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遠くに在りて、近い場所

「人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」
   ----- アルベルト・アインシュタイン
       (ドイツ→アメリカ人、物理学者、1879年3月14日生まれ)


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3月17日震災復興支援チャリティセールに関するお知らせ

3月17日(土) 9:00~ ガレージセール
        10:30~ フードセール開始
        13:00  終了

今回のフードセールは、商品リストをご覧いただければおわかりの通り、そうそうたるメンバーが勢ぞろい。
あの炭家/俺ん家さんが、オーガニック鶏の唐揚げを差し入れられて下さると聞いた日には、またもやスタッフでなければ(以下略)

お願いしたお友達の皆様も、快く引き受けてくだったし、
お知らせを見て、ご協力を申し出てくださった方々もいらっしゃって、
本当にスタッフ一同、嬉し涙の連続です。四方八方、足を向けて寝られません状態。

少しでも皆様への感謝の思いを表したくて、スタッフもそろって出品です。
マクロビアンやローフーディストが大半のメンバー、オーガニック材料を使いつつ、あれこれ試作しては、ミーティングのたびに試食と批評を繰り返し。
スイーツにパン、ご飯もの、お惣菜と、全ジャンル(?)にスタッフの商品が入ってます。
買っていただけたらいいね、喜んでいただけたら嬉しいね、と言いながら頑張ってます。


問題は、そういうメンバーなので、試食のたびに、こんな会話が繰り返されるんですよね。
「うん、私達にはちょうど良いけど、普通の人には薄味かなあ」
「もっと甘くしないと、一般の人には物足りないんじゃない?」

……ある意味、スタッフ以外の人に試食をお願いした方が良かったのでわ。

* * * * *

【レストラン】

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以前にゆみたちさんと、16th Streetを歩いていた時に見つけた、よさげなレストラン。
またこの辺りに来る日があったので、だったら、ぜひここでランチなど。
蕎麦花さんが合流してくれて(歓喜)、3人でいそいそ入店だ。



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ビアレストランと言えばいいのか、それともビアパブか。とれんでぃ用語(え)にも疎くて、わからんが。
なんにせよ、ずらりと並んだグラスに、まず感動。
居心地の良さそうなカウンターとテーブルにも、まず期待。


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メニューを見たら、まあ、すごい。
DraughtにPale Lagers、Dark Lagers、Wheats……
何ページあるのだ、というぐらいの、分厚いビールリストがあるんだよ。
ラガーとエールの差もわからん私、これが宝の持ち腐れってヤツですか(違)

更にその中で、ノンアルコールやSmoked、Gluten-free、FruitやHerbedなど、ふえぇ、ビールってすごいねえ。
奥が深いとは思っていたが、ほんとに素晴らしい食文化の一つであるのだね。


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お2人は生で、私はお店のお姉さんのお薦めで。
蕎麦花さんが私の為に、「それほど強くなくて、フルーティなもの」はどれか、と聞いてくれたのだ。(胸きゅん)
Tweason' Aleというこちらのビールは、Dogfish Headの製品。
Gluten freeで、Strawberryのフレーバー。アルコール度は6.0。

これが美味しくて、たちまちお気に入り。
炭酸飲料が苦手で、だからビールもあまり、だったのだけど、それをおしても、これは旨い。
フルーティなビールなんて邪道、と言われてしまっても、構わない。
やはり炭酸ゆえ、量は飲めないのが悔しいが。

と、ビールだけでまず盛り上がっていたのだけど、この後のお料理で、更に盛り上がり。
いや、マジで、どれも相当美味しかったのだよ、これが。


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今日のスープは、White Bean Soup
野菜もたっぷりのミネストローネ風で、塩味が適度なしっかり目で、お豆も野菜も適度な歯応え。
スパイス加減が良いのだよ。


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Local Greensは、ヘーゼルナッツとFromage Blanc、カラントが入ったサラダ。
これもね、グリーンは美味しいし、ドレッシングも多過ぎなくて、んまかった。


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Seared Veal Sweetbreads
Pickled Apple SlawとParsnip添え。

Breadというから、パンが出てくるのかと思ったら、仔牛のパンフライのことだったみたい。
(というのはただの馬鹿の思い込みで、胸腺のことだそうです。非公開コメントさんに教えていただきました、ありがとうございました!)
仔牛という罪の味の揚げ物は、しっとり柔らかで、やはりんまかった。
アップルスローが甘酸っぱくて美味しくて、これは家でも作ってみようかな。


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Roasted Mushroom Risotto
使ってるチーズは、Fiscalini Aged White Cheddarだって。

とろっとなめらかなソースが美味しくて、お米も芯が残らず、でも適度な固さ。
相変わらず、リゾットとは、どれぐらいの固さのお米が正統なのかはわからないけど、こちらのが好みであったこと。


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バーテンダーのお姉さんが良い方で、しゃがれた声が魅力的。
お料理の具合からいって、シェフもなかなかの腕前ではないかと思われる。
いやあ、予想以上に良いお店だったなあ。3人揃って、大満足。

昼間は落ち着いて、静かに楽しめる感じであったけど。きっと夜には、もっともっとにぎやかであろ。
今度は皆も誘って、大人数で来てみたい。
ビールもお料理も美味しいなんて、女子会にはすごく嬉しい場所だよね。


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The Monk's Kettleという名前の由来:
「クラフトビールを初めて作った、と言われているのは、ベルギーのトラピスト修道僧達(monks)です。
ここは、ベルギー料理の店ではありませんが、修道僧達がビール作りに使ったKettleを名前に冠することで、ベルギーという聖地に巡礼する気持ちを表しました」


The Monk's Kettle (HPがやや不安定なので、yelpも)
3141 16th Street
San Francisco, CA 94103
by senrufan | 2012-03-14 05:30 | 東日本大震災


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