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女子階級の特権で

「子供には、『自分のやりたいことを貫け』『自分の考えを優先しろ』というほうが彼らのためになる。なぜなら、子供のほうが時代の息吹に敏感であり、子供が感じている世界のほうが正しいからだ」
   ----- 大前健一
       (日本人、経営コンサルタント、1943年2月21日生まれ)


料理ブログ読書ブログ、同時更新しております。
月一回のノルマ、今月はなんとか達成です……(よぼよぼ)


ところで、前回記録したCurry Up Nowですが、サンフランシスコのValencia St.に、3号店がオープンしているそうですよ。
前に探索記を書いた時(こちらこちら)には、まだ開店してなかったんですよね。

ほんの3ヶ月ほどで、すでに色々とお店が変わっているValencia。
ほんとにめまぐるしいというか、集中しすぎてて怖くなるほどですよね。でも、また行くけど。

* * * * *

【個人的事情】

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バレンタインデーは、Girl's Holiday
これ、アメリカの常識です。(殴)

ということで、今年のバレンタイン当日のイベントは、tamachanレストランのグランドオープニングでの女子会
マクロビ仲間のNatsukoさん、erinちゃんと一緒に、おじゃましたんだよ。




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tamachanのおうちカフェには、前にもおじゃましているのだけど、あの頃はまだunderground。
それが、今年から本格的にオープンする、とのことだったので、私達がソッコーで予約させてもらったの。
マクロビ仲間の集まりのおかげで、tamachanのお料理の素晴らしさを知っている私達にとって、これほど嬉しいレストランは他にない。

いそいそとテーブルについた私達に提供されたのは、バレンタインらしく、洋風メニューのコースだよ。(歓喜)


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まずはアミューズから、レッドレンティルのナゲット。この場でつけるように強制した名前。(おい)
赤レンズ豆を茹でてマッシュして、カレー粉とクミンパウダーで味付けして、素揚げしたナゲット。

これがもう、初っ端から惚れ込むお味。
至極穏やかなんだけど、舌触りもほのかなエスニック風味も、絶品なの。
tamachanは何を作らせても上手いんだけど、特に揚げ物の腕に惚れてる私。自分がすごくヘタだから、さー……


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続いては、グレープフルーツとかぶのサラダ
薄切りかぶとグレープフルーツを、オリーブオイルと果汁でマリネした、シンプルなサラダ。

で、このシンプルさが、また絶品。
かぶの甘さ、グレープフルーツの酸味が、時間を置いたおかげで、とてもまろやか。
下に敷いたグリーンが、気分を変えるアクセント。


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ストウブの鍋で炊かれた、にんじんピラフ
春らしくも柔らかな色合いに、うっとりだ。
五分搗き米を、にんじんとベジタブルストックで炊いたピラフは、水分を残しつつ、適度な歯応え。


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堂々登場のメインプレートに、大歓声。
ちょっとちょっと、Vegan "Chicken"のサワークリームがけですってよ、奥様。

玉ねぎとマシュルームを蒸し煮して、小麦粉と豆乳で作ったホワイトソースに、ヴィーガン・サワークリームを加えたソース。
外見も美しいけど、しっかりコクがありながら、さらりと喉を流れていくソースが、すんばらしい。
旨味の秘訣は、tamachan製のひよこ豆味噌、だって。うまうまーっ。

付け合せの2品も、美味・美味。
さつまいもの蜂蜜レモン煮と、いんげんのソテー・ローズマリー風味
お芋のほっこり具合が絶妙だし、いんげんの歯応えが、これまたはかったようにバッチリでねえ。
この火加減の見極め具合、tamachanの職人技だよね。


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ラストを飾るデザートは、ヴィーガン・キャロブケーキのカシューナッツクリーム添え
薔薇型のケーキだなんて、女子会にぴったりではないですか。(うっとり)

しっとりしてて、満足感は一杯なのに、重くなく。ナッツクリームも美味しくて。
女子に生まれて良かったねえ、なんて思ったり。(かなり違う)


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この時に、Natsukoさんやerinちゃんから、素敵なチョコをいただいたんだけど、
更にtamachanからも、このケーキをハート型に焼いたものを、お土産にいただいたのである。
これだけのコースをご馳走してくれて、お土産まで付いてくる。
どんだけすごいお店なの、と何故か涙まで出てきちゃう。だって女の子だもん。(逝ってます)

家だけヴィーガンという、ゆるいベジィ生活であっても、数年続ければ、それなりに身体が変わってくるのであって。
最近は外食すると、何が原因かわからないけれど、口の中が腫れたり、頭痛が起きたり、ということがたまにあって。
この前なんか、確実に化学調味料と思われるものを口にしてしまったら、口内炎プラス、なぜか前歯の裏の歯茎が切れました……

そんな私にとって、味でもおもてなしでも、そして食材の安全面においても、
100%安心して楽しめるお店という意味で、感謝と喜びのグランドオープニング、なのだよね。


お土産のケーキを旦那に食べさせてあげたら(上から目線)、
「これ、美味しすぎてやばい
と、むっちゃくちゃ気に入ってた。
だろだろーっ、美味しいだろーっ、と自慢しまくった。

すぐにでも再訪したいレストランだけど、同時に、特別な時にとっておきたいお店でもあり。
どちらにしても訪れる時は、大好きなマクロビ仲間と一緒であろう、と思われる。
お友達の皆さん、お付き合いいただければ嬉しいです。
また、行ってみたい方は、ぜひtamachanにご予約をば。

オープニングの様子は、tamachanのブログでもご覧いただけます。
中の人(うぷぷ)のお話、すっごくためになりまする。
ケーキのレシピもアップしてくれたので、早速作ってみる所存。

tamachan、これからもお世話になりますが、どうぞよろしくお願い致します。(深々)

幸せって笑っていること : バレインタイン

by senrufan | 2013-02-21 11:47


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