「ほっ」と。キャンペーン

その火の周りで手を繋ごう

「勇気があるというのは、無条件に誰かを愛すること。見返りを求めたりしないで」
   ----- マドンナ
       (アメリカ人、歌手、1958年8月16日生まれ)


大津中学での事件をきっかけに、”いじめ”がますます大きく取り上げられるようになってますね。
すでに、”いじめ”という言葉を使わず、傷害罪や恐喝罪と呼ぶべきという声も、多数耳にしております。

日本の予備校に通うお嬢にとって、時事問題の授業などで、やはり”いじめ”は避けて通れない社会問題なわけでして。
先日スカイプで、どう思うか、どう考えたらいいのか、2人で色々話したのです。

話しながら、お嬢が何度も頭を抱えてました。
わからない、一生懸命わかろうとしてるんだけど、どうしてもわからない。
なんで、そんないじめをするのか、今までの自分の経験を総動員して、想像力も駆使して理解しようとしてるんだけど、本当にわからなくて、どうしようもないんだよ。

そうやって悩む彼女を、とても愛しく思ったです。


朝日新聞デジタル特集 : いじめと君 

* * * * *

【レストラン】

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街巡りを堪能した後は、Sarahさん旦那様と待ち合わせ。
以前にお2人がお友達と行って、すごく気に入ったというお店に連れて行ってもらったよ。

レンガ造りの、えーと、工場跡?というような建物の中は、なんとも雰囲気の良いレストランであったのだ。




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外はレンガで、中は木、木、木。
個別テーブルの席の列と、長いテーブルとベンチの列があり。
長テーブルの端から端まで、なんと1枚の板なんだね。長いと思ったら、ほんとに長かった。
自然災害で倒れた木材を管理する会社から、調達したものであるそうな。


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そして、奥に見える厨房では、暖炉で火が明々と燃えていて。
火の中で直接焼いたり、離れたところで炙ったりと、厨房の中心であるらしい。

はっきり言って、この内装&厨房に一目惚れ。あの火を使ったお料理、いっぱい食べてみたい。
ドリンク類もバラエティに富んでいて、この際、飲んでしまおうじゃないか。


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突き出しとして出してくれたのは、かぶのピクルスと、Acmeのエピ。
こちらのシェフは、かのChez Panisseで、オーナーシェフを22年間勤められられた方であるそうなんだけど、やっぱりシェ・パニーズから派生したベーカリーであるAcmeのパン、なのかな。


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飲み物は、私はTequila drinkを。
ライムとグレープフルーツ、紫蘇、ハチミツとミントを入れてあるというこちら、
さっぱりと口当たり良く、とっても美味しかったのだ。

Sarahさんご夫妻は、Aged Rum Drinkなど。
こんな風に、ラムやブランデーなど、名のあるカクテルを提供するのではなく、ベースとなるお酒の名前と、加えてあるものがずらりと書いてある、ドリンクメニュー。


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さてさて、待望のお料理は、まずはサラダから。
Butter lettuce saladは、自家製ヴィネガーとハーブのドレッシングで。

お2人が前回食べて、とても美味しかったというこちらのサラダ、その通り、んまかったー。
シンプルこの上ないメニューなんだけど、その分、素材の良さが良くわかる。
こんなに柔らかいバターレタスを食べられるなんて、まるで仔牛肉をいただく気分だね。(えっ)


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Wood oven-roasted okra and padron peppers
わーい、あの暖炉で焼いた野菜ー。に、ヨーグルトソース添え。

これがもう、むちゃくちゃ美味かった。
オクラもペッパーも良く使うし、グリルも良くやるんだけど、暖炉で焼くと、これだけの香ばしさが出るんだね。
ヨーグルトソースは、ピクルスか何かが入ってるのか、酸味とほのかな甘味が良いブレンド。
パンにつけたら、これまたんまくて、あっという間になくなった。

これ、絶対家でも作りたい。暖炉グリルは無理だけど。
ヨーグルトソースを、何を使って作ろっかなー。(おうちヴィーガン)


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メインは、メニューにあった3品を、全て頼んでみたんだよ。
こちらは、Wood oven-baked local sand dabs
暖炉で焼いたカレイに、炊いたスペルト小麦、炒めたRapiniときゅうりがのっていて、Anise hyssopで香り付け。

こんがりと焼いて、でも焼き過ぎないで柔らかい白身魚は美味しいし、たっぷりの野菜も、歯ごたえを残して、油っこくなく。
と、最初のうちは浮き浮きと食べていたのだけど、段々と塩味が勝っていって、最後はちょっと辛かった。


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メイン2皿目、Grilled squash blossoms and corn on the cob
スライスして焼いた茄子のグラタンに、ポーチドエッグがのっかって。
上からパラパラとふられたチリペッパーは、味だけでなく、見た目も綺麗にしてくれる。

ズッキーニのお花といえば、チーズを詰めて揚げるのが多いと思うんだけど、何も入れないで焼くだけで、こんなに美味しいんだね、という見本。
とうもろこしは、そのまま手づかみで、がぶっ、とね。これまた、コンガリ加減が良い具合。

そして、これまた塩味が強くてね……
3人で分けたから、3分の1ずつですんだけど、これは一人では食べ切れなかったかも。


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メイン3皿目は、Grilled chicken breast, led and ballotine
チキンの胸肉や足をグリルして、インゲン、ポテト、ベルペッパーを焼いて添えてあるこちらは、トラディショナルなアメリカ~ン。(え、思い込みですか)

香ばしくて、チキンもジューシーで、焼き具合には文句はないのだが。
お願いですから、もう少しだけ塩を控えていただけないかと……塩を……
おかげで、お酒とお水のすすむこと。あ、お姉さん、またお代わりをお願いします。(お水のコップを出しながら)


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デザートも試してみたくて、1つオーダーして、皆でシェア。
コーヒーがグラスでサーブされるのも、オシャレで良いものだ。

お料理の塩の具合からすると、甘さも結構なものかと覚悟していたんだけどね。
Tunisian orange cake with roasted apricotsは、全然そんなことはなかったよ。

アーモンドメインのざくざくケーキは、オレンジの香りと味わいが良いアクセントとなっててね。
中近東系だけあって、それなりの甘さはあるのだけど、重さとのバランスが良かったし、
かかってるソースがほとんど甘くなかったおかげで、緩和もされて、んまかったー。

そしてStone fruitsこそ、焼いたら別の魅力を発揮する。
素材の甘さのみの焼き杏、いやはや、立派なご馳走です。


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ベタベタし過ぎず、適度に声をかけてくれるサービスも、心地良く。
内装は、ずっと眺めてても飽きないぐらいに、気に入って。
イタリア語で「暖炉」という意味の店名にふさわしく、火の暖かさと温もりが感じられる内容に、かなり惚れ込んでしまったよ。
薦めてくれて、付き合ってくれたSarahさんご夫妻に、思いっきり感謝の念送り。(む~~~)

季節が変われば、メニューも変わるので、また次の季節に来たいもの。
それに、ブランチが大変気になります。
次に来る時は、「塩は控え目で」とお願いしてみるべきか。(悩)


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Camino
3917 Grand Avenue
Oakland, CA 94610
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by senrufan | 2012-08-16 11:17 | Trackback | Comments(14)
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Commented by ノンノン at 2012-08-18 23:16 x
いじめのことについて、前から疑問に思っていたことがあるんですけど。
アメリカの学校にはいじめはないんですか? あるいは、あったとしても日本のいじめの感じとは違うんでしょうか?
私は大学院はアメリカでしたけれど、もうそこまでいってしまうと、みんな「大人の対応」ができてしまうし、子どもやティーンの世界ってわからないんですよね~。
Commented by KawazuKiyoshi at 2012-08-19 12:54
いじめは大きな問題に取り上げられています。
社会全体で考える方向に向けば
少しは良くなるのかもしれません。
日本では、無責任感が漂い、まーまーで終わってしまうことが
多いのです。
人の命の尊さについての認識を深めていかなくてはいけませんね。
それにしても
すごい食欲。
ふふふ
塩辛い料理は、ほどほどに。
ふふふ
今日もスマイル
Commented by Miyuki at 2012-08-20 05:22 x
*ノンノンさん
アメリカの学校にも、勿論ありますよ~。私が知っているのは、娘が行った数校だけですが、そこでも少しはありました。
ただ、そこでの”いじめ”って、ほんとに普通の子供のいじめだったんですよ。でもって、そういうことをする子もいるし、それを止める子やかばう子もちゃんといて、皆それぞれの居場所があるんですよね。
今の日本のいじめの何が怖いかって、いつ・誰が対象になるかわからないという恐怖や、一旦対象になってしまうと、逃れる場所がなくなってしまう、ということが非常に恐ろしくてなりません。
アメリカは学区によっては、銃だの人種だの、色々と問題は大きくなってしまいますが、それでも理由はシンプルだったりして、私でも理解できないことはないんですけどね……
Commented by Miyuki at 2012-08-20 05:25 x
*Kawazuさん
いじめというより、すでに少年犯罪の域ですよね。
私の子供の頃のツッパリや暴走族の方が、よほどわかりやすかったです。
おっしゃる通り、無責任感・無気力は、一体どうしたら良いものでしょうねえ。ふう。
塩を入れ過ぎた → しょっぱくなった、という具合に単純に理解して直せるものならいいんですけど、と、ちょっと苦いスマイルです。
Commented by ノンノン at 2012-08-20 11:29 x
なるほど。
なんだかとってもよくわかります。

(最近の)日本にいて怖いのは、例えば、電車の中などで知らない人に絡まれたり、痴漢にあったりしても、誰も助けてくれないんじゃないかという雰囲気です。または、誰かがそういう目にあっていて助けてあげたくても、もし相手のほうが体力があったとき、その他のだれも加勢してくれないだろうという不安。そういう目にあったことはないんですけど、実はかなり「確信のある」不安です。
アメリカにいると、そういう不安は感じないです。誰かしら助けてあげようという人はいるだろうと思えるんです。
Commented by さく at 2012-08-21 05:12 x
よく言われることですが、イジメにあっていたという人はどんどんでてくるのに、イジメてた、という人は出てこない。私は一度だけイジメました。いわゆる無視ですね。その子もどうしても言わなくていいようなヒトコトを必ず言ってしまう空気の読めない子だったので、話すのがもう嫌で嫌で皆で無視をしました。その子が登校拒否になって、皆で謝りにいったんだけど、その後は無視はせず、あいさつも話もしましたが、やはり仲良くはなれなかった。たぶんイジメの始まりはこんないきさつも多いのではないかと。それでも皆に無視をされたその子の痛みは理解し、申し訳なかったと思いました。あるお母さんが言ってた言葉ですが「皆がフレンドになる必要はない。けれどフレンドリーである必要はある」と。うまいことを言うなと思いました。

Commented by さく(続きです。すみません) at 2012-08-21 05:14 x
しかし、今、話題になっているようなイジメは、犯罪ですね。アメリカでもありますよね。自殺した子もいます。けれど、私の身近な例では、大人がもう少し真摯に受け止めている気がします。日本でも今は話題になっている。でももう少し経つと、次の大きな事件が起きるまで忘れられます。この国ではいろんなことが「流行」なんです。それが歯がゆいなと思う。

あと、「うちの子がいじめられていないか」と必ず気にする親がいますが「うちの子がいじめていないか」と気にする親には滅多にお目にかかりません。親もやはり客観的に想像力を働かせる必要がある気がします。残念ながらどんな子にも必ず天使ではない部分があるんですよね。それがHuman Beingだと思います。成長するとてもいい機会を与えられると思って、いつも客観的に観察して行きたいと思います。
Commented by Miyuki at 2012-08-21 09:20 x
*ノンノンさん
ああ、それは確かに! 前は、こちらでは目が合えばにっこり笑ったり挨拶したりするところ、日本では目を合わせないようにするので、そのせいかと思ってもいたのですが、裏で何か悪い感情が隠れてないか、とか思っちゃったり。以前は、そういう日本の奥ゆかしさが好きで、アメリカの露なやり方が苦手だったのですけどね~。
それでも、やっぱり日本は素晴らしい国で、素晴らしい国民だと誇りに思うので、海外にいて、どうしても悪いニュースばかりが伝わってくる立場が切なくなったりするのです。くすん。
Commented by Miyuki at 2012-08-21 09:30 x
*さくさん
ほんとに、ほんとに!! その通りなんです!! で、私もその流行に従えば(笑)、一度いじめられたことがあるんですよ。といっても、それほど長期間ではなかったし、無視や意地悪なことを言われるという「普通」のやり方だったし、自分の欠点が良くわかったので、自分が変わるきっかけとして、酷ながらも有難い出来事だったんですよね。ただ、それでもやっぱりその後、数十年ひきずってしまいましたし、今でも100%解消されたなんて言えない。私の場合はともかく、結局いじめの解決って、いじめた側が理解して真摯に謝ることしかないように思うんですけどね……そのお母さんの言葉、至言でありますなあ。
Commented by Miyuki at 2012-08-21 09:42 x
*さくさん再び
そなんですよね、はっきりと犯罪です。でもおっしゃる通りに、それを受け止めて解決に近づけようとする周囲の努力がある。そういうことをする人達がいる反面、そうでない人達も沢山いて。だから、どこかに自分の居場所や救いを見つけることができるんです。日本の事件を聞いている限り、それが見当たらないのが、すごく悲しい。

それそれーーっっ!! いじめニュースの流行(…)の怖い点の一つが、子供同士のたわいもないケンカまで、「うちの子がいじめられてる!」とヒステリックに被害者意識を持つ親が必ず出てくることですね。実際日本にいた時、どれだけそれを見たことか。自分の子を徹底的にかばうのは本当に素晴らしいことだけど、できるだけ客観的に見る努力をすべきなのも親の仕事。理想は、子供の気持ちをくみつつ、別な視点や別な立場があるということを教え諭していくことなんですよね。でないと子供達は、なんでも人のせいにしてしまう人間になってしまう。それこそ、助けを求めている子がいても、手をさしのべない人になってしまうんですよ。さくさんのようなお母さんに育てられて、お子様はマジに幸せだと思いますぞ!
Commented by さく at 2012-08-21 10:38 x
いや、うちの子は私が彼らをいじめていると思っている。そうだよね、いじめられた方はいつまでもその痛みが残るんだよね。本当に申し訳ないことをしたと思います。けれどあえて言わせていただくと、私もその子に言われたひとこと「さくちゃんていつも同じスカートはいてるね。買ってもらえないの?」という何気ないヒトコトに非常に傷ついたんです。(事実だったから)
こういう言った言われたは、まだ精神的に未熟な子供に取って、なかなかうまい解決法が見つからず、こじれてしまうこともあるのかもしれない。
だから先生や親、周囲の大人が介入する必要があるのだと思います。他愛無い子供のけんか、と大人が介入するべき問題を見分けるのは難しいのですけれど、それはやはりオトナの仕事でしょうね。と、偉そうなことをいいながら「おかあさんはね、腰が痛いんだよっ!!」とコドモに八つ当たりする超未熟なオトナの私。殴って。
Commented by Miyuki at 2012-08-21 12:06 x
*さくさん
わはは、子供のうちはそう思うものですよー。
↑のレスにも書かせてもらったけど、私達の頃のいじめは、そういう風に理由があることがほとんどでしたよね。私がいじめられたのも、その子のように心無い発言や行動が多かったからで、だから辛くとも、自分でも納得できたし、自分を変えなきゃと思えた。いじめはいけないことだと本当に思うけど、それでも私に限っては、感謝もしてます。だけど今のニュースで流れるいじめは、その理由が見つからないのが怖い。大人になっても絶対納得できないだろうし、傷はいつまでも膿んだままであろうということが、想像するだけで痛くてたまらないです。
そうそう、そうなの、だからこそ良識ある大人がそばにいてほしいんですよね。客観的に諭す力を持った大人が。でもって、それは先生だけに期待すべきことではないですよね~。
私なんか今日スカイプで娘に向かって、「なんでここにいてくんないの!? 母ちゃんさびしいから、すぐ来て!」とごねたよ。蹴って。
Commented by ノンノン at 2012-08-21 23:49 x
あはは、蹴ってあげます。うそうそ。

Miyuki さんにとってお嬢さんは親友でもあるんだから、寂しくて当然だと思います。
ある人が言ってます。「あの友達に会えば大丈夫だと思えるとき、何を捨ておいてもその人のところに行きなさい。その人がロスにいようが東京にいようが行く手立てを考えなさい。友達に会えばあなたは「ああ、大丈夫だ」と感じるでしょう。
でもいつかはお家に帰らなければいけない。だから、その人と一緒にいるとき、心を尽くしてたくさんその友達を「心の中にいただいてくる」ようにしましょう。そうすれば、あなたはあなたの居場所でまた頑張れるようになります。」
もうすぐお嬢さんに会えますね。
Commented by Miyuki at 2012-08-22 14:41 x
*ノンノンさん
いやあん、もっともっとーー(危)

ううう、ありがとうございますう。昔に比べたら、スカイプも安い国際電話もできる身分で何ゆってんだ、って思うんですけど。
そして、なんと身に染み入るお言葉でしょうか~~。人と触れ合う意味を、素晴らしい文で教えてくれてますねえ……いや、ほんとにその通り、そうしたいのでございます。
はい、2週間後に会えますので、思いっきり彼女を心に「いただいて」まいりますっ! いつも優しいお言葉をかけてくださって、本当にありがとうございます~vv


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