柔らかい日差しに包まれて

喉の痛み、全く無し。すばらしいよ板藍茶。(うっとり)

風はまだまだ冷たいけれど、お日さまがさんさんとさしている。
天気の良い日、たまにふっと蘇る私の放浪癖。日本語レッスンの後、そのまま公園に行って、五分咲き以上となってきた桜の類を眺めつつ、のんびり読書など。
そうしていられる我が身の境遇に、わずかな罪悪感をも覚えつつ。

アンソニー・ホープ著「ゼンダ城の虜」を読む。これまた高校の頃、父の本棚から失敬して読んだところ、大のお気に入りとなった本。
もう実家に本の有無を問い合わせるのは虚しいと認識したので、自分で古本屋サイトで見つけたもの。復刻版が出ているのだが、私には旧版が深く刷り込み済なので。

これはルリタニアという架空の王国を舞台に繰り広げられる、恋と冒険と騎士道の物語。正編と続編の二編構成となっている。
改めて読むのは、おそらく十数年ぶり。あの頃読み違えて勝手に思い込んでいた箇所を発見して、早読みの悪癖は昔からかと苦笑する。
一時期大好きだったんだよなあ、中世とか世紀末とか、剣と甲冑とか、涙と血の誓いとか、美姫の前に跪いて手に接吻とか(とまらねえ)
「怪傑ゾロ」や「黒いチューリップ」などと並んで、特にお気に入りだったのがこの本。
王と瓜二つだった為に、囚われた王の身代わりとなって敵とわたりあう英国の青年。そして王妃との秘められた恋。年頃の女の子がはまりやすい設定だったんだねえ。(生温かく微笑みながら)
この本で忘れられないのがラストシーン。ラストのセリフが印象的な映画や小説は幾つもあるけれど、私の中ではこれもその一つ。19世紀末に書かれた本でありながら、今日読み返してもそのシーンには目が潤む。
映画化もされているが、残念ながらまだ鑑賞するチャンスには出会えていない。
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by senrufan | 2005-01-29 13:31 | Trackback | Comments(2)
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Commented by みほ at 2005-01-31 23:47 x
おおお、効いたのね>お茶 よかったよかった!
Commented by Miyuki at 2005-02-01 06:14 x
効いた効いた!ありがとありがと~vv


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