行く手を照らす光には

「俺が光をあげよう。闇夜を照らす光だ。限りなくいつまでも。
目がつぶれないように気をつけろ。俺の光は強力だぜ。
どんなことがあったって、どんな目に遭ったって大丈夫だ」
   ----- 忌野清志郎
       (日本人、ロックシンガー、1951年4月2日生まれ)


Googleのエイプリルフール、まずはGoogleマップから

エイプリルフールネタ、今年も沢山ありましたねー。
この為にお金を払う企業って……好き。(ぽっ)

しかし、その前日は、イースターでありました。
日本にいると、アメリカ行事感覚がなくなってしまって困ります。
イースターの象徴として、卵はわかるけど、何故うさぎ? と、お嬢と議論になったので、Wikiさんに聞いてみましたら、うさぎって多産の象徴だったんですね。知らなかった。
なぜハムスターじゃないんだろう。

この時期、卵やうさぎをかたどったお菓子が沢山並びますが、その中でも、以下のケーキは一度作ってみたいです。

Bake A Cake Inside An Egg



* * * * *

【アクティビティ】

IMG_3216

前回の日本滞在の時、あの少女の展覧会に行ってきた、という記録を書きました。
んでもって、サンフランシスコでも展覧会が開かれるので、絶対行く!と書きました。

6月まで、と開催期間が長いので、いつ行こうかなー、とまったり構えていたところ、
ちょうど遊びに来られたfrogfreakさんが希望されたので、一緒にいそいそと行ってきたですよ。




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時間制になっているチケットを、事前にオンライン予約していったので、すんなり入場。
朝一だったおかげで、ゆったりと鑑賞することができました。
日本の展覧会では、入場するなりエスカレーターに乗って、「真珠の耳飾りの少女」まで直行して、列に並ばなければなりませんでしたが、それが全然なかったのが嬉しかったですねえ。


        真珠の耳飾りの少女

ということで、彼女に再会できました。
日本のように、前に列を作る為のロープなどはありませんが、仕切りのない小部屋を丸々一つ、彼女の為に割いていましたね。
それでもやはり、他の絵はごく間近で鑑賞できるようになっているのに対して、彼女の前にだけは、ロープを張っていましたよ。

正面から、心ゆくまで眺められた時間。
勿論、後ろの方々のことも気になるので、それなりの時間で移動しましたが、次は斜めから、右から、左から。ちょっと距離を置いたところから。
こんなに見ててもいいのかな、と途中でおどおどしてしまうほど、ゆっくり彼女を眺め続けられたという、大変贅沢な。

周囲の声を拾えば、予想通り、「小さいのね」という声が多かったような。
そう、前にも書きましたけど、実は44.5cm×39cmと、小ぶりな絵なのですよね。
あまりに有名になりすぎて、あまりに目にする機会が多くて、本物を見るまで気づかなかったりするのですけどね。

常に変わらず惹きつけられるのは、絵の「光」。
少女の目に、唇に、耳飾りに。
無造作に、しかし、最大の効果をもって描かれた「光」は、時空を超えて、人々を魅了してやみません。


     IMG_3219

さて、展覧会の各スペースのテーマは、以下の通り。
スマフォを持たないワタクシは、こおゆうのはいまだに手書きでメモするんですけど、あまりに悪筆過ぎて、自分でも何を書いたのか、わからなくなるんですよね。(遠い目)
いろんなことから、スマフォを持つべし圧力を感じる、アナログ人間受難期でございます……

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Landscapes:Portraits of the Natural World

Still Lifes

Portraits and Tronies

Rembrandt:Master of Shadow and Light

Vermeer's Girl with a Pearl Earrings:The "Dutch Mona Lisa"

Gerre Paintings:Variety in the Everyday

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結論から言ってしまうと、ちょっと肩を落とした内容であったりして。
と申しますのは、日本での展覧会より、展示数が少なかったんですよ。
日本50点に対し、SFでは35点。
再会を楽しみにしていたあの絵もこの絵もなくて、えええ、となったことはゆうまでもありません。や、調べてなかった自分が悪いんですけど。
それでチケットは、SFは$26ですか。日本は1,500円だったよなあ。(口をとがらせながら)


        Fabritius-vink

それでも、少女に次いで楽しみにしていた、Carel Fabretiusの「The Goldfinch」に会えたのは、すごく嬉しかったです。(画像はWikiさんから)
なんてことのない文鳥の絵なのですが、鳥命人間には、たまらない魅力。
少女の絵を差し置いて、こちらのポストカードやマグネットまで購入してしまいましたとも。(照)
そうそう、今回の日本滞在中に、鳥にさわれるカフェに行ったです。記録するのが楽しみー。


小規模な展覧会だったのと、あまり混んでなかったおかげで、一通り鑑賞した後、また戻って最初からゆっくり見ることができまして。
二回目の鑑賞も終わった後、やっぱり足が向くのは、少女の前。

離れがたくて、人の輪の後ろから眺めておりましたら、車椅子に乗ったおじいちゃまがいらっしゃいまして。
手には、少女の絵が大きくのっている、展覧会のチラシをしっかりと。

彼の為に、快く脇にどく皆さんに、笑顔と震える声でお礼を言いながら、彼が見上げた先には、少女の絵。
車椅子を押している方と、ヘルプしていた係員の方に、
「もう思い残すことはありません」
と、笑顔で語っておられました。

おじいちゃまと私が、再び彼女に会うことができるかどうか、それは神様のみがご存知でありますな。


Girl with a Pearl Earring: Dutch Paintings from the Mauritshuis
January 26, 2013–June 2, 2013


de Young Museum
50 Hagiwara Tea Garden Drive (Golden Gate Park)
San Francisco, CA 94118
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by senrufan | 2013-04-02 19:15 | Trackback | Comments(8)
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Commented by ノンノン at 2013-04-05 09:29 x
その展覧会のだと思うんですけれど、スタバの掲示板に少女の絵のポスターが張ってありました。レターサイズの紙の、しかもポスターなのに引き込まれてしまって、しばらく見ていました。絵の「静かさ」に引き込まれたという感じがしました。
Commented by こっぺ at 2013-04-05 12:39 x
私も見に行きました。本国オランダに行ったら日本で展示中、東京に帰省した年には1日すれ違いで関西で展示。サンフランシスコで会えた時には本当に嬉しかったです。でも息子にとっては人がいっぱいで好きに歩けなくてつまんなーい、とぶうぶうで、どおっと疲れました。。。
Commented by Miyuki at 2013-04-06 20:44 x
*ノンノンさん
わかります、わかります! そう、ポスターでそれだけの力がある絵なんですよねえ(うっとり) で、実物を見て、あら小さいのね、とびっくりする人が多いみたいです。
Commented by Miyuki at 2013-04-06 20:45 x
*こっぺさん
おお、すれ違いの果てに叶った逢瀬! それは感激もひとしおでしたでしょう♪ つか、オランダに行かれたんですね、う、うらやますいぃ~~。そう、お子さんには美術館はつまらないですよねえ。お嬢もずっとそうでした。それが今では美術館大好き人間になっちゃいましたから、面白いもんです。
Commented by KawazuKiyoshi at 2013-04-07 11:27
フェッルメールは素晴らしいですね。
私も好きな画家の一人です。
日本の展覧会では写真撮影禁止なのが多くて
パリにいたころや、アメリカでもロシアでも
よく写真を撮って楽しみましたね。
これが、不満。
ふふ
今日もスマイル
Commented by tomi at 2013-04-07 14:32 x
こんばんは;そちらは昼ですね。
未だ 日本ですか、展覧会に行かれて この フエルメール の「首飾りの少女」は皆さん話題になさいますね、この展覧会は着ている方々を見ますと サンフランシコの開催?。
こちらでは やはり LA County 美術館が素晴らしいです、かって私が シカゴよりこちらに越してきたときに楽しみに 郡立美術館に行きましたが 何にも展示品が無くてなんと淋しいと思いました、シカゴ美術館 はコレクッションが素晴らしいです
ロートレックの酒場 有ったのには驚き、それと ゴッホの青の時代と彼の初期のデッサンがわんさかありました、でも今では
LA も観賞に耐えうる程の美術品を所蔵するようになって楽しみです、そうですね こちらでの展示会は本当に押し合いへし合いなど無くユックリ見られます、日本の芸術愛好家は人口が多いのでしょうか。
エアカテリーナ の生涯のブログを掲載しましたお暇の折は起こし下さい。桜もちり最近は 爆弾台風なんて新語を聞きますが被害はありませんか。
Commented by Miyuki at 2013-04-08 16:06 x
*Kawazuさん
先生もお好きですか、嬉しいです♪
サンフランシスコの展覧会も、撮影禁止なのがほとんどなのですよ。
フラッシュをたかない・悪用しない、と誓ってもいいから、撮影させてほしいんですけどね~。
まあ、証明する手立てはありませんが(笑)
Commented by Miyuki at 2013-04-08 16:10 x
*tomiさん
はい、まだ日本にいます。そろそろホームシックになってきました(笑)
そうなのです、6月まで開かれているSFでの展覧会。フェルメールは1点だけで、あとはレンブラントなどのオランダ絵画なのですよ。
LAの美術館も行ってみたいですー! 旅行に行くと、絶対美術館をチェックしてしまいます。
シカゴもいつか行きたいですね~。ロートレックも大好きなんですよ。あそこは博物館も名物でしたよね。
日本は、展覧会やコンサートへ行く方が、以前より増えているような印象もありますね。良いことだなあ、と喜んでおります。
おっ、エカテリーナですか、それは楽しみです! ぜひ訪問させてくださいませ♪
週末にひどい嵐で、日本全国あちこち被害が……幸い、うちは大丈夫でしたが、ニュースを見るとすさまじい縦断ぶりだったようで(涙)


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