出たとこ勝負の道行きは (6)

「立場や思いは異なる人もいるのでしょうが、現実と戦っているすべての人に、ぼくは敬意を払います。
激しく危機を煽りたがる人よりも、煽られたくない人のほうが、危機感は深いと思うんです」
   ----- 糸井重里
       (日本人、コピーライター、1948年11月10日生まれ)


The 25th Anniversary of the Fall of the Berlin Wall Google Doodle



1989年11月10日、東西ドイツを隔てていた「ベルリンの壁」の破壊が始まりました。
なんともう四半世紀、25年も経つんですねえ。
私が習った世界地理が、塵と化した瞬間でもありました。(大嘘)

で、不勉強なワタクシ(いつものフレーズ)は、ぐーぐるさんの動画を見るまで、ここシリコンバレーに、壁の一部があることすらも知らず。
しかも、時々行く図書館の正面玄関横に。……いつも地下から入っていたもんなー。
木々が色を変えて落ち葉が積もる中、見に行ってきたですよ。


IMG_3780

List of Berlin Wall segments

Mountain View unveils Berlin Wall art project

ドイツから来られたGolzen夫妻によって寄付された、2枚の壁でございます。
大学でドイツ語を履修したくせして、数単語しかわからん私でも、壁に書かれたこの言葉だけは読めるのです。
Wir Lieben Dich
We Love You。
誰から誰に向けての言葉、だったのか。
展示タイトルの「A Tribute to American Resolve」については、これまた数多の意見があることでしょう。

ベルリンの壁崩壊をめぐる3つの誤解

* * * * *

【旅行】

IMG_1981

苦労の果てに(……)辿り着いた、ビクトリア島。
翌朝、真っ直ぐに向かったのは、世界的に有名な植物園、ブッチャート・ガーデンでございます。

22ヘクタール(約7万坪)という広大な敷地。ええ、我が家が10軒ぐらいは入りそうな。(殴)
かつてはロバート・ブッチャー氏の所有する石灰岩の採掘所だった場所を、奥様のジェニー夫人が整地して、草花を植えたのが始まりだそうですよ。

何年も前になりますが、実は私の母が、友人とのカナダ旅行で、こちらを訪れているんですね。
この時の旅行は、添乗員さんとメンバーに恵まれて、本当に楽しい体験だったそうですが、
素晴らしい緑の指も持つ母は、特にこのブッチャード・ガーデンが忘れられない、と何度も言っていて。
なので私も、いつか行ってみたい場所の一つとして覚えていたのです。
……ワタシの指は真っ黒ですけどね。


     IMG_1980

さて、この広大な場所を、どこをどう記録したものか。
ブッチャート夫妻が世界各国を旅しながら集めたという植物は、大きく5つの庭園に分けて植えられています。
なので、その庭園ごとにまとめるのが良さそうな。
って、どの写真がどこの庭園だったっけ……。(すでに涙目)(150枚)




1. Sunken Garden

IMG_1996

IMG_2003

何種類ものベゴニアが植わった散策路から、ぱあっ、と開けた展望台へ。
この美しい眺めを写しきれない自分に、どれほど涙したことか。
両側に聳え立つのは、檜だそうですよ。


IMG_2010

これだけの庭園を維持する為には、当然それだけの人数の方が働いていらっしゃるわけで。
旦那がうかがったところ、常時60人以上の庭師さん達がいらっしゃるとか。


IMG_2017

中央にある岩山には階段がつけられていて、ここからの眺めも楽しめます。
途中すれ違った方が、私と同じカメラを持っていらっしゃったのを互いに気づき、
「素晴らしいカメラよね!」と声をかけあいました。
うん、使うのが私でなければね、という声は心の中だけで。


     IMG_2022

静かな水面を見せているのは、Quarry lake
石灰岩を取った後の採石湖だそう。


IMG_2030

          IMG_2036

一年草から潅木類まで、ぎっしりと、そして整然と並んだ植物達。
どんな季節に訪れても、その時々の美しさが楽しめるんだろうなあ、としみじみです。


     IMG_2046

庭園奥にあったのが、Ross Fountain
ブッチャート夫妻の孫にあたるイアン・ロス氏が、庭園の60周年を記念して建設されたそうです。
最高21mという高さまで吹き上げられる噴水は、刻々と変わる姿を見せてくれて、しばし見とれていましたよ。


IMG_2050

IMG_2055

神秘的な小さな森、そして馬のアナベルの銅像の前を過ぎると、Children’s Pavilion & Rose Carouselの姿が。


IMG_2056

IMG_2057

このメリーゴーランドは、手彫りの木製の動物30頭と、馬車2台から成っているとか。
屋根の上のユニークな動物達にも注目です。


IMG_2060

そして、いきなり開けた広場がそこに。
なんでも、7月と8月の土曜の夜は、ブッチャート夫妻の曾孫、クリストファー・ロス氏設計の花火が楽しめるのだとか。


     IMG_2065

広場を見下ろすように立っていたのが、2体のトーテムポール。すでに懐かしい
もしかして、玄関的な扱い?


IMG_2068

ダリアが咲き乱れる通路を過ぎると、野外コンサート会場が。
そのお隣はOrgan Pavilionで、パイプオルガンのコンサートが楽しめるそうですよ。


うっわー、ここまでで、すでに長過ぎる……!
残り4つの庭園は、続きにて。


The Butchart Garden
[PR]
by senrufan | 2014-11-10 12:30 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://senrufan.exblog.jp/tb/23723694
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by むしの日 at 2014-11-13 09:18 x
素晴らしい庭園、食い入るように写真をみせていただいております。園路脇の枝垂れている銀葉の葉っぱの樹木は柳の仲間でしょうか。池の周りにあるのはビバーナム?こんなにたくさん植えてあるなんて、贅沢すぎます!なんてこったい!!うらやましすぎです。庭に植える植物を探しに旅をするのは楽しかったろうなぁと想像しています。訪ねたい場所がまたひとつ、増えました。
あ、もうひとつ「壁」のほうは近々行きたいです。あのニュースを見ながら、こうやって歴史の教科書の記載が増えていくんだなぁと思ったのですが、いま手許の年表をみたら壁から現在までで6頁!もの記載がありました。もう四半世紀なんですね。
Commented by Miyuki at 2014-11-14 13:45 x
*むしの日さん
いやはや、もっと上手に写真が撮れれば、もっと素敵な庭園をご紹介できたのですが~~~。ほんとに、むしの日さんのような詳しい方がご覧になったら、どれほど魅力的な庭園か。
はい、この柳はWeeping Willowなのですが、初めて見たWeeping Sequoiaという木もあって、それもしだれてて迫力でした。確かに予算があれば、植物探しの旅は楽しかったでしょうねえ♪
壁の方も、ぜひ一度。なんてことない展示でありますが、歴史を考えると真剣なまなざしで見つめてしまいますね。そう、25年……あの頃私は小学生でした。(大嘘)


<< 出たとこ勝負の道行きは (7) 出たとこ勝負の道行きは (5) >>