原点で、且つ、憧れで

「晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」
   ----- 吉川英治
       (日本人、作家、1892年8月11日生まれ)

* * * * *

【レストラン】

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さて、気を取り直して、本題のレストラン訪問記録。
tamachanに連れて行ってもらった、サンフランシスコの和食のお店だよ。

和食というより、日本の家庭料理のお店、と言った方がいいのかな。
メニューには照り焼き、お好み焼き、ラーメンなども並んでて。
それらが全て、手に入る限り、オーガニックな食材で作っていらっしゃる、という。

ずっと前から、tamachanやゆかさんから名前を聞いていたのだけど、夜だけの営業とあって、なかなか行く機会がなくってね。
それがtamachanから、今度行く、と聞いた時、思わず「一緒に行きたい!」と叫んでしまったのを、優しい彼女が覚えていてくれて、運転手まで勤めて連れて行ってくれたのだ。
足を向けて寝られません、のだよ。(ちょーマジ)




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外観も内装も、すごく懐かしい感じ。
アメリカに来たばかりの頃、日本食屋さんといえば、こおゆう感じだったよなあ、みたいな。

こちらは、お母さんと娘さんのお2人のお店、なんだって。
お母さんのYさんが、お料理を。お店に名前を提供した、文字通りの看板娘のMinakoさんは、店内総括を。
お2人と仲良しのtamachanは、キッチンに顔を出して、ご挨拶。

メニューもいっぱいあって、特に野菜のお寿司が豊富なことに驚いた。
ベジタリアンのお店ではないのだけど、野菜メニューがいっぱいだ。(歓喜)

アレもコレも、食べたいものは目白押し。
しかし、ここはtamachanアドバイスに従って、「おまかせコース」でお願いだ。
野菜中心で、でも魚はOK、ということで。


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最初に出されたのが、豆腐のモッツァレラ
茶巾絞りな形が麗しい。
絹ごし豆腐、豆乳、葛粉で作られたというこちら、あっさりと、でも心地良い食感で、丸々一個いただきたいぐらい。


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2つ目は、手作りのおぼろ豆腐だよ。
熱々の小鍋入りで、上には出汁・醤油・お酢系のタレと、たっぷりのねぎと生姜、胡麻。

これがまたまた、んまかったー。はふはふ、といただく美味しさよ。
ううむ、やっぱり豆腐を作ってみたいなあ。真剣に、型やにがりの入手を考えねば。


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繊細な美しさの、ワイルドサーモンとイクラのセビーチェ
新鮮そのものの素材を、素材の味を大切に仕立てた一品、と言いますか。
なんというか、塩も油加減も感じさせないぐらいに絶妙なの。


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シンプルに、生ウニ。柚子胡椒が添えられているのが、新しい。
ウニは大好物というわけではないけど、新鮮なものと柚子胡椒の組み合わせは良いものだ。

添えられた自家製ガリが、また旨くてね。
お魚メニューにぴったりだ。


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次に出てきたのは、添えられた葉っぱの天ぷららしいのだけど、これが最初わからなくて。
tamachanと2人で、これ知ってる、この味、知ってる、でもなんだっけー? と言いながら、うまうまと。
クセのある風味が、カリカリの衣とすごく良く合って、箸が進むのだ。

あとで聞いたら、なんとドクダミの天ぷらでありました。
ベトナミーズでたまにいただくドクダミだけど、生だとアクもクセも強いのが、天ぷらにして、こんなに美味しいとはなあ。
……どっかに生えていないかな。(危)


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どーん!と登場したのが、豆腐の手ごね寿司
柚子胡椒がぴりりと効いて、もったりとした重さが、また旨い。
酢飯の味加減も、ちょー好み。


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アボカドと油揚げの重ね
アボカドと、なんと13年もの(!)という梅干のペーストの上に、甘辛く煮付けた油揚げがのってるよ。
3種類の味のハーモニー、いや、ほんとに素晴らしかったよ。


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なんて可愛らしい、一口サイズの巻き寿司
揚げたアスパラガスを、照り焼き風味の茄子で巻いてあるんだよ。
これも、食べてしまうのが勿体無いぐらいの美味しさだったんだけど、あーあ、なくなっちゃった……(当たり前だ)


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締めのデザートは、赤紫蘇の寒天
赤紫蘇で作ったジュースを、寒天で固めてあるんだって。
紫蘇ジュースって、アレルギーとかにも良いんだよねえ。
ゼリーが固すぎず、ふるふる・ゆるゆる加減がとっても良かったよ。


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気づいたら、お店はちょー満員。待っている人も、何人も。
確かに小さめの店内ではあるのだけど、愛されてるなあ、とほんわか嬉しくなる。
美味しいものは、どんなところでも人を喜ばせてくれるものなのだ。

シェフのYさんが、わざわざテーブルまで来てくださったよ。tamachanの七光り。
tamachanがお好きだから、と今回は柚子胡椒を使ったメニューが多かったんだって。
即興でこれだけのメニューを出してくださるって、本当にすごい、すごいです。

ハーフムーンベイで買い付けたというワイルドサーモン、良かったらカマを持って帰らない?と言ってくださって。
大喜びでいただいたカマを、満を持して出してみたのが、あの日のみぎやであったのだ。
じゃあこれ、一体いつの日記だよ、という話は、どうぞ置いといて。(そっと俯く)

あったかくて、美味しくて、家にいるような居心地の良さ。
そなの、こおゆう家庭料理を作りたいの、と目が輝いてしまうような。
”和食”がいろんな国に広まって、それぞれの形に変わっていって、それはそれで良い、と思うけど。
こういうお料理が受け入れられたら、実は一番嬉しい、と思うのも正直なところ。

ほんまに、良いお店でありました。
連れて行ってくれたtamachan、改めてありがとう!なのだ。
今度は、できたら家族3人で来たいなあ。
お嬢がこっちに来る時に、そんな時間がとれたらいいのにな。

次回はぜひ野菜のお寿司と、あと実は、お好み焼きを食べてみたかったりするのだな。
数ヶ月前、日本で10数年ぶりにお好み焼きともんじゃを食べたら、2時間後ぐらいに、上と下から流出させる羽目になった私でも(……)、Yさんのなら安心して食べられるような気がするの。


Minako Organic Japanese Restaurant
2154 Mission Street
San Francisco, CA 94110
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by senrufan | 2013-08-11 12:49 | Trackback | Comments(5)
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Commented by eatsleeplove at 2013-08-14 04:56
悦ちゃん:

おもしろそうなレストランですね。よし、行ってみよう。Tamachanのシャスタ旅行のブログをずーーーーっと読んでしまった。あああ、また行きたい。
Commented by eatsleeplove at 2013-08-14 04:56
あ、あたし自分でログインいたままだったのか。。なんか変と思った。。笑
Commented by Miyuki at 2013-08-14 11:17 x
*悦ちゃん
ぜひご訪問くださいませー!
ちょっと気になったのが、もしかしてtamachan向けにあのぐらいの味付けだったけど、レギュラーメニューはもう少し濃い目とかあるのかな?ということで。私も今度は一般メニューで挑戦してみたいと思います。

tamachanはシャスタのプロでもありますよ~。悦ちゃん達の旅行、本当に楽しそうでしたよね! 旅行記、待ってますよー♪
Commented by 阿梨 at 2013-08-14 11:56 x
わぁ〜、このレストランはこんなに素敵な所だったのですね。以前、お店の前を車で通ったのですが場所と見た目で勝手に怪しい場所とか思った、、、猛省。お豆腐作り、是非チャレンジしてほしいです。そしてお豆腐作りクラスを開催してください><
Commented by Miyuki at 2013-08-15 13:54 x
*阿梨ちゃん
実は私も入ってみて、こんなに良いお店なんだ!と驚いたのが正直なところで(恥) 機会があったら、ぜひ行ってみて~。
うん、お豆腐、作ってみたいのです。まずは豆乳とにがりで作るヤツから始めるとか、かなあ。上手くできたらご喝采。できなかったら「想定内」……


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