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私の身体の生い立ちは

「人はみな、恐れているものや望んでいるものなら、いとも単純に信じる」
   ----- ジャン・ラ・フォンテーヌ
       (フランス人、詩人、1621年7月8日生まれ)

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【アクティビティ】

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日本滞在記録もあるんだけど、その前の日記を書くべきだ。
ということで、5月1日&2日に参加したクラスの話など。(あああああ)
マクロビクラブのワークショップで、NYからいらしてくださった先生の、2日連続の講座。
初日は、望診&開運メイクの講座だよ。

マクロビオティックには、望診法というのがあってね。
顔の様々な部位は、身体、それも内臓の状態を表すとして、
それを目で見て、何が足りないか、何を摂り過ぎか、などの診断を下す、という方法なの。

私は、マクロビのクラスを何か一つだけとれ、と言われたら、料理よりもこれをとりたいぐらい、興味があって。菜食を始めてから、肌の色や体毛やアザなど、色々と身体の変化を目にしたから、余計にね。
まあ、自分でも本など買って読んでみたものの、多すぎて頭に入らないから、とったところでムダだと思うんだけどね。(達観)

それが、インストラクターの方からお話が聞ける、なんて貴重な機会、絶対逃してなるものか。
主催してくれたerinちゃん、本当にありがとう!>大感謝




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いらしてくださったKiyomi先生は、マサチューセッツのKushi Instituteでマクロビオティックを学ばれて、カウンセラーの資格まで取られた方。
おきれいで明るくて優しくて、「女性!」のパワーに満ち溢れていらっしゃる。

クラスが始まってみたら、実は「望診」より「開運メイク」が主体とわかって、ありゃ、と思ったのは一瞬で。
クラスの皆さんも、メイクを教わりたいという気満々で、それがまたキラキラしてて、素敵なの。
女子力ゼロの私も、ここは一つ、思いっきりその気になっちゃおう。(あくまで当人比)


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望診(Facial diagnosis)は、
①体質 (Constitution) : 生まれつきのもの
②状態 (Condition) : その人が作ったもの
の両者を、それぞれ診立てるもの。
望診から判断した点を、内部からは食事で癒して、ベースをしっかり作ることが、何より大事であるけれど。
その後、メイクによって、「補相」が可能、というのが、Kiyomi先生のお考え。
外部からメイクでカバーして、意識を変えて、道を作ってあげよう、というのが目的であるのだね。

一重まぶたは陽性、二重は陰性。
鼻の幅より口が大きかったら陰性で、消化器官が弱め。
口のエッジが白いのは、乳製品を良くとっている。
耳の形は腎臓を表す。

肌のタイプ別洗顔法や、お薦めの基礎化粧品、紫外線対策など、内容を並べると、普通のメイク教室のように聞こえても。
その根本の目的は、「美しく見せる」、ただそれだけではないところが、ちょっと違うのだ。


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ベースをしっかりする上で、大切なのがフェイシャルマッサージ。
ツヤがある肌は、運気が上がるんだって。
経絡にそって、老廃物を出すようにして、リンパの流れを良くしよう。

頬にツヤを加えるべく、チークやハイライトもいれてあげようね。
眉毛の形は、若年期・中年期・老年期の健康をも表すから、アイブロウで補足してあげつつ、自分の体調を意識しよう。


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ここで大事なことは、弱いところを、絶対的な欠点と見ないこと。
や、勿論、身体の不調は整えていった方が良いのだけれど、ちょっと弱いところがある方がバランスが良く、長生きする傾向にあるそうで。
何もかもが強すぎると、かえって短命になることもあるんだとか。

先生がおっしゃった、”ろうそく”の喩え。
芯と蝋のバランスが良いろうそくは、火をつけると、良い火が続いて、芯と蝋が一緒に燃えていくんだけど。
現代人は蝋(脂肪)が多すぎて、芯が弱いから、芯だけが燃えて、蝋が残ってしまうようになってるんだって。

ベースが大切で、ベースがしっかりしていればこそ、メークがずっと映えること。
良くわかっていたことでも、Kiyomi先生に言っていただいて、更に胸に染みたのだ。


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erinちゃんの絶品マクロビスイーツも、皆に大好評。
メイクモデルになったお二方が、より一層おきれいになって、そのキラキラが皆に伝染して。
Kiyomi先生の人相判定で絶賛されたHさんの、素敵な人生談。80歳とはとても思えない、キラキラ度に感動して。
こんなに輝いてるれでぃ達に、うっとりしないわけがないんだな。

望診で、父から、母から受け継いだ部分についてのお話も。
自分で作った部分ばかり目にいきがちだった私が、”贈り物”についても感謝した時間。

マクロビオティックで、その土地で、その太陽と空気と水で生った作物を、大切にするように。
自分という身体も、そうやって続く線の中で育ったものであることを、思い直したのでありました。

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次はもう一つのクラス、九星気学についての話だよー。
by senrufan | 2012-07-08 03:03


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