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そこに山が在ることで (1)

「エスキモーは雪をあらわす52の言葉をもっている。それは雪が彼らにとって大切なものだから。
愛についても、同じくらいのたくさんの言葉が必要ではないだろうか」
   ----- マーガレット・アトウッド
       (カナダ人、作家、1939年11月18日生まれ)


先日の11月10日(土)に行われました震災復興支援チャリティーセールでございますが、
最終集計結果がまとまりました。

皆様からの義援金の合計は、
$5,033.59

となりました。
先日一旦ご報告させていただいた、セールでの売上の$4,293.89に加えて、
その後も多くの方々から、温かいご寄付をいただいたおかげで、この合計額となりましたことを、改めてご報告申し上げます。

スタッフの予想を遥かに上回る結果に、思わずにじんだのは、感謝の嬉し涙でございます。
それもこれも、出品してくださった、ボランティアしてくださった、そしてお買い物をしてくださった皆様全員の、温かいお心のおかげ以外の何者でもありません。
心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

その中の一つが、サンノゼにあります日本語補習校からいただいたご寄付。
オリンピック日本代表の室伏広治選手が、夏に補習校に表敬訪問された際に、
補習校オリジナルTシャツにサインをされて、そのTシャツを保護者に販売し、
収益金を東日本大震災復興支援に寄付して欲しい、とおっしゃってくださったそうなのです。

そのお気持ちをしっかり受けとめ、販売された上、私共にご寄付くださった補習校の皆様に、またまたにじむ涙です。
そして元々ファンだった室伏選手を、これからは兄貴と呼ばせていただきます。(大迷惑)

ドルを円に替えることになりますので、多少時間はかかっても、換金や振込手数料を最小限に抑える方法で、2団体に寄付させていただきたいと思います。
こちらも、また追って、Facebookでご報告させていただきます。


今後の我々Bay Area HEARTの活動につきまして、現在スタッフ内で、様々に意見を交わし始めたところでございます。
次回をいつ、どういう形で開催するか、全く未定の状態でありますが、
一つだけ、これからも被災地復興支援のチャリティ活動を続けていきたい、ということだけは決まっております。
すでにあの日から1年半が経過し、次回開催にこぎつけられた時には、すでに2年半ほどが経過しているかもしれません。

それでも、支援を必要とされる方々がいらっしゃる限り、志を同じくされる方々がいらっしゃる限り、
「自分達にできること」を模索し続けていきたいと思います。

その機会が訪れた時には、また皆様に温かく迎えていただけますよう、これからも精進して参ります。
ご意見やご希望などの皆様からのお声は、年中無休・24時間態勢で歓迎させていただきます。
BAHのメール(bahelpjapan@gmail.com)、もしくは、Facebookページのメッセージにてお寄せいただければ幸いです。

どうか、これからもよろしくお願い致します。(三つ指ついて)

Bay Area HEART

* * * * *

【旅行】

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ようやく始める、シャスタ山旅行記でございます。

世界七大霊山の一つであり、パワースポットとして名高い、Mt. Shasta
すぴりちゅある志向の方々からは、アリゾナのセドナと並んで絶大な人気を誇る場所ですが、
日本の皆様も同様であるらしく、多くのツアーが組まれている模様。

その手のものにとんと縁遠いワタクシですが、ここから車で5~6時間で行けて、しかも、手頃なペースで自然と触れ合える場所である、シャスタ山。
以前にふらっと立ち寄ったきりだったので、またいつかゆっくり行けたらなあ、と思っておりました。




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そんな私の周りにいてくれたのが、tamachanとlizzycoさん。
特にtamachanは、年に数回訪問しているという、シャスタ上級者。
お嬢がいなくなったら、きっとどっぷり落ち込んで、ひきこもってしまうであろう私に、その後に行こう、という言葉をかけてくれまして。
それを真に受けたお調子モンは、8月のツアーをお願いしたのでございます。

これが3回目となるlizzycoさんが加わって、やはり初心者のMikaさんと私を、彼の地に温かく導いてくれたのでありました。(大感謝)

まったりペースで滞在できたその旅が、しみじみと楽しかったので。
帰った後で、もう一度行きたい気持ちがうずうずと。年内にもう一度、雪が降る前に行きたいと。

そんなことを、やはりシャスタ好きなerinちゃんに話したら、んじゃ行っちゃえー、となりまして。
再びMikaさんをお誘いして、更に初心者のえなちゃんをお誘いして、10月初旬に再訪問。
今度は大層にぎやかに、わいわい・がやがやと行ってきたですよ。

そんな2回の旅行で、歩いたところ、行ったところ、食べたもの、泊まった場所。
取り混ぜながら、少しずつ記録していくですよ。
で、メンドクサイから、日記タイトルは統一で。(またかよ)


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サウスベイエリアからの行き方は、US-101から入ってI-5を使う行き方や、I-880から入ってI-680などを進む行き方など、色々ルートはありますが、目安は到着まで5~6時間、といったところです。
I-5に入れば、途中で数箇所、Rest Areaがありますので、往きも帰りも、どこかで一旦休憩がてら、ランチのお弁当を食べたのでありました。
勿論、沿道沿いに沢山ファストフード店がありますので、そういうところで済ますのも合理的。

2回の旅行とも、我が家のTOYOTAカムリ君に出動してもらったのですけど、彼の燃費の良さに惚れ惚れでしたよ。
1回目は28マイル/ガロン、2回目は31マイル/ガロン。
軽自動車やハイブリッド車と比べたらまだまだでしょうけれど、休憩を挟んでも5時間そこそこで到着できたというスピードで、この燃費の良さ。
ありがたや、ありがたや。10年選手なのにエラいぞー、と自車自賛。(え)

荷物は、通常の旅行荷物に加えて、水を入れる大きめの容器を持参致しました。
というのは、Sacrament River Headwaters というところで、お水が汲めるから、なんですね。
シャスタ山の雪解け水が、Sacrament Riverとなって、サンフランシスコ湾に流れこんでいるのですが、
その源泉がシャスタにあり、そこでは誰もが自由に水を汲むことができるのでございますよ。
こちらについては、また後で。

持ち帰ったお水を、そのまま飲むなり、煮炊きに使うなり。
あれ、Cristal Geyserってシャスタのお水だっけ?と思って、サイトを見てみましたら、
シャスタ山&シエラネバダだけでなく、テネシーやサウスカロライナなど、色々あるんですね。へー。

とりあえず、汲み立て・無料のクリスタルガイザー水。なんてゆったら、元も子も。

ええと、ほかになんかなかったかな。まあ、いっか。
通常日記を挟みつつ、シャスタ記録をぼちぼち続けていくですよ。
by senrufan | 2012-11-18 11:48 | 東日本大震災


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