季節の備えは身体から

「ヒーローと呼ばれる人たちは、その過程で必ず抱えてきた多くの問題を克服している。
子どもたちにとっては、人生の最高の教科書だ」
   ----- セルゲイ・ブブカ
       (ウクライナ人、棒高跳び選手、1963年12月4日生まれ)


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先日、我が家で行われた宴会。
とあるイベントメンバーの打ち上げだったので、お祝いということで、
蕎麦花さんの手打ち蕎麦を、どーん!と10人前注文させていただいたです。
打ったばかりのお蕎麦を、わざわざ届けてくださったところで、すでに感涙モノ。

蕎麦せいろが足りないこともあって、まとめてザルで出したのですけど、
全員椅子から立ち上がって、我先に箸をのばしては掬い取り、
響き渡るのは、「うまーーっっ!!」「むちゃくちゃうまーーっっ!!」の雄叫び。
いやいやいやいや、相変わらず、本当に美味しいお蕎麦でございました。(しみじみ)
10人前じゃ足りなかったね、15人前お願いしとけば良かったなあ、
って言い合った私達@全部で6人です。

蕎麦花さんは今年も近々、年末の年越し蕎麦のご注文を受け付けられることと。
うちは今年の年末は、予定があってオーダーできないので、せめて今月いただくことができて、ほんとーーーに良かったです。うん、泣いてない。

年越し蕎麦のオーダーは、公平を期する為、事前予約は基本ナシ。
12月のどこかで、蕎麦花さんからお客様に、予約についての一斉メールが送られるので、即座にメールでオーダーするという仕組み。
毎年、数時間も経たないうちに完売になってしまうという人気ぶりでございます。

蕎麦花さんの年越し蕎麦注文メールを初めて希望される方は、事前にメーリングリストに登録をお願いされることを、強くお勧めいたします。
ご連絡は以下のメルアドへ、どぞ!

soba.hana@gmail.com

今までの蕎麦花さんの記録 : 1 2 3

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【アクティビティ】

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やっばあああい、もう12月ですってよ、奥様!
8月の旅行記録をまだ終えてないって。終えてないって。(エコー)

と言いながら今回は(あっさり)、「マクロベースの会~風邪のワークショップ」に参加した記録をば。
以前、マクロビのFumi先生と鍼灸のMiki先生がコラボされた「更年期ワークショップ」に参加させていただいて、この時のお話が大変有意義だったのね。
風邪の自然派お手当てについては、以前にマクロビクラブのワークショップできっちり教わって、
その時の資料とメモが、そのまま自分的バイブルとなっているのだが。
今回は、東洋医学的視点から見た時の予防や対処法を、両先生から教われたら嬉しいなあ、と思っての参加だったのだ。




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流れとしては、以下の通り。
主にMiki先生がお話しくださって、合間合間にFumi先生がマクロビ視点からの解説を挟んでくださった。

・風邪の種類 
・風邪が万病のもとといわれる所以
・風邪の予防
・風邪の対処の仕方—東洋医学の立場からー
・風邪の程度による対処法の違い
・お家でできること

・マクロビオティックの「お手当」「食箋」の考え方—注意事項
・薬膳スープのデモンストレーションと試食


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風邪という言葉が初めて登場したのは、中国医学の最古の書と言われる「傷寒論(しょうかんろん)」にて、だそうである。
そしてこの時に、葛根湯(かっこんとう)についての記載もある、そうである。

キーワードの一つは、「皮膚」
体温の調節を役目としている皮膚は、同時に身体にとって、毒になるものを発散する役目もあるんだよね。
季節の変わり目にひくことが多い風邪、特に初秋が一番ひきやすいそうなんだけど、
なぜかというと、夏の間、皮膚の汗穴が開いているのが、寒くなってきてもそのままになってしまっていて、寒さが入ってきてしまうから、ということだそう。

最初の症状は、寒気、肩こり、涙目など。
しかして、この手の症状は、気のせいかな、で見過ごしてしまうことが多いのだ。
それが、くしゃみや鼻水が出るようになり、耳が痛くなったり、食欲がなくなったり。
そこまで進んでしまう前に、ちゃんとお手当てしないといかん、のだがなー。


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皮膚でガードできず、寒さが体内に入ってきたのが、「表」の段階。
さらにその下まで寒さが進んできてしまったのが、「裏」の段階。
風邪から発熱した時、「表」までだったら、汗をいっぱいかいて、汗穴の働きを元に戻すことで治るのだけど、
「裏」にまで進んでしまったら、汗を出してもダメなのだ。
その熱を、外に出すか出さないか、その判断も、素人には難しくなってしまうんだって。

この熱も、高熱なら身体が戦ってる証拠だから、むしろあまり心配しなくて良いのだが。
うまく熱を出す体力がなくて、更に裏に進んでしまったら、体内の悪いところにつくのだね。
例えば心臓の経絡(けいらく)に熱がいけば、動悸という形で現れたり、
腎臓の経絡にいけば腎炎の、肝臓だったら肝炎の、別な病を引き起こしかねず。
正に、風邪は万病の元である、ということだ。

風邪の時は、食べ過ぎ厳禁、どころか、むしろ食べない方がいいですよ、というのは、お手当てのWSでも言われたことだけど。
中でも、肉や粘り気のある食べ物(納豆や山芋など)は避けた方が良いんだって。
精をつけようとして、風邪菌にも精をつけてしまう結果になるそうで、なるほどぉ。
あと、胃腸が弱っているので、その手の食べ物で、かえって熱がこもってしまうことになるのだな。
そうだよね、熱を外に出せないが故の発熱なんだもんね。
言うまでもないけど、白砂糖は特にNG。風邪菌にエサをあげちゃうよ。


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本来、夏というのは発散する季節だから、余分な体内の熱を外に出すチャンスであるのだけど。
クーラーがあちこちできいているので、うまく発散できず、体内に熱が残ってしまったりして、
それがまた、寒くなってきてからの風邪と熱の原因になるそうな。

春一番のように、季節によって吹く風は、八方向から吹く「八風(はっぷう)」と呼ぶそうで。
季節に合った風が入るのはOKなんだけど、合わない風が入るのはNG。
気候の乱れも、風邪の外因となっている、というのはわかりやすい話。

陰陽を判断する東洋医学では、その熱が陽性か陰性かによって、お手当て法も違ってくるわけで。
更年期WSでも教わったことだけど、陽に対して陰が足りなくなった熱なのか、それとも陽が増えた熱なのか。
それぞれの熱の場合、咳やのど痛など、症状によってお勧めの漢方薬も教えていただいた。


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締めは、Fumi先生の薬膳食のデモ。
久司先生の作られた「肺のスープ」「薬膳黒胡麻粥」
肺のスープという名前はあんまりですよね、肺を労わるスープとかになされば良かったのに、と微笑んでいらっしゃった。

大根やにんじん、れんこんなど、肺に良いと言われる食材を、ことこと数十分煮込んだスープ。
そのままでいただいても良いし、お味噌を入れて、お味噌汁にしても良いとのこと。
野菜の旨味がたっぷり出た、滋味溢れるスープだよ。


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腎臓に良いとされる黒胡麻粥は、一晩浸水させた玄米&もち米を、水と一緒にブレンダーにかけて、水を足して、足す。
更に結構な量の黒胡麻を乾煎りして、これも一緒にブレンダーで。
こちらも鍋でことこと煮て、とろとろのスープ状態に。


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優しい、優しい、さらさらお粥は、勿論そのままでいただいても美味しいけれど、ちょっと蜂蜜などを加えても。
塩味にしても良いし、これも美味しさと栄養がいっぱい詰まったお粥だね。

いろいろ教わると、風邪が怖くなくなるし、むしろ来い! あれこれ試すから来い!みたいなノリまで出てきたり。(お調子モン)
そうなんだよなあ、と思うのが、今の季節の不摂生は、次の季節の病に繋がる、ということで。
季節を、年齢に置き換えても同じかも。
かといって、ストイックにし過ぎるのは、つまらない。

過ぎることなく、楽しんで。
体力を落とさないよう、予防を考えて。
風邪に罹ったら罹ったで、それが強制デトックスにもなったりね。

自分も家族も、年中行事の一つのように、予防から治癒まで、良い風邪体験をしたいよね。
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by senrufan | 2014-12-04 12:25 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ustomi at 2014-12-07 14:29
miyukiさん; いよいよ12月ですね これもクリスマスが過ぎればもう半分は終わったようなものです と 毎年思っては過ごしています、でもセカナイ、セカナイ、ゆっくり行きましょう どうにかなるさが私の何時もの癖です。

今日はお葬式にでした友人の弟さんが亡くなられて、その次がありまして 親友の母上が90歳で亡くなられて昨日、このお葬式も今年中ですからねる間も惜しんで クリスマスカード書きやら、プレゼントやら考えては前に体がつんのめり状態(笑い)。

おそばは美味しそうですね、晦日そば良いですね、でも私前は
お蕎麦は大丈夫だったんですが、この10年くらい前からひどいアレルギーを起こします、食べて20分後位から心臓が早鐘を打つのです、3回くらい有ったので怖くて食べることが出来なくなったのです と 晦日そばはラーメン。
ドクターに聞いて見るかな それでもアメリカ人のドクターにそばがわかるかしら、 モナック蝶 先週の祭日の前に急遽行きました Pismo Beachまで 3万5千羽いましたが これは期間限定で1月末までです、過去2回外れたので今回は満足の至りです、UP致しましたお暇の折はお越しいただけたら幸いです。
Commented by Miyuki at 2014-12-08 12:34 x
*tomiさん
ほんとに12月に入ってから、毎日が慌しく過ぎていきます。おかしい。私は永遠のゼロ@スケジュールがね、のはずなのに。

お葬式が続くのは切ないですね……そういう時に色々と用事があるのは、かえって良いことかもしれませんね。

そうでしたね、tomiさんはお蕎麦のアレルギーが。ラーメンもいまや世界に誇る和食のひとつとなりつつありますから、年越しラーメンも良いのではないでしょうかっ。
うちの母も65歳になってから花粉症になりましたから、アレルギーは油断できませんね~。東欧では蕎麦の実(Kasha)はとてもポピュラーですし、Buckweatアレルギーはもちろんドクターもご存知だと思いますよ。
モナーク、見に行かれたんですね! はいっ、すぐおじゃましに飛んでいきます!


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