求める光の在り場所は (2)

「誰かを心から助けると、かならず自分自身も助けられている。
これは人生でもっとも美しいお返しである」
   ----- ラルフ・エマーソン
       (アメリカ人、思想家、1903年5月25日生まれ)


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Memorial Dayの三連休、いかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家はといえば、昨年の5月26日、大いに祝福されて誕生した友人夫妻のご長男が、めでたく1歳のバースディを迎えたので、
そのパーティにお呼ばれしてきましたよ。

柔らかな笑顔、ふくふくとした手足、どこをとっても愛らしくて愛らしくて。
そして、素敵なご夫妻には、素敵なご友人が集まってくるのは、自然の理。
旦那様の美味な手料理に感嘆しつつ、楽しい時間を過ごさせていただきましたです。

ちなみにご子息は、我が家の結婚記念日にご誕生。
つまり、彼が大きくなるにつれ、旦那と私の歴史も積み重なっていくということですが、
もうすっかり脳内は、この日=天使の誕生日で置き換えられてしまった感があり、
やばいなー、まいっか。(1秒で諦め)

今回、24回目の記念日だ、と言ったら、結婚7年目ぐらいの友人から、
「よく24年も結婚してられるよね!」
と、あっかるい笑顔で言われたのが思い出です。
うん、なんとかなったわ。全部、旦那の人徳のおかげだわ。(潔く)

* * * * *

【旅行】

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旅行記を書くにあたって、大変聞き苦しい言い訳をお許しくださいまし。

今回の旅行は、「地球の歩き方-チェコ・ハンガリー・ポーランド編」に大変お世話になったんですよ。
現地でいろんなガイドツアーに申し込めば、効率良く回れて、いろんなことを教えてもらえるので、ほんとは片っ端からお願いしたかったところですが、そうは問屋ならぬ財布が卸さない。

なので正直、結構無駄が多かったり、色々見逃してたりした旅行でしたが、
それでもガイドブックのおかげで、毎日楽しく歩き回れましたし、特に載っていたトラムやメトロの地図は、プラハでは本当に役に立ってくれて、何度も拝んでおりました。
一方、ワルシャワの交通地図には、幾つか間違いがあったんですが、あれは報告した方がいいのかな……まいっか。(こればっか)

で、その貴重な記念すべきガイドブックをですね、最終日に博物館に置き忘れた人がいましてですね……
幸か不幸か最終日でありましたし、私もそのテのポカミスはいくらでもあるヤツなので、仕方がないっちゃー仕方がないんですが、
こうやって旅行記を書くにあたって、全然インフォがないことに愕然です。(真っ青)

なので、すでに霞んでいる記憶や、ネットで拝見した説明などの助けを借りつつ、むっちゃくちゃ簡単に進めていくですよ。
つーことで、「読んでもカケラも得にならないプラハ&ワルシャワ記」
まずはプラハ観光の目玉、プラハ城からスタートです。




1. プラハ城(Pražský hrad)

(1) 門

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世界最古の、そして世界で最も大きい城の一つである、プラハ城。
神聖ローマ帝国の昔に首都であった、「黄金の都」を象徴する存在です。
9世紀後半、プシェミスル王家によって建設が始まり、14世紀後半のカレル4世の時代に、ほぼ現在の姿になったそうです。


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プラハ城の出入りには、正面入り口に当たるマティアーシュ門か、東門を使いますが、共に衛兵さんが立っていらっしゃいます。
こちら、1時間おきに交代されるので、その交代式もちょっとした見物。
軍服とか制服とか、2割増しハンサムに見えるんですよね。(ミモフタ)


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門を通って入っていくと、中庭や広場、そして荘厳な建物に圧倒される風景が広がります。


(2) 聖ヴィート大聖堂

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壮大すぎて、素人カメラに収められませんよ、な建物がこちら、ゴシック様式の2本尖塔を持つ、聖ヴィート教会です。
14世紀前半に建築に着手、一応の完成とされたのは、なんと1929年だそう。ガウディみたいだな。


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第3礼拝堂の中に入れるのですが、その広さと静謐な空気は勿論のこと、左右のステンドグラスが素晴らしいのでございます。


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使われたガラスは、4万枚。
チェコが誇る芸術家、アルフォンス・ムハ(ミュシャ)の作品もあり、差し込む光で作られる幻想的な眺めは、飽きることがありません。


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とにかく雄大な建物で、どの側面から見ても、ゴシック建築の究極の美。
完成までに数百年を要したのは頷けます。


(3) 旧王宮

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大聖堂の向かいにあるのが、旧王宮。
12世紀に建てられ、その後、オーストリアのハプスブルク家の支配に下るまで、歴代ボヘミア王の居城だった場所です。
現在はこちらで、チェコの大統領選挙が施行されているとか。


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また城内の一部が王宮美術館となっていて、「プラハ城歴史物語」が常設されています。
旦那が好きなレンブラントや、お嬢が好きなフランドル派絵画も展示されていましたよ。


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(4) 聖イジー教会&広場

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レンガ色のロマネスク様式の建物が、聖イジー教会です。
10世紀初頭に建てられた後、何度も破壊・再建を繰り返してきたそうで。


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教会の後ろに見える尖塔が、聖イジー修道院のもの。
バロック様式で建てられた、ボヘミア最古の女子修道院だそうです。


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聖イジー教会を背にすると、正面に見えるのが、聖ヴィート大聖堂の後姿。
この大きな建物にぐるりと囲まれたのが、イジー広場です。
どの方角を向いても、全部違う様式の建物が見られる場所ですね。


(5) 黄金小路

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こちらは有料だったので、見学はできなかったのですが、雨の夕方に、ちょこっとだけ歩けた小路。
細い石畳の小道に、カラフルなお店が並んでいて、お土産を買うにも良い場所でした。


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神聖ローマ皇帝のルドルフ2世が、錬金術師達のパトロンとなり、ここの家々に住まわせていたそうで、当時の錬金術師の部屋の様子などが見られるそうです。
うち一軒は、やはりチェコが誇る作家、フランツ・カフカが、仕事場として使っていたそうですよ。


(6) 旧登城道

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城下の最寄の道路から延々と続く、石畳の坂道。
この道を登ったり降りたりして、プラハ城に通ったわけですが、ここからの眺めが素晴らしいのでございますよ。


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こうやって写真にしてしまうと、どれもこれも同じに見えてしまうんですけどね……(くっ…)
それなりの距離がある道を歩く間、改めてこの街が、世界で一番美しい街の一つと言われる理由を噛み締められる風景に、ずっと惚れ惚れしておりました。


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それでも、やっぱり城なんだなあ、と思うのが、側面に開いた穴は、敵への攻撃の為だったと思われるので。
大砲が展示されていて、子供達が楽しそうによじ登っているのを見ながら、平和っていいなあ、と思った年寄りです。

あと、すんごい余談になりますが、芝を買っていたルンバ君は↓です。


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(7) 全景&夜景

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世界最大の、と言われても、いまいちイメージがわかなかったのですが、
ヴルダヴァ川(ドイツ名:モルダウ川)にかかる橋の上から見た時に、いやはや、確かに大きいわ、とな。


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見所満載なので、きちんと全部見ようとしたら、プラハ城だけで3日は必要かも。
それだけの価値がある場所でもあり、そうできなかったのが、いまだに残念であります。
ほんとに、もっと、ずっといたかったですねえ。(ため息)


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観光都市だけあって、夏場はかなりの場所がライトアップされるそうですが、冬場はそれほどでもなかったかな。
でもプラハ城はやっぱり、一年を通して、夜にも輝く場所のようで。
へっぽこな私、またもや全然満足のいく写真が撮れなかったのですが、いいんだ、心のカメラに焼き付けたから……(そして日々霞んでいくという)


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by senrufan | 2015-05-25 10:56 | Trackback | Comments(4)
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Commented by ustomi at 2015-05-28 14:52
miyukiさん;
やはり プラハの街はどこを切り取っても芸術ですね
私たち3日間居たのにずいぶん行ってないところあります。
夫が チャイナ料理とそればかり探すんですよー
それで時間がとられてね、そのうちにすき焼きや見つけてあすこに入ると言います それで値段を聞いたら一人前 100ドルくらいでね ヤメー、腹が立ちます
ピザでも良いじゃないかと言いますのですが聞かないの チャイナが食べたいと チェット舌打ちしたくなって、そしたら私路地裏に小さい持ち帰りのお店を見つけて、漢字を書いたら ワカラナイ?英語を言ったらワカラナイ、どうすりゃいいのさ といいます気分でやっと買った中華、面倒だわ。

でも昔 「プラハの春」といいます映画を イヴ モンタン主演で見ました、ソ連軍が侵攻してきてね彼は解放運動の主人公で、色々な拷問を受けながらも戦うんです が 見ていてソ連軍が嫌いになった と言います思い出、それで何方が 地球の歩き方忘れたの?
お答えは良いです、大体見当は付きます(笑い;。
Commented by Miyuki at 2015-05-29 11:46 x
*tomiさん
プラハは本当に綺麗な街でした~。
だから行きたいところが多すぎて、私達も数日では全然回りきれず、今でも悔いが残ります。
あはは、旦那様、中華がお好きなんですか! でも旅行先で、いつも食べている料理が恋しくなることはありますよねえ。
中華料理店も、少しずつ増えているんだろうなあ、東欧。

プラハの春の現場となった広場も行ってきましたよ。今ではそんな名残は欠片もない、にぎやかな通りでした。
「地球の歩き方」……はい、聞かないでやってくださいまし。(しくしくうううう)
Commented by むしの日 at 2015-05-30 10:22 x
あぁプラハ!美しい町並みをMiyukiさまのレンズを通して再び見ることができ、うっとりしております。世界に美しい街は沢山あると思うのですけど、今回miyukiさまの写真をみて、プラハは大きく広がる空に浮かぶ様々な表情の雲を、みっちり地面で受け止める街並みのバランスが素敵なんだなぁと思いました。続きの旅行記、楽しみにしています♪
Commented by Miyuki at 2015-05-30 14:48 x
*むしの日さん
いやいや、相変わらずヘッポコ写真ばっかりで、せっかくの綺麗な街をまともに撮れてないんですが(号泣)
おおお、さすがのお言葉! あー、やっぱりむしの日さんの詩的な表現、大好きです~~、憧れます~~。こーれは続きをがんばらねば。たとえガイドブックがなくなっても……なくなっても……


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