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重ねた季節の香りとは

「もしも外国人の誰かがこの日本の歴史を書くとしたら、
個々の分野では才能ある人に恵まれながら、
それらを全体として活かすことを知らなかった民族、と書くのではないだろうか」
   ----- 塩野七生
       (日本人、作家、1937年7月7日生まれ)


ブログで日記をつけ始めてから、今日で10年が経ちました。
手で書く日記は、今まで1週間と続いたことがなかったのに、なんとまあ。
やっぱりタイプで書く手軽さ、ですかねえ、自分の場合。もうペンが持てない手。

10年になったら何かしよう、と幾つか考えていたこともあるにはあるんですが、
過去日記が溜まり過ぎてて、どーにもこーにも。
何かやるんなら、これを片付けていけやオラ、的な。(しくしく)
なので、なーーんにもなかったかのように、このまま続けていくですよ。
実際、別に何があったわけでもないですしねー。

あ、でも、料理ブログ読書ブログは止めることにいたしました。
料理はTwitterなり、こちらの日記なりで書けるし、読書記録はブクログに移しましたので。
削除はいたしませんが、更新は打ち止めです。


ブログを始めて数年は、周囲も大いに盛り上がっていたのですが、今では友人のほとんどは、SNSに場を移しましたなあ。
そちらで繋がっている限りは、彼女達の近況がわかるので、あまり変わりはないですが。
私の方も、最初から今に至るまで、友人への近況報告&自分の記録が目的で続けている日記なので、いずれはそちらに替わることになるかな、とは思ってますが、どうなるやら。一寸先は闇ですし。(違)

まあ、しばらくは、粛々と日々の記録を続けます。もとい、過去の記録を。
自分の10年目よりむしろ、こちらの方の6年目(5年目)の方が、ずっと嬉しかったりした日でありました。(おめでとうございます!)

 中国嫁日記:月と会ってからは

* * * * *

【個人的事情】

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3月のtamachanレストラン訪問記録なり。
初春の月にふさわしいメニューがずらり、だよ。

3月は、Nさん、Cさん、Sarahさんという、tamachanレストランが初めてのお友達と一緒にね。
彼女達の感激ぶりが、私まで嬉しかった月でした。




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和食メニューの時は、定食形式で。
ご飯・汁物・主菜・副菜が美しく並ぶテーブルに、いきなり感動度マックスだ。


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目に美しい桜大根は、塩揉みした大根を、塩糀と桜の花の塩漬けで和えたもの。
柔らかめの歯応えに、優しい塩味が嬉しい一品。


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透き通る具が綺麗な、きのこの寒天寄せ
えのきやしめじなど、複数のきのこを蒸し煮したものを、出汁と寒天で固めたんだって。
見た目にも美しく、味も穏やかだよ。


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茶碗蒸しかと思いきや、自家製豆腐
豆乳とにがりで作ったという温絹豆腐は、ほろほろ・ふるふると柔らかく。
ほとんど味付けしてないそうなのに、ほんのり甘味がとても美味しくて。
ねぎと生姜と一緒に、うまうまといただいた幸せ。


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そして主菜の、若竹煮。春が来たよー、と言いたくなる大好きメニュー。
ただでさえ好物なのが、tamachanの手にかかると、大々好物にグレードアップ。
歯応えも味付けも、絶妙だったらありゃしません。うおーん、旨いーーっっ。


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あっさり、ふわふわ、岩海苔のお吸い物
スプラウトも良い仕事をしてくれてます。


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後光まで差してる気がする、玄米ちらし寿司
しゃきしゃき蓮根と口の中で解ける玄米に、心の底から惚れました。
tamachanのご飯は、いつもほんとに良いお顔。


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そして、誰もが歓声を上げたデザートは、練りきりです。
桜の葉の塩漬けが入った餡と、ほんのり桜色に染めた外側が、もうねえ。もう、ねえ。(言葉にならない)
なくなるのが惜しくて、少しずつ少しずつ、ゆっくり味わっていただいた。


知ってる人は何回も、知らない人はぜひにでも。
お友達と一緒ににぎやかにでも、初めての人と緊張しながらでも。
ヴィーガンとかマクロビとか関係なく、野菜ってこんなに美味しいんだね、と思ってもらえるtamachanご飯、どうぞ召し上がっていただきたい。

後日、4月と5月の訪問記録をば。


 tamachanレストラン訪問記録 : グランドオープニング 5月 7月 11月 12月 1月 2月
by senrufan | 2014-07-07 14:17


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