時の流れを受け入れて

「人間が幸福の夢を追うときに犯す大きな過失は、
人間の生来から備わっている あの『死』という弱点を忘れてしまうことだ」
   ----- フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン
       (フランス人、政治家、1768年9月4日生まれ)


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庭にある、スペアミントの鉢植え。
育て始めて3年になりますが、初めて花をつけました。
今まで花なしで、元気に繁殖してたので、花が咲かないと思っていた、
どころか、花が咲くものだという考えさえも浮かびませんでした……

だから私には、ガーデニングは無理なのですな。(しくしくううぅ)

* * * * *

【アクティビティ】

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マクロビのFumi先生と、鍼灸のMiki先生。
尊敬するお二人の夢のコラボが、「更年期ワークショップ」という形で実現したんだよ。(拍手)
Fumi先生からうかがった時、ソッコーで申し込んだことは言うまでもない。

実際、更年期”障害”というほどのものはないにしても、それでも確実に、更年期に入ってから出てきたこと、というものはあって。
お医者さんに行くまでもないし、薬をもらう必要も全くないから、東洋医学&マクロビの視点から、日常生活で何かできることがあれば、学びたい。
そんな気持ちで参加させていただいたんだな。




まずはMiki先生が、東洋医学の視点から見た”更年期”とは、というテーマでお話を。
東洋医学だからして、大切なのは陰陽のバランスであって、病とは、そのバランスが崩れたところに起きるもの。
つまり、陰か陽か、どちらが不足して、どちらが過分かによって、症状も変わってくるし、治療も違ってくるわけで。
その見極めは、やっぱり専門医でないと難しそうであるし、素人判断で間違ったお手当てをすれば、悪化することにもなりかねない。

Miki先生によれば、更年期とは、閉経前後5年ぐらいの期間のこと、なんだって。
プレ更年期から閉経後5年までの約10年間。
そう考えると、人生において、結構な割合を占める期間であるんだな。

初期・中期・後期と分けると、ややこしいのは、後期に見られる症状は、更年期によるものと加齢によるもの(……)が重なること。
皺やたるみの肌の衰えとか、肩こりや腰痛などの骨格系の衰えとか、筋肉の衰えとか、衰えとか(もういい)
ってことは、私は”障害”はないと思っているけど、あー年のせいだわー、と思ってるアレやコレが、もしかしたら更年期のせいであるやもしれず、え、え、そんな。

なんつって、見極めなきゃいけないのはそこじゃなく。
身体の中に熱が増えているのか、それとも血が減っているのか、血が滞った状態にあるのか。
判断後、それぞれに必要な運動と食事があるんだな。

有効な漢方薬やツボも、幾つか教えていただいて。
沢山の素晴らしい情報に、大感謝&大満足の後は、一旦休憩タイムに移ったよ。


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Fumi先生の心尽くしのリフレッシュメントは、もちろんマクロビスイーツ。
さくさくのきなこサブレと、まだ試作中だとおっしゃる小豆ブラウニー。
どちらもすごく美味で穏やかで、特にブラウニーには感動だ。
お嬢がいなくなって、すっかりスイーツ作りから離れてしまっているけど、久しぶりにいただくマクロビスイーツは、じんわり・しみじみ美味しくて、改めてその優しさを体感だ。

ほっとしたところで、Fumi先生による後半がスタート。
マクロビオティックの視点から見た”更年期”と、その対処法の講義だよ。

やはり陰陽から語ることになるんだが、厳密に言えば、東洋医学の陰陽と完全に一致するわけではなく。
それでも「バランス」を重視して、「中庸」を目指すという方向を同じくする。
なので、食生活や運動についても、重なる事柄が多くあるのだな。

Fumi先生のような方からうかがうマクロビの話が嬉しいのは、足し算と引き算の視点が共に在ることだなあ、と思うのは。
身体の具合が悪いと、○○の薬を飲むとか、△△を食べた方が良いとか、ついつい足し算対処が多くなりがちで。
「××を食べれば健康になる!」とかって、その典型。
いやもう、それ一つだけ食べて健康になれたら、どんなに楽かと思うけど。

かと思えば、食養生にはまった方からは、「○○は食べてはいけない!」という、こちらは極引き算。
いやもう、お肉を食べなければ誰でも健康になれるというなら、世界平和も夢じゃない。

まずは不必要なものを引いて、それから必要なものを足す。
それは、人によって違うこと。一人にとっても、その時々によって違うこと。
この見極めが、私のような地頭悪なヤロウには、大変難しくあることで。
そして、今実際に不具合があって、それを治したいなら、生活のどこかを変えなきゃいかん、という基本のきが、強欲且つ怠惰な私には、ハードルが高くてなあ。(遥か彼方を見つめる目)

それでも、マクロビを知ってから、7~8年。
全てはその時々の「バランス」であるということが、さすがに頭でも身体でも、少しはわかるようになったから。(少しかよ)
Fumi先生が説明してくださった、「避けた方が良い食べ物&習慣」や「推奨する生活習慣」について、強く頷きながら拝聴したんだよ。


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Fumi先生のお言葉によれば、マクロビオティックとは、
「常に変化する自分&環境に、最大にアジャストする為のツール」
今あるガンを消すものではなく、ガンになりにくい身体を作りたいと思う人にとって、正しく使えば役に立つ知識。
そして、この「正しく」が大変クセモノのね。

Miki先生が講義の中で、「受け入れる」という言葉を何度か使われたんだけど。
東洋医学にしても、マクロビオティックにしても、これは大切なキーワード、だと思うんだ。

幸い、すごい不調はないにしても、そらあもう、はっきり・きっぱり・確実に、私は更年期。
更年期である自分を受け入れて、今現在の身体と心の状態を受け入れて。
シワや白髪やたるみに抵抗するんじゃなくて、あ、ちょっとはするけど(え)、
そういう変化の中に素直に身を置きながら、その中で相応に元気に過ごす為。

そのことについてのヒントやアドバイスを、沢山いただいたワークショップでありました。
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by senrufan | 2014-09-04 11:52 | Trackback | Comments(4)
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Commented by むしの日 at 2014-09-07 08:26 x
スペアミントの花、シソ科だなぁって顔してますね。この小さな地味な花に気付くんですからガーデニングに向いてないなんてことはないですよ〜。きっとミントも鉢の中で喜んでます!
「受け入れる」の前に私は現実と向き合うというか、見て見ぬ振りをしてそのまま放置している所から改めないとです。あぁでもその状態そのものをまず受け入れないと進みませんねー。東洋医学の一人一人が必要としているものは同じじゃない、という視点は心惹かれます。自分の声が聴ける状態でないと何を食べても身にならなさそうですものね。

Commented by Miyuki at 2014-09-08 11:43 x
*むしの日さん
え、シソ科なんですか! 実は私が唯一(二)育てられているのがミントと紫蘇なんですよ。親戚同士で励ましあっているのかな……こんな劣悪な育て主に負けるもんかと(涙)
「受け入れる」というのは、正にその「直視する」ところから、ですからねー。私なんぞ勇気がなくてなかなか……ぐすんぐすん。そうなんですよね、頭と身体が欲しがっているものが一致してればいいんですが、ねえ。
Commented by tomi at 2014-09-08 15:02 x
miyukiさん; 今は大事な時ですね、 科学薬品は即効性がありますが、また 毒性もありといいますところかな; 私はその時期に最高に仕事が忙しく休めないままに 精神は不安定、眠れないなどなどの苦しい思いをして1年間過ごしましたが プライマリー ドクターから ホルモン剤を処方されてね それも度数が一番低い それで徐々にもとに戻ったのはよいのですが あとはズルズル 飲み続けて ドクターがもう大丈夫だからと言われて仕事に差し障るのでやめなかったのが悪かったかどうか はしれませんが このたびの 子宮がんに ステージ3で分かったです。
ですからできたら化学物質より 自然のもので治すのが一番ですね
これ 私の体験談;子宮がんの後に2か所転移を4年の間繰り返し
今も月一の検診は強制的にドクターより受けています。
食物はいちばん大事ですね。
Commented by Miyuki at 2014-09-09 12:04 x
*tomiさん
本当に大変でいらしたのですね……お聞きしているだけで胸がぎゅっと痛くなります。
目先の不調からまず離れる為に、西洋医学を頼りにしてますし、医学の進歩に日々感謝。なのですが、根本治療には体質改善が欠かせないことが多いので、毎日の食事を無視しては絶対に無理だと思うんですよねー。細胞を作るもののうち、食べ物が占める割合は大きいですから。
かといって、食事だけ気をつけてればいいとか、その食事でも○○だけ食べてればいいとか、××は絶対だめとか、いろーんな情報があるわけで。教えてくれる人はそれがご自分に合ったからなのでしょうけれど、聞く方がそれを闇雲に信じたら危険なこともありますから。
加えて、自分には合わなかったからといって、その説を攻撃するのも賛成できず。結局、自分で自分に合うものを探していくしかないんですよねえ。ふう。


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