与え合うのは温もりと

「苦しむ時に苦しむがよい。
悩む時には徹底して悩むがよい。
迷う時にはとことんまで迷うがよい。
だが、どんなに苦しみ迷うても、自殺だけはせぬがよい。
若い諸君は、その尊い未来と生命だけは大切にして、生きて生きて生き抜かねばならない。」
   ----- 末川博
       (日本人、法学者、1892年11月20日生まれ)

* * * * *

【レストラン】

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さて、久しぶりにリアルタイム日記なり。

日本には、動物カフェというのがあるよね。
鳥カフェとか、猫カフェとか、鳥カフェとか、鳥カフェとか(願望)
食事をする場所に動物がいる、というのは、保健所的な事柄が色々大変なのでは、と思うけど、
動物スキーな方々には、癒しと憩いの場所であるのだな。

アメリカでは、その辺のルールがどう厳しいかということについて、とんと無知であるのだが、
ベイエリアにも猫カフェができるらしい、というのは、前々から聞いていて。
計画中のサンフランシスコとオークランドの2軒、早く開店してほしいな、と思っていたら、
オークランドのお店が、めでたく先月下旬にオープン。全米初の猫カフェだ。(拍手)

ただ、日本の猫カフェとはちょっと違うというか。
猫カフェ&Adoption Centerであって、基本、ペットとして猫が欲しい人に、
こちらで欲しい猫を選んでもらって、新しい家族として引き取ってもらう、というのが、
一番の目的の場所であるのだな。

カフェの目指すところに感心し、猫と触れ合えるのも楽しみで。
猫スキーなむらさきちゃん、蕎麦花さんと、楽しい猫カフェ&オークランドツアーとしゃれこんできたんだよ。




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お店のWebなどをチェックすると、カフェスペースと、猫と触れ合えるスペースの2つがあるらしい。
猫スペース訪問は、1時間ごとの交代制。
予約して行ってもいいし、ウォークインで訪れても、空いていれば入れるらしい。

午前と午後と、どっちに行こうか迷ったんだけど、猫飼いのむらさきちゃんからの、
猫は午前中の方がアクティブというアドバイスに従って、朝10時に行ってみた。
平日だから大丈夫かな、と予約しないで行ってみた。


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ところが残念ながら、10時は人がいっぱいで。
11時以降なら空きがあるわよ、と言われたので、じゃあ先に食事してから、また戻ってこようと、
その場で12時に予約させてもらったの。

お昼からだと、猫ちゃんズは寝てるかな。
でも、一匹でも触れ合えれば嬉しいなあ。


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12時少し前にお店に着いて、まずはドリンクのオーダーなど。
こちらは、地元オークランドの人気ブランド、Bicycle Coffeeを使ってる。

前に試した時もそうだったんだけど、今回も、私の好みよりはかなり苦くてね。
なので、ミルクで薄めようとしたら、おお、アーモンドミルクが用意されているではないですか。
焼き菓子コーナーにも、ヴィーガンスイーツがちゃんとあったし。
こちらで菜食主義になる人って、動物愛護が動機の人が多いんだよな、なんて、ふと思ったよ。


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12時予約のシールを服に貼って、カフェのレジ&受付の横のドアから入るのだ。
おっと、その前に大事なこと。この場所で気をつけることの一覧を。

・猫に、あなたのところに寄ってこさせること。
 椅子に座って、おもちゃを使って構ってあげるなどして、辛抱強く接してください。

・優しく。
 決して、無理に抱き上げたりしないこと。

・猫は繊細なので、穏やかに、静かに話しかけること。
 室内では携帯電話は使わないこと。

・人間の食べ物や飲み物を与えないこと。

・寝ている猫を邪魔しないこと。

・12歳以下のお子さんは、大人同伴で。

・写真はフラッシュなしで。
 SNSにポストするなら、#cattowncafe、
 もしくは@cattowncafeのタグを使ってください。


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恐る恐る入った室内は、キッズルーム?と思うような内装。
猫用のおもちゃや遊具でいっぱいだ。
中には9匹の猫がいる、と聞いて入ったのだけど、見たところ、動いているのは2匹の黒猫達だけ。
あー、やっぱりオネムの時間だったかなー。


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2匹しか見えない分、子供だったら追い掛け回したりしかねないところ、
さすが大人の皆さんは違います。
お友達同士でいらしている方が多いようだけど、皆さん、おしゃべりは穏やかな小声だし、
にこにこと優しい笑顔で、猫を遠巻きにして見守ってるの。
強引さのカケラも見えなくて、素敵なの。


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猫名人のむらさきちゃんは、早速一匹を手玉に取って、って言い方悪いな、なつかせて。
蕎麦花さんと私に伝授してくれたのは、人差し指でじゃらすやり方。
おお、ほんとだ、ふんふんと寄ってきて、触らせてくれるじゃないですか。(すでに感涙)


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猫じゃらしにも反応、反応。
あーもう、可愛い、可愛いなあ。ほかの言葉がありません。


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奥に小部屋があったので、そっとのぞいてみたら、あ、やっぱり猫のお休みスペースになっている。
あとは、餌と飲み水の。


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猫ルームは外からも見えるので、外を通る人が、猫を見つけて喜んだり、ガラス越しにあやしたり、
一緒にスマホで自撮りしたり(……)。
猫を見て笑顔になる人、を見て笑顔になるワタシ。
動物スキーの笑顔は伝染するのだよ。


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そんな穏やかな時間が、それでも瞬く間に過ぎていく。
ほかの猫もお昼寝から覚めて、室内をうろうろ、人の間をのんびりと徘徊。


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もしこちらで犬か猫を飼うことになったら、Animal ShelterとかHumane Societyに行って、
捨てられた子をもらってこよう、と思うようになったのは、周りの犬猫スキーさん達のおかげ。
勿論、周囲の友人達のところで子犬や子猫が生まれて、それをもらうというのはアリだけど、
ブリーダーさんから買うよりは、居場所がない子を一匹でも減らせたら、と願うから。
同様に思う人達にとって、このカフェのオープンは、素敵な場所が一つ増えたということだね、と思ったよ。


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うちは残念ながら、猫禁止の借家だし、旦那とお嬢が猫アレルギーなので、
飼うとしたら、やっぱり鳥になるわけで。
だから、こういう場所で猫と触れ合えるのは、私にとっては、すごく嬉しいことなのだ。
猫スキーなむらさきちゃんも、蕎麦花さんも、そして私も、猫ルームにいる間中、顔が蕩けまくっていた自覚あり。


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予約していた1時間は、ほんとにあっという間だったなあ。
カフェ内では、こちらのグッズも販売中。
Tシャツやマグカップなど、絵柄が可愛くて、この日はガマンしたけど、今度来た時にはきっと買っちゃうな。

当然、寄付も忘れずに。
猫をもらって帰ることはできないなら、せめてエサ代や薬代の足しになるように。
予約したお客さんには、$10の寄付をお願いしている、とサイトには書いてあったのだけど、
特に言われなかったので、レジ横にあった寄付箱に、お金を入れてきた。
サイトでは、クレジットカードやチェックでの寄付ができるようになってるよ。


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1時になって、次のお客さん達と交代。
この日、カフェの壁には、「開店から今日まで、17匹の猫がもらわれていきました」という貼り紙。
この中で、また次の誰かと誰かの縁が生まれてくれるかな。

今度来る時は、10時の予約を入れたいね。
名残惜しく、未練たっぷりで、猫カフェを後にした私達。

帰ってから、お嬢にスカイプで、猫カフェ訪問について熱く語った後、
あー、近くに鳥カフェ&アダプションセンターがあったらなあ、と言ったら、
そんなとこがあったら、ママは全部の子をもらってきちゃうからダメ、と言われてしまったよ。(図星)


Cat Town Cafe
2869 Broadway
Oakland, CA 94612


思いっきり余談だけど、adoptという英語、ぴったりくる日本語ってなんだろう。
「引き取る」とか「もらう」とか、なんかちょっとだけ違う気がするんだよねえ。

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by senrufan | 2014-11-20 12:59 | Trackback | Comments(4)
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Commented by ustomi at 2014-11-22 15:16
miyukiさん: こんばんは。
そちらにいよいよ 猫カフエ ができましたか、でも日本に有るのとはちょっと勝手が違いますね、ホントウー ホントウー
もらって下さるお客様で無いと訪問出来ないのですね、またはその気がある方ですか、日本は自分のための癒しの空間を求めてゆくのが 猫カフエだったり、鳥カフエだったりするんですね、如何にもアメリカらしい 考え方です。

若い方が大きい ドーベルマンなんかを飼って居ますの見るたびに あの人は生涯飼っている犬の面倒を見るのかな~眺めています。

私の友人は5年前に若くして亡くなりました、彼女は猫レスキュー の会員で 裁判所を退職してからこの団体から5匹の猫を譲りうけて育てていたのですが、脳内出血で急逝し
彼女は リビングトラストに 猫 5匹に7万5千ドルの遺産を残してその管理を友人がして 皆最後まで貰われて行きましたが 遺産の使用は病気の治療のためと明記してあったんです。

いつも思うのですが ペットショップ で買わず 是非シエルターから貰って欲しいです、彼らは今はシエルターも満員で
1週間の余裕しかなく その間に誰も引き取り手がなければ殺処分されるのです、我が家は私達が年齢的に飼うのは無理ですからね飼いたいのは山々です。

ところでアメリカは食品を扱うところには動物類は保険場所が禁止しているのですが、この施設は猫の子を貰うとの条件なのでしょうね。
Commented by lizzyco at 2014-11-23 02:36 x
こちらの猫カフェ、私も必ず近日中に行ってみよう!と思っていた所なのでした!うちの大学卒業生が作った猫カフェで、大学と卒業生サイトでもこのカフェの話題はとてもホット。いやー、オンタイムで嬉しいリアルタイム日記でした!読ませて頂いている間、私の顔も蕩けまくっておりました事です(笑)。ほのぼのほのぼの、、、ありがとうございますー!
Commented by Miyuki at 2014-11-24 11:53 x
*tomiさん
できたんですよー!
や、もらえない私も訪問できましたし、別に事前調査などがあるわけでもないので、それは大丈夫なんですが、ただ、そういう意識でもって臨みたいというのはありますね。ありがたいことと思います。

それ、あります。私も今からペットを飼うなら、最後まで看取れるかどうかをまず考えると思います。

お友達の方、それは本当に猫を大切に思われていたんですね……そう、私もやっぱりたかが動物とはどうしても思えなくて、だから「もらう」「引き取る」ではなく、adoptという言葉を使ってしまうのかな、と思います。
ペットショップの子も家族になれたらと思うのですけど、シェルターの子は更に期限がありますからね……

こちらのカフェでは、猫スペースとはっきり分けていることと、アダプト目的を前面に出しているのがあるんでしょうねえ。
Commented by Miyuki at 2014-11-24 11:53 x
*lizzycoさん
おおお、そうでしたか! ぜひぜひ行ってみてくださいませー。いやほんとに癒し空間でございますぞ。猫スキーなlizzycoさんが行かれたら、猫ちゃんズの喜びもひとしおかと。訪問して、でろっでろに蕩けてきてください(笑)


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