。
Commented by ノンノン at 2015-07-07 13:26 x
私のアメリカ人の友達のうち、少なくとも6人はヘテロセクシャルではありません。もっといるのかもしれませんが、相手が言わなければわからないので。この6人は、友達としてすごく親しくなってから「え~っと、(話がこんがらがるから)言うんだけど」とか「え、知らなかったの?(笑)」とか言って話してくれました。3人は男性で3人が女性です。そのうち、男性1人と女性1人は、ご両親に話したときどうだったかを教えてくれました。ふたりとも「そうなの?(でもそうじゃなかったらよかったのに…)」という感じだった、今でも「そうじゃなかったらいいのに」と思っているみたいだ、ということでした。それで、ご両親の「そうじゃなかったらいいのに」という思いがなくなってほしいと、これもふたりとも同じことを言っていました。
最高裁の判断が出て、本当によかったと思います。
Commented by Miyuki at 2015-07-07 13:38 x
*ノンノンさん
そう、意外と周りにはおられるのではないかと思うのですけどね。ノンノンさんのお人柄と友情の証ですね♪ 娘など、今まで会った中で一番素敵だった同級生がゲイで、せめてバイになって! ごめん無理! というやりとりをしたそうですよ(笑)
うんうん、実はお友達以上に、ご家族との和解(?)が大変なのでは、と想像します。それも、幸せになってほしい一心だったりしますからね……難しいですよねえ。
最高裁の判決、実はかなり綱渡り的な内容だとしても、すごく大きな後押しであることは間違いなく。ノンノンさんのお友達の方々にも、ご家族との関係に前進をもたらしてくれますように(祈)


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