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緩く伸ばした手の範囲

「われわれ人間が動物界に帰属していることを知っているということは、
このもろい地球上におけるわれわれの存続への最大の希望でもある」
   ----- スティーブン・ジェイ・グールド
       (アメリカ人、古生物学者、1941年9月10日生まれ)


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水色の餌がまだ余っているので、庭に撒き始めたら、鳥が沢山来てくれるようになりました。
ガラス窓&網戸越しの不明瞭な画像ですが、そーっ、と写真を撮ってみましたよ。
写真では見えにくいのですけど、土や木の上にも何羽かいるのですよ。(うっとり)

あの日から、すでに1ヶ月近くが過ぎましたが、お嬢も私も、まだまだ水色が恋しくて。
なので、こうやって庭にいる鳥を見るだけで、きゃあきゃあと騒いでしまうぐらいに嬉しいのです。鳥フェチ母娘。


先日など2人で、ペットショップに鳥を見に行ってしまいまして。
セキセイインコのカゴの前で、ひとしきり堪能した後、別の鳥をゆっくり見ていましたところ、
Conureという中型インコが4羽いて、そのうちの1羽がちょーーー人懐っこくて、ですね。
私達が寄っていっただけで興奮して、一生懸命、仕切りのガラス窓に体を寄せてくるのですよ。
外からガラスに指をつけたら、中からその指に身体をこすりつける仕草を繰り返して、すでに鼻血モノ。

残りの3羽も、どんどんとこちらに寄ってきて、やっぱり身体をこすりつけようとするので、
お嬢と2人、離れるに離れられない、幸せなひと時を過ごしたのでございます。
しかしその間、店内の方々からどんな目で見られていたか、確かめる勇気はありませんでした……

連れて帰りたいところでしたが、大きめインコな上、「いろんなものを齧る」と書いてあったので、
借家では放し飼いはできないかなあ、と涙を飲み。
更にとどめをさされたのが、そのお値段。
$399.99、って、セキセイインコ($24.99)が何羽買えるんですか。

* * * * *

【料理】

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まだまだ楽しいレストラン記録を続けたいのだけど、ちょっと休憩的な日記も挟んでみる。
お嬢と一緒に、簡単お豆腐作りをしたので、そのことを。

あの時に思ったように、自家製豆腐を作ってみるべく、今回お嬢に、日本からにがりを買ってきてもらったのだが。
その前に、とあるレストランでいただいた蕎麦豆腐なるものが美味しくて。
蕎麦花さんにうかがってみたら、時々作られていらっしゃるというので、よっしゃ、私もレシピを調べるか、と張り切っていたところ、
正にその日、YokoさんがFacebookに、ひよこ豆豆腐を作られた、とアップされたではないですか。

そちらも合わせて調べてみたら、おお、これなら私でも作れそう。型がなくても大丈夫そう。
やはりお豆腐が大好きなお嬢と、じゃあ先に、こっちから作ってみようかね、ということになったのだ。




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レシピは、こちらこちらを参考にさせていただいた。(ありがとうございます!)
一晩水に漬けたひよこ豆を、Vita-mixで、ががーっ、とね。


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それを、我が家で大活躍のナッツミルクバッグに入れて、ぎゅぎゅーっ、と絞って濾すのだよ。
うおぉ、リキ入れすぎて、手が痛い……(馬鹿)


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鍋に入れて、火にかけて、とろみが出てくるまで、木べらで混ぜ続けるの。
混ぜているうちはいいんだけど、ふつふつしてきた後って、ちょっと手を止めると、まるでマグマのように、ぼこっ!と汁が飛んできて、大変熱いです。(ちょっと涙)


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あとは型に流し込んで、そのまま冷ませば出来上がり。
祖熱がとれてから冷蔵庫に入れてもいいけど、室温でも大丈夫。


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絞ったナッツミルクバッグに残ったのは、ひよこ豆のおからだよ。
こちらも、後で調理しよう。

その前に、ついでと言ってはなんだが、ざる豆腐なるものも作ったの。
これは某日系スーパーの冊子に載っていたレシピで、豆乳とにがりで作れるので、この際だから、とお嬢がやってみた。


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レシピだと、豆乳を1リットル、となっていたんだが、今回は4分の1量で。
豆乳とにがり、塩を入れて、これも鍋でくつくつと。


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それをガーゼで濾して、ぎゅっと絞って、上から重しを乗せて、しばらく放置した。
重しをのせず、柔らか豆腐にすることもできるのだが、今回はそれでいく。


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豆腐を待つ間に、ひよこ豆おからに取り掛かる。
レシピで教わったように、片栗粉と水を混ぜて、テキトーな形にして、フライパンで焼いたのだ。
半分ずつに分けて、片方は醤油とみりんで甘辛味に、もう一方はお嬢案で、オリーブオイルとハーブ&ソルト味。


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そして出来上がったよ、ひよこ豆豆腐
あっさりと、ねぎと醤油だけでいただいたのだが、これ、んまい!
市販のお豆腐よりコクがあって、何もつけずに食べても美味しいよ。

それと、私の作り方が雑だったせいかもしれないけど、中にぷちぷちとした、タピオカ状のものがあちこちに。
これがまた食感のアクセントになって、お嬢はいたく気に入ってた。ケガの功名かい。


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ざる豆腐の方も、無事出来上がり。
庭の紫蘇とねぎ、かつおぶしをたっぷりと。

これも、まるでクリームみたいな滑らかさで、美味・美味。
ひよこ豆豆腐に比べて、味は淡白だけど、うん、これなら自分でチーズが作れそう。
今度は白味噌やレモン汁とかを混ぜて、最初っから自家製Soyチーズを目指してみるかのう、
ハーブとか入れても、きっと美味しいよね、とお嬢と話したよ。


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おから餅の方は、まあまあの出来。
もうちょっと柔らかさやモチモチ感が出るようにすべきであった、と反省。
でも焼き立てのお餅は、やっぱりグッドでありました。


ということで、本格豆腐の前の簡単豆腐で、すでに満足しちゃってどうしよう。
ひよこ豆豆腐、我が家の定番になりそうだよ。Soyチーズもチャレンジするのだよ。

そして、元々のきっかけになってくれた蕎麦豆腐のお店については、また後日。
by senrufan | 2013-09-10 12:09


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