料理という名の科学とは (前)

「どんなに粗末でも、立派な客間よりも、自分の居間のほうがよい」
   ----- カミッロ・カヴール
       (イタリア人、政治家、1810年8月10日生まれ)


Robin Williams, an Improvisational Genius, Forever Present in the Moment

President Obama and more release statements on Robin Williams' death

ロビン・ウィリアムズの訃報に涙しております。

ちょうど数日前に、彼の出演した映画のベスト10は何か?という記事を読んで、今はどんな仕事をしているのかな、と思っていたところでした。
彼の映画やトークを見るたび、頭の良すぎる人だなあ、と心のどこかが切なくなったものでした。

以下のTweetが世界中をめぐった日でありました。
(ディズニー映画「アラジン」の中の魔人ジーニー。ロビン・ウィリアムズが声優を務めました)

Genie, you're free.

     BuzKgOoIcAAHYNa

* * * * *

【アクティビティ】

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さて、5月。
5月には、前々から予告されていたビッグイベントがあったのだ。

それはね、pyonさんを始めとするベイエリアのマクロビリーダーさん達が、
ベジ王子と言われる料理研究家、高嶋綾也さんをこちらに呼んでくださって、
1週間に渡って、10ものワークショップを行ってくださることになったのだよ。(大感謝!)

ブログやお料理教室を通じて、菜食の輪を広める活動を行っていらっしゃるRyoyaさん。
私も、ずっと前からブログを拝見しているファンの一人なの。
ブログで惜しみなく公開してくださるレシピは、気に入ってリピートしているものも多数。
まさか、生のご本人に会える日が来るとはなあ。長生きして良かったなあ。(うるうる)

予定されたWS、残念ながら全出席することはできないので、色々悩んで、2つに絞って申し込み。
まずはそのうちの一つ、「ベジカレーWS」の記録から。




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おお、ブログで拝見していた写真と同じお顔、というのが第一印象。(当たり前だ)
開催されるWSは、ほとんどデモ形式。
なので、Ryoyaさんが作りながら説明、周囲は質問、という感じで進むのね。


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メニューは2種類で、ベジカレーとチャナマサラ。
動物性食材なしで、どこまでコクが出せるのか、そんな秘訣を教わるよ。

前にインドのお友達に習った時は、野菜だけでコクを出す為に、大量の油を使っていたんだよね。
でも、野菜の旨さを十分引き出せば、少なくともお肉がないという物足りなさは、だいぶカバーできると思うから。
Ryoyaさんはどんな風に作られるかな、と、とっても楽しみにしていたの。


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コツは、食材の旨さをできるだけ引き出す調理法。
そして、スパイスの使い方。
休みなく手を動かしながら、入れる食材によって、どんな味や食感になるか、どんな効果が望めるか、色々教えていただいた。

しかもベジカレーは、なんとノンオイル。
スパイス類は、後で加えるの。
重ね煮の手法で、じっくり野菜の甘さを出していこう、とな。


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ベジカレーをことこと煮込んでいる間に、今度はチャナマサラの準備。
チャナというのはひよこ豆のことで、ひよこ豆がメインのマサラカレーだって。

ベジカレーと変えて、こちらは最初にスパイスを炒めるところから。
スパイスも、シードかパウダーで使い方を変えなきゃね。


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あと、発芽玄米についても教わったよ。
発芽させることのメリットも詳しく、そして炊き方も数通り。
玄米については、皆さんそれぞれのご意見があって迷いがちになるんだけど、
Ryoyaさんのご意見がうかがえたのは嬉しかったなあ。
きちんと理屈で説明してくれたのは、さすがお若いだけある。(え)


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とろみをつけたい時、さらさらにしたい時、それぞれお勧めの食材は。
三厭五葷を避けたいなら、こちらの野菜が良いですよ。
たんぱく質を気にする方が多いけど、現代はむしろ摂り過ぎによる害の方が問題。

穏やかに淡々と話される説明は、全てわかりやすく、きちんと身の内に浸透する。


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大鍋いっぱいに出来上がったベジカレーを味見されて、
「うん、これは美味しい」
と満足げににっこりされて、え、え、私達も早く食べたい、食べたい。

○○を大さじ1、とかじゃなくて、その時に手に入った野菜で作られたカレー。
見ていても、このぐらいかな、と言いながらのお料理で、それで美味しく仕上げられるところ、本当にさすがです。

というか、Ryoyaさんのレシピなどを拝見してて、感心するのは、
決まった分量ではなくて、”決まった割合”で作られているところ。
つまり、例えばお菓子なら、粉系材料はどのぐらいで、それに対して液体材料はこの割合、
といった感じになので、その割合に従えば、自分で材料を色々工夫できるようになってるの。
これって、実はすごく大切でありがたいことだと思うんだよね。


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ご飯もほっこり美味しそうに炊き上がって、各自それぞれのお皿に盛り付ける。
カレーを2種類、味が混ざらないようにかけるべし。


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何種類もの野菜・キノコを使って、雑穀でとろみを出した、ベジカレー
油分ゼロなのに、とても食べ応えがあって、すごく美味しくてびっくりだ。
コクがあるけど、後味はすっきり。さらり、と体内を流れていくみたい。
間違いなく、今まで食べたヴィーガンカレーの中で、一番好きな味。


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チャナマサラも美味しいこと。
ごろごろひよこ豆がほっこりしてて、トマトが良い出汁になっていて。
ご飯と一緒に食べてもいいけど、そのままでもぱくぱくいけちゃいそう。

周囲の皆さんも、歓声をあげてたよ。
これなら、ベジィじゃない人にも喜んでもらえそうだよね。
ご家族の健康を考えて、このWSに参加された方も数人いらっしゃる。
そういう方達にも沢山のヒントをくださった、RyoyaさんWSでありました。


お次のテーマは、大豆です。
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by senrufan | 2014-08-10 14:57 | Trackback | Comments(0)
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