焦がれていたのは、その空と (その3)

「成功とは旅であり、目的地ではない。
ぜひともその旅を楽しもう」
   ----- ジョン・スカリー
       (アメリカ人、経営者、1939年4月6日生まれ)


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リンクさせていただいているブログ、「余白の色-○坂から△谷に-」のむしの日さん。
ご縁があって、初の逢瀬が叶いました。(感激)

ブログから想像していた以上に素敵なれでぃでいらっしゃって、オバサンの私はどきどき・うっとりしぱなっし。
ほかのお友達も来てくれて、4人でわいわいと、美味しいクレープを食べながらのおしゃべりを楽しみましたです。

その楽しいひと時の記録は、また後日として。
わざわざお持ちくださった、お手製のお味噌を先に。
なんと5年もの、というこちら、米糀と麦麹を混ぜたお味噌で、すごく濃厚なのに、とてもまろやか。
ここまで熟成させると、正に薬。拝みたくなるような味わいでございました。

ブログ経由でいただいたご縁は、幾つもありますが。
今までのご縁も、むしの日さんとのありがたいご縁も、
このお味噌のように、年月を重ねて熟成させていけたら、と願わずにはいられません。



あ、もちろん、精進いたしますーーー。(つか、それが一番先であろう……)

* * * * *

【旅行】

2. Bryce Canyon National Park (HP

ザイオン国立公園を出て、そのまま向かったのは、ザイオンから北東へ約80マイル(運転距離)。
巨大な岩の円形劇場、ブライスキャニオン国立公園でございます。

当初の予定では、夕方までザイオンにいて、それからアンテロープに向かうつもりだったのですが、
地図で見たら、あら、行けるじゃない。ちょっと(……)寄り道すればいいじゃない。
ザイオンは2回目だけど、ブライスは行ったことがないし、これは行くべきではなかろうか。
ということで、れっつごー@ノープラン。




(Prologue) Red Canyon

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ブライスキャニオンの入り口手間にあったのが、こちらのキャニオン。
ブライスと色が似ているので、おお、着いたか、あら違った、という場所です。(すみません)


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ブライスに行ったら、こういう岩が更にすごい規模で、とわくわくしながら通過です。


(1) 全体

     New Bryce Big Map
                                  (HPからお借りしたMAPです)

ユタ州にあるブライスキャニオンは、ザイオンからユタに入ったところで、ユタ時間に変更です。
広さは35,835エーカー(14,502ヘクタール)だそうですが、広大過ぎて見当もつきません。

ザイオンよりぐっと標高が高いそうで、雪の量もずっと多く。
短いのでいいからトレイルを歩きたい、と思っていたのに、ビジターセンターでは、「装備のない方はお止めください」の貼り紙が。
確かに、トレッキングをしている方は、靴にロープのネットをかぶせていたり、見るからに雪道用の靴を履いていらっしゃったりして。
なのでトレッキングは諦めて、せめて車で、主なポイントは全て回ってみようとしたのです。

ですが、地図と説明を見てみると、日の出と日没を見られるポイントが、ビジターセンターの近くに、横に並んでおりまして。
そこから一番遠いポイントまで、運転距離にして、約18マイル(29km)ぐらいの見当。
公園に到着したのが、すでに午後1時。冬ゆえ、日没時間は早く、午後4時半ぐらい。
一番遠いポイントまで行って、日没までにこのポイントに戻って来なければいかんではないですか。(愕然)

くっそおぉ、やってやらあぁ、と燃えた我々、早速スタートしたのです。(この上ない単細胞)
以下、その駆け足記録です。


(2) Sunrise Point

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日の出の時に素晴らしい景色だそうですが、昼時でも十分に素晴らしい。
赤茶けた岩々と白い雪のコントラストが、また素敵な光景です。


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コケシのような岩が沢山並んでいますが、これがブライスで有名なHoodoo
日本語では”尖塔”と訳されているようです。
もろいとはいえ、仮にも岩である石灰岩が、何千年もかけて雨や川に浸食されて、こういう形になったのですね。


(3) Inspiration Point

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この辺りから、私の高所恐怖症が。恐怖症が。
一応手すりはあるのですけど、そこに近づくのに、思いっきり腰が引けてます……


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よって、いくらそういう名前だからといって、インスピレーションなど沸くわけもなく。(怖いいぃぃ)
ちなみに、この地点の高度は、8,100フィート(約2,470m)です。


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この時、なぜか大きなカラスが一羽。若者達に囲まれて、エサをもらっていたのです。
あらら、エサはあげちゃいかんだろ、と思いながら、それでも艶々羽根に見惚れて、ついシャッターを。


(4) Bryce Point

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思いっきり腰を引かしながら、望遠で撮ってみたのですけど、撮り切れず。
遠くからだから絶景なのかもしれませんが、もっと近くで見られたらなあ、という気持ちも捨て切れず。


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ほおぉ、と感動のため息をついていましたら、バササ、と何かの黒い影。
見てみれば、え、まさか、さっきのポイントで見たカラス?
なんか、こっちを見てるような。ような。


(5) Rainbow Point

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一気に一番遠いポイント、公園の最南端に移動。
ここから、一つずつ前に戻りながら進みます。
このレインボーポイントが、公園内で最も標高が高い場所で、9,112フィート(約2,780m)だそうです。


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手持ちのカメラのレンズは、標準と望遠の2つのみ。
この時ほど、広角レンズを買っておけば良かった、と思ったことはありませなんだ。
古いカメラなので、本体で画像比率を変えることも叶わず。(しくしく)


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と、嘆いている私のそばに、なんでまた君がいるんだね。(驚愕)
だって、さっきのポイントから随分先へ来たんだよ。
まさかなあ。まさかなあ……


(6) Black Birch Canyon

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ブライスキャニオンの名は、1850年代に入植したモルモン教の宣教師、Ebenezer Bryce(エベニーザー・ブライス)師の名前から、だそうです。


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そういえば先日、世界は宗教家が開いた場所が多い、みたいなことを言っていたのは、お嬢だったかな。
そういう観点でまとめた歴史書も、また興味深いことでしょう。


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(7) Ponderosa Point

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美しいマルチカラーの尖塔が見られるポイント。
化石も多く見つかっているそうです。


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(8) Agua Canyon

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自然の彫刻を鑑賞。
この形も、何百年か後には、また変わってしまうのでしょうけれど。


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有名な尖塔、The HunterとThe Rabbitの対決シーン(?)が見られるポントです。


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で、また君か!
エサか。エサをあげない限り、つきまとう気か。
いや、あげたいのは山々だけど、アンタさっき、沢山もらってたやん。マズいやん。

と躊躇してたら、ほかの人がパスタらしきものをあげていたので、助かったというか、なんというか。
あとで知ったのですけど、特にこのエリアにワタリガラス(Raven)が住み着いているらしく、エサをあげないように、との注意がされていました。
でも、あげないと、つきまとわれるんですね……


(9) Natural Bridge

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アーチーズ国立公園を思い出す、大きなアーチ。
名前は”橋”ですが、これはやっぱりアーチでしょう。
円形のアーチからのぞく自然の景色も、またオツなものでございますな。


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この時、若い男性3人連れのグループがいらっしゃったのですが。
なんと、ビューポイントの手すりの上に立って、写真を撮るということをやっていたので、
見ているだけで、私のノミの心臓@高所恐怖症が止まりそうになったです。


(10) Fairview Point

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名前通り、遥か遠くまで一望できるポイントです。
地球はやっぱり、丸かった。
向こうに見えるのは、Table Cliff、Oanaan Peak、Navajo Sandstoneだそうです。


(11) Swamp Canyon

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もうすぐ日没ーー、と焦ったことを一番覚えている場所……
雪でなければ、ここからトレッキングできたのですが、残念です。
といっても、ブライスのトレッキングは、結構キツいという話も聞いておるですよ。


(12) Sunset Point

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ぎりぎりセーフ、という感じで滑り込んだのが、日没鑑賞ポイントです。
いや、実際は、ぎりぎりアウトだったかもしれませんが、それでも十分な絶景に満足です。


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他のポイントは、我々以外の観光客が1組、2組いるぐらいだったのですが、ここは結構な人だかり。
皆さん、見たいものは一緒でありますな。(同士意識)

で、皆さんの間を縫って、手すりに近づ……こうとしているワタシの様子は、単なるへっぴり腰のオバハンで。
旦那はさっさと手すりに行って、うおー、すげー、と言いながら身を乗り出しているのに、私は震える手を数cmずつ伸ばしている過程。
ほら、と言って、手を引っ張ろうとするので、やめてええぇぇ、自分のペースで行かせてえぇぇ、って、どこの幼児やねん。


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それでも、遠くの山々が金色に光っている光景に、なんとも感動です。
神様が挨拶してるんだよ、と幼いお嬢が大真面目に語っていたのを思い出します。
……可愛かったのに。(ぼそっ)


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どの方角を切り取っても絵になる景色とは、こちらのこと。
改めて、人の手では絶対生み出せない色がある、と思います。
それが見たくて、こういう場所に来るのでございます。


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公園を出て、3時間後にはホテル着。
次は、アンテロープキャニオン……あ、その前に一つ。

(続く)
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by senrufan | 2014-04-06 08:04 | Trackback | Comments(4)
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Commented by Sarah at 2014-04-08 16:07 x
わーーっ、夏に見るブライスとはまた様子が違いますね〜。雪の積もった景色もステキです。冬のザイオンまではフラっと行けても、ブライスとなると道路状況が心配で今まで行ってみようと思ったことがありませんでした。これはぜひ、ギャッツビーの解説付きで行ってみなければ..。PS: Blue Ray買いました(笑)
Commented by むしの日 at 2014-04-08 16:36 x
本当にあの日はお世話になりました。れれれれ、れでぃだなんて、ひゃぁ、入る穴掘りはじめてしまいました。(頭隠してなんとやら、の穴ですが) 味噌をはじめ発酵食品の持つ自然の叡智に触れるどころか、かすることもできていない未熟者の私ですが、どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。
さて、素晴らしい景観に圧倒されております。写真でこれだけ迫力があるのに、実際に見たらどんなに凄いのでしょう。行きたいところリストに早速登録させていただきました〜。
Commented by Miyuki at 2014-04-09 10:36 x
*Sarahさん
ねー、冬の公園もすごくいいですよね~。確かにこちらは1泊2日とかでは難しいかも。トレッキングはかなり楽しめそうなので、Sarahさんご夫妻にはお薦めかもですよ♪ ギャツビーの解説、コピーしてお渡ししますのでぜひ! しかしブルーレイをお買いになるとは。じゃあ私の分まで、画面のデイジーに中指立てておいてください(最低)
Commented by Miyuki at 2014-04-09 10:36 x
*むしの日さん
こちらこそ、本当にお世話になりました~~。すっかりこのお味噌の虜です。今日も味噌和えを作ってしまいました。ぽっ。
実はこの写真には落ち込んでるんですよ……風景の素晴らしさの百分の一も撮れてなくて、ほんとに無能もいいところです(涙) ぜひぜひ実物を見に行かれてくださいませ!!


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