私を聴いて、私と歌って (1)

「傷つけないようにハッキリと言い 侮辱を感じさせない態度をしたら 
あとは 自由に生きなさい 強く生きなさい 
自由で強くてやさしい子を 凛としていると言います 
凛とした女の子になりなさい」
    ----- 阿久悠
        (日本人、作詞家・作家、1937年2月7日生まれ)


和田誠さんの反原発ポスター

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こちらのサイトから、画像をお借りいたしました。ありがとうございます!
上記リンクでの画像も、ぜひご覧下さいませ。

絵の力、ですね。

* * * * *

【雑事】

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時差3週間日記を更に脇に置いて(うぉい!)、ずっと考えてたシリーズを、そろそろ始めようと思います。
親子関係について、子育てについて、尊敬する友人から教わったことを、自分の為にもまとめておきたいのでございます。

そのプロローグ、のような形になりますが、まずは手始めに、こんな記事の紹介から。




Ambitious Parents, Mellow Children
Driven Type A's Often Struggle To Raise Type B Kids


私なんぞが怪訳するより、皆様が読まれた方が、ずっと確実。(ぐっ)(親指立て)
なので、ごくごくポイントのみをまとめますと。

パーソナリティは、かなり乱暴ではありますが、タイプAタイプBという2つに大別することができます。
タイプAは、好奇心旺盛で、物事に積極的に挑戦していくタイプ。
対してタイプBは、創造性に富み、のんびりとマイペースで物事をこなしていく、というタイプですね。

それぞれ良い点があり、組み合わせの相性があるわけですが。
問題は、これが親子間の場合、どういう関係になるか、ということでございます。

同じタイプの親子同士では、それほどストレスは生まれませんし、
タイプBの親+タイプAの子供のペアでも、比較的穏やかな関係が築けます。
が、タイプAの親+タイプBの子供の場合、マイペースな子供に、親がキレるのをこらえたり、子供が親からのプレッシャーに耐えたりすることが多く、互いに大なり小なりのストレスをためることになりがちです。
つまり、タイプAの親が持つ高い期待に対して、のんびりペースなタイプBは、短期間で目に見える効果を出さなかったりするのが、イライラに繋がるわけですね。
よって、タイプBの子の良い点を見ずに、形として見える結果を強く求めて、強いプレッシャーを与えてしまったりするのです。

子供に対する期待は、それがかなり高いものであったとしても、親がどこまで愛情を込めてサポートできるかで、子供にプレッシャーを与えることなく、十分成果が望めるのですが。
親側からの適度な後押しは、確かに有効です。
しかし、その子にとって過度なレベルに入ってしまうと、非行やひきこもりなどの問題が起きかねない。
でも、それを怖れて、全く後押ししないと、別な問題を引き起こす可能性がある……
いやはや全く、ここまでならOKという、目に見えるものさしがあればいいのに、と切に願うのは、こういう時ですねえ。(しみじみ)


記事内で、幾つか例として挙げられた、親や子供の話がありますね。
そして最後に書かれているように、大事なことは、
人それぞれの形の幸せと成功があり、人それぞれのペースがあるのだ
ということを理解し、子供の成長を見守っていくこと、ですが。
たった一人しか育てておりませんが、情けないことに私にとって、これが一番難しいことでございました……

自分とは全く違う、全く別個の人間だ、と、生まれる前から(マジ)、自分に言い聞かせていたにも関わらず。
いざ子育て、になると、どうしてあれもできないのか、こういうペースでできないのか、と、自分が望む形を押しつけて。
彼女の良い点は、当たり前としてほめることなく、悪い点ばかりが気になって指摘する、という、
「こんな親にはなりたくない」と思っていた姿そのものになっておりました。
お嬢、本当にごめんよおおぉぉぉぉ!!(泣き崩れる)


ほめて育てるんだ、けなさないで育てていくんだ、と。
そう思っていたのは、何回か書いているように、自分がそう育てられなかったから、という理由がありました。
いやもう、親も兄も私も、絶対お互いをほめない上、悪口は必ず面と向かって言う、が家風でございましたからゆえ。(いばる)
これまた何回か書いているように、それで恨むとかは一切なく、むしろ家族を尊敬しながら育つことができたのは、けなしつつも見守ってくれていること、信頼していくれていることを、どこかで感じていたから、でございます。

しかし子育てというのは、面白い&苦しいことに、自分が育った過程を、改めて辿って見直していく、という作業でもありまして。
何もわだかまりはない、と思っていた自分でさえ、実はこんな気持ちを持っていたのか、と、何度も驚く羽目になり。
そして、私のような、かっるーーいノーミソの、あっさーーい記憶ならいいけれど。(いいのか)
もし万一、辛くて辛くて、封じ込めてしまったようなものに、直面しなくてはならないとしたら。

それが怖くて、目をそらして、逃げてしまったところから。
自分の子供と、真の意味で向き合えない、ということも始まりかねない、と思います。
同時にそれが、虐待という記憶であったとしたら、一体どうしたらいいのだろう、と、途方に暮れてしまうのです。あ、ザ・ブログタイトル。(ち・がーう!)


子供の感情をすくいとって育てる、ということは。
かつて子供であった、そして今は親である自分を、子育てを通じて見つめ直す、ということは。

そんなことを考えながら、尊敬する友人から学ばせてもらっていることについて、つらつらと書いていきたいと思います。






時差3週間の日記の合間に。(殴)
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by senrufan | 2012-02-07 13:36 | Trackback | Comments(12)
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Commented by こっぺ at 2012-02-09 22:51 x
子育て大先輩Miyukiさま、連載楽しみに待っております。一人ぼっちで親のヒステリーに耐えてる息子が不憫な今日この頃です。よよよ。
Commented by kako_usa at 2012-02-10 04:43
Miyukiさん、こんにちは~タイプBの家族です^^私も楽しみにしています♪ 子育て真っ只中でどっちにも転べる今だからこそ、勉強したいと思います。どうしていいのか?やり方がわからず出来ないと泣く娘。小さい身体で自分なりに精一杯がんばっている娘。見てて色々考える事、思う事があるので、この連載とともに勉強したいと思います。
Commented by 悦ちゃん at 2012-02-10 05:59 x
うわーー心に浸みます。。今日のが一番感動したかも!うちが全くこの親子です。ま、どっちかって言うとアリの親とADD持ちのキリギリスの娘って感じですが、毎日イライラ怒鳴ってます。。あたしが彼女の年齢の時には自立してたのに。。とか比べてしまう。。でも結局はいい大学とか仕事じゃなくて、「人それぞれの形の幸せと成功があり、人それぞれのペースがあるのだ、」なんですよねーー。連載楽しみです。勉強します。

あ、Blue BottleCoffee、この間SFMOMAに行った時飲みました。屋上に上がった瞬間すっごいいい匂いしてきました。
Commented by ゆみたち at 2012-02-10 07:56 x
がしっ!!熱き握手と抱擁。
Commented by Miyuki at 2012-02-10 13:00 x
*こっぺさん
とんでもないです、万年子育て初心者です。当たり前か、一人しか育ててなくて、毎日が初めてですから(爆) ちなみにこれ、こっぺさんがよ~くご存知のアレなんですよ、うふふ。
Commented by Miyuki at 2012-02-10 13:04 x
*kakoさん
全員タイプBならいいではないですか! わかりあえるご家族の姿が目に浮かびます♪ お嬢さんががんばっていると理解してあげられるお母さん、素敵です~(じ~ん) がんばって教わって書いてみますので、どうか温かく見守ってやってくださいませ!
Commented by Miyuki at 2012-02-10 13:07 x
*悦ちゃん
私もこの言葉、大好きです! 凛とした凛々しさ、潔さ、すごく憧れるんですよねえ。あーー、そのイライラ、すっごおおおおくわかりますーー! そうなんですよね、どういう形であれ幸せであってくれれば、と思いつつ、結局目先の成果を要求してしまって、しくしく。勉強します、精進します。

おおっ、SFMOMA、友達に教わって行きたいと思っているんですよ~! コーヒーの香り、いいですねえ♪ 多分来週あたりに行ってきます、堪能してきますっ。
Commented by Miyuki at 2012-02-10 13:08 x
*ゆみたちさん
あざーっす! 例のアレです、ぐゎんぶぁりむぁすっっっ!!
Commented by B-coupe at 2012-02-10 13:13
あああ〜〜〜もう、ごめんなさい!!それは私の事ですね!って感じで読ませていただきました(笑)「褒めて育てていくんだ、けなさいで育てるんだ、、、、」と毎日呪文ようにつぶやきながら、そうできない自分に自己嫌悪の毎日です。実は私の育った環境も褒めない、思った事は口にしてしまう、、、。でしたので
まあ〜仕方ありませんよね。それが嫌だ!と思う気持ちが自分の子供には、、、、という気持ちに繋がり、思うようにできない自分に焦る。そんな繰り返しです。でもまぁ、そんな環境でもよかったと思える所もあるもんで、まあ〜仕方ないかな?と思えたりしてしまうのも事実。(笑)

miyukiさんがおっしゃるように、、、まさに子育ては私にとって自分という人物を改めて客観的に見つめる、良い機会になっている事は間違いありません。本当、勉強になります。今後も楽しみにしています。
Commented by Miyuki at 2012-02-11 09:50 x
*Tomoさん
なーにをおっしゃいますやら! これは私の事でございますぞ!(思いっきり胸張って) Tomoさんのご家族もそうでしたか~。まあ、きちんと言ってくれて良かったと感謝しているのですけど、それも大きくなってから思えたことですからねえ……
そうそう、だからこそ自分の子には、と力が入っちゃうところ、ありますよねー! 親からもらった良いところを受け継ぎつつ、悪かったところは直して、と思ってはいるんですが、とほほです~。

いやもう私の場合、自分がこんな人間だったのか、という自己嫌悪の連続なんですよ。同時に、こんなに誰かを大事に思える人間だったんだ、なんて嬉しい驚きも。果たしてご期待に沿えるかどうか、大変不安でありますが、どうぞよろしくお願い致します!
Commented by mifamilia at 2012-02-15 11:51
miyukiさんが紹介されていた記事、とても興味深いです。

わたしはタイプAでこどもがタイプBなので
はっとしました。

気をつけないと・・・・(苦笑)
こどもを通して、いつも大切なことに一杯気づかされています。

Commented by Miyuki at 2012-02-15 15:37 x
*るしあママさん
良くわかっていることなのですけど、説明されると改めて頭に染みてくる内容ですよね~。

るしあママさんの、るーちゃんを通しての”気づき”は、私まではっとさせられることが多く、いつも学ばせていただいております。
あの頃はそう思っていたのに、いつから時間の流れ方が変わってしまったんだろう……と、思いっきり遠い目になってしまいます(ニガワライ)


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