「妥協とは、自分が一番大きいのを手に入れたと誰もに思わせるように、ケーキを切る技術である」
----- ルートヴィヒ・エアハルト
(ドイツ人、政治家、1897年2月4日生まれ)
面白Tweet、拝見しました。
「英語字幕のヤクザ映画見てたら、ピストル持ったヤクザが
「なんぼのもんじゃい!」って言ってるシーンに「How much?」って字幕でた。」
ほかにも、
「親分!」 → 「Hey, Boss!」
「どこの組のもんじゃ?」 → 「What's your class?」
などがあったそうですよ。(オオウケ中)
Google翻訳も刻々とクオリティを増しているようですが、日本語もぜひ。
一日も早く。(モノリンガルの切実願望)(その前にテメエが英語を学べ)
「言語の壁を超えた通話」が楽しめる、スカイプの新サービスがスゴイ!
* * * * *
【レストラン】
2月3日は、節分の日。
現在また独居老人ホームと化している我が家では、豆まきする気力もなく、
豆を食べるぐらいはやろうかな、でも年齢分食べるのは大変だな……(遠い目)、
なんて思っていただけだったんだが。
たまたまこの日に、ゆみたちさん&こっぺちゃんと行く予定にしてたお店が、
なんとも節分にぴったりだったという話。
それはね、
寿司ブリトー。
海苔&ご飯に、あれやこれやの具をのせて、ぐるりと巻いて食べるもの。
まあ、アメリカーンなクールな名前がついても、私から見れば、普通に
太巻きって呼んでくれ、みたいな。(身も蓋も)
これを、恵方巻きのつもりで食べればいいじゃない。
こちらの寿司ブリトー店は、数年前にサンフランシスコにオープンして以来、かなりの人気で、
ランチ時にはいつも行列、ということは聞いていて。
何かの機会に行ってみたい、と思いながら、いつのまにやら早数年。
めでたくも、近くの街に来てくれたのでありました。(拍手)
まだ仮オープン中だというこちら、出来たのは、
あのバーガー屋さんのお隣で。
開店の少し前に着いたんだけど、すでにお客さんが数人待っている。期待されてるなー。
ドアが開いて、入ってみたら、縦に細長い造りで、2人がけテーブルが幾つかと、窓際に数人座れるカウンター。
寿司の種類は、8種類。
巻き巻き担当のお兄さん2人に、直接お願いして、その場で巻いてもらったのを、
紙に包んで箱に入れるお兄さんを経由して、レジのお姉さんにお支払いしてから受け取る、という流れ。
それをお客さん一人ひとりにやっていくので、行列にのんびり並ぶことになって、ちょっとフードトラック的な印象も。
どんな風にやってるんだろ、と興味津々で見てみたら、シリコンのようなシートの上に、海苔とご飯が板状にのせられたものが何枚も。
へえぇ、これは機械か何かで伸ばして作っているのかな。
そして、注文のブリトーの具を上にのせて、シート巻き簾(
これとか?)でよいしょっ、と巻いていくんだね。
余談だけど、私もシリコン巻き簾、持ってます。
巻きやすさは竹に軍配だけど、洗いやすいのが良いところ。あ、個人の感想です。
紙で巻く係のお兄さんに、ここで食べるのか、それとも持ち帰りか、と聞かれて、
お店で食べると行ったら、箱に入れられたよ。
持ち帰りで、と言うと、これが紙の袋になるらしい。
こんな感じで、2つに切られてサーブされた寿司ブリトー。
なので、半分はそれぞれで食べて、残りの半分は2つに切って、みんなで交換し合ったの。
ゆみたちさんが、お店のお兄さんに、4つに切ってくださいとお願いしたんだが、断られたって。
寿司が崩れやすくなっちゃうから、かなあ。
で、それぞれの注文の品は、こちらから。
ゆみたちさんオーダーの、
Sumo Crunch。
海老の天ぷらに、蟹のすり身、キャベツ、きゅうり、アボカドが入ってる。
ソースはSriracha Aioliで、マイルドに辛いマヨネーズ。
裏巻き寿司で、外側になったご飯につけられた赤いものは、Red Tempra Flakes、って何。
とりあえず、見かけはとびこなんだけど。
蟹が本物かどうかはわからんが(味音痴)、食べ応え十分で、んまかったー。
こっぺちゃんのお寿司は、
Salmon Samba。
アガベと醤油で下味をつけて焼いた鮭と、アスパラガスの天ぷら、きゅうりのなます、レタス、アボカド、Pepitas(かぼちゃの種)。
これに、ちょろっとワサビと、テリヤキ風味のマヨネーズ、かな?
うん、これも美味しい、美味しい。
マヨネーズとご飯が合うなんて、子供の頃には思ってもいなかった。(しみじみ)
んでもって、私のはベジタリアン向けメニューで、
Buddha Belly。(南無南無)
ピリ辛味付けの茄子、ポータベロマシュルームのフライ、にんじん、ケール、アボカド。
ソースは、Roasted Garlic Tofuだって。
これもなかなかだったんだけど、味が薄めな分、辛さがとがって感じられたのと、
マッシュルームのフライのせいか、油っこさが気になったかな。
ベジタリアンサンドイッチで、茄子&ポータベロはとても良くあるメニューで大好きなんだが、
パンならともかく、ご飯と一緒なら、もう少し変えてもいいかも。かも。
どのメニューにも、何らかの油モノが入っているのは、ボリュームを出したい希望もあるのかなー。
まあ、こっちのSushiの巻物でも、揚げ物入りメニューは結構あるんだったな、そういえば。
営業時間は午前11時~午後3時までという、ソフトオープン中のお店ながら、すでに大勢のお客さん。
Sushiを当たり前に受け入れてくれたこのエリアにいられること、改めてありがたいなあ、と思うよね。
一応、恵方巻きのつもりになって、各自、最初の一口は、今年の方角である西南西を向きながら、大きくあむっ、と食べたです。
でも、これを無言で一気食いしてたら、何のために友達と一緒に来てるんだかわからん、となるので、一口であっさり終了ね。
こちらの記事によれば、恵方巻きをいただく時の本来のルール(?)として、
・巻き寿司を切ってはいけない(縁が切れる)
・途中で喋ってはいけない(祈願が叶わない)
・1本を一気に食べきる(やり遂げる)
があるそうだけど、全部ルール違反してしまって、でも気にしない。(ぐっ)(親指立て)
この恵方巻きの風習は、セブンイレブンが広めたらしい、という
記事も多く見られるようになり。
ほかに、
節分いわしという風習についても、今年初めて知ったです。
こんな風に、毎年一つずつ、どこかの企業が仕掛けた風習が加わるのなら、
10年後の節分には、一体一日で幾つこなすことになるのやら。
Sushirrito
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