貴女と私の集う場所

「予知するために予見する。
予見するために観察する」
    ----- オーギュスト・コント
        (フランス人、哲学者、1798年1月19日生まれ)


前にも書きましたが、実はちゃんぽん言葉が苦手です。
日本語に英語を混ぜながらとか、日本語で話しているのに、いきなり英語に変えたりとか、
言ってることはわかっても、どうしても違和感がありまして。
バイリンガルなお嬢は、特に苦手感が強いようで、そういう話し方を見聞きすると、いまだに眉をしかめたり。まったくいい年して、大人気ないったら。(他人事)

なのでお嬢は、日本語の会話内で外来語を口にする時は、確実にカタカナ発音にするのですが。
井上ひさし氏によると、逆に確実に原語の発音で使った方が良い、と。
それは、その言葉は外来語であり、日本由来の言葉ではないということを自分でしっかり認識した上で、きれいな日本語を使う努力をしよう、ということなのですね。
そういう考え方もあるのだ、と目からウロコでございました。


先日久しぶりに、日本の情報雑誌を借りて読んだのですが。
ソリッドなハイテクマシン」
「大きな波が来たら、またパドルアウトしていくだけです」
「クルマのようにエンスーなものです」……

最後の「エンスー」が、お嬢も私もわからなくて、結局「エンスー 意味」でググって、ようやくわかった次第。
日本語って、悩ましい。

* * * * *

【レストラン】

IMG_6215

ベジィになって、だけど外食ではこだわらない、と公言しているが。
外でも美味しいベジ料理を体験できれば、それはやっぱり嬉しいし、一緒に行くノンベジィなお友達も楽しめる場所なら、更にありがたい。
なので、そういう意味で”誰でも安心して美味しい”レストランは、常に捜し求めてる。

正にその図であるところの、ノンベジなlizzycoさん&ricomameちゃんと、ベジなtamachan&私、という組み合わせでのお出かけに。
ricomameちゃんがぴったりのお店を教えてくれたので、大喜びで探訪することになったのだ。




     IMG_6218

簡素な感じのお店の前に、「a multi-dimensional dining experience」の垂れ幕が。四次元ご飯が食べられるのか(激違)
基本はベジタリアンメニューオンリーで、ヴィーガン仕様にも変更可。(卵と乳製品を使わない)
オーガニック&ローカル材料使用で、ハンバーガーやピザ、マカロニチーズといった、いかにも肉ラバーなアメリカの人が好むメニューでも、ベジ材料だけで美味しく仕立ててありますよ、という内容。

バークレーのSaturn Cafeを思い出すメニューだけど、あちらより更にオモシロチョイスが多くて、見ているだけでわくわく。
皆で、あーでもない・こーでもない、と笑ってはしゃいで悩んで、決めるまで何分かかったやら。
飲み物からメインまで、あれやこれやと頼んだよ。


IMG_6225

オーダーはレジでするけど、その後はテーブルまで運んでくれる。
飲み物でElixirsというのがあって、説明を読んだところ、Chinese green teaをベースにした発酵飲料とな。紅茶キノコのチャイニーズ版?
tamachanがFlying Dragon、私がCosmic Brain Tripで。
穏やかシュワシュワソーダに、パワー(うぷぷ)が色々加えてあって、Kombcha好きな人にはなかなかよ。

lizzycoさんとricomameちゃんは、Organic House Sodaの中より、Ginger Beer
さっぱりと美味しい口当たり。


IMG_6221

最初に来たのは、アツアツのSource Fries
これが面白いのは、フライ自体は1種類なんだけど、3種類の塩の中から1つ、4種類のソースの中から2つ選んで、頼むのね。
Rosemary sea saltをかけたフライに、Gilroy garlicとSpicy BBQ ketchupを添えてもらったよ。

揚げ具合もほくほくでうまうまだし、塩が良い仕事をしてくれて。
ソースも美味しかったけど、塩好きな私は、ソースなしでぱくぱくと。


IMG_6227

ローメニューもちらほらあって、ローラバーな私はにっこり。
Live Lettuce Tacoは、ロメインレタスをトルティーヤとして、アーモンドとデーツ、ベルペッパーにハラペーニョで作ったタコミート。
カシューナッツチーズのソースをかけて、フレッシュトマトが添えてある。

ナッツ、そういえばricomameちゃんは苦手じゃん!と気づいて慌てたけど、美味しいと食べてくれて一安心。
デーツを使ってるわりに甘すぎず、ハラペーニョのアクセントもキツすぎず。


IMG_6229

インドメニューのDosaもあったので、これも頼んでみるとしよう。
Mixed Stir Veggieを選んでね。

グリルした野菜は甘くてんまい、ほんのりカレースパイスが、また適度。
もっちり生地が良いねえ。これは、ピザも期待できそうだね。


IMG_6231

Magic Mushroomという名のピザだけど、ダイジョブです、アヤシいものじゃありません。
色々キノコにモッツァレラ、ゴートチーズ、トマトを敷いて、トリュフオイルのおまけ付。

ドーサが良かったので、粉物に期待が高まったのだけど、それがドンピシャ。
すごく香ばしいパン生地で、外側さっくり・中もっちり。この生地だけでも、かぶりつきたいぐらい。

それに、ソースやトマトが、また旨いー。
それなりに濃い目の味ではあったけど、生地の旨さと合わさって、素晴らしいコンボ技。Gatherのピザに負けない感動。


IMG_6217

これがその秘訣の、Brick Oven。
アンタが大将! つか、閻魔様!


IMG_6235

料理の美味しさに後押しされて、もう一品いこう!と勢いづく。
言いだしっぺのtamachanに、代弁してくれてありがとう、と感謝の拝みポーズ。
選ばれたTruffle Macaroni & Cheeseは、ナニゲに皆が気になっていた一品。

ヴィーガンバージョンにしてもらったので、カシューチーズあたりを使ってくれたと思うんだけど(ウロ覚え)、これがまた、んまいんだなあ。
庶民的マカロニも、Agave bread crumbsなるものも、トリュフオイルの香りと一緒になって、カジュアルで気取らない、でも十分美味しい品に仕上がってる。

添えられてたパンが、また、ねえ。
閻魔様の炎に焼かれたパンは、天国の味がするんだよ。(オオゲサ)


しかしこの後、更に盛り上がって頼んだデザートで、まさか全員が撃沈する羽目になろうとは、閻魔様でもご存知なかったであろ。


IMG_6236

Living Mousse Parfaitは、カシュークリームとローブラウニーを組み合わせた、ロースイーツなんだけど。
クリームは良かったんだが、ブラウニーがなんというか、いかにもローでありがちな味だったので。
ローに慣れている私にはOKでも、苦手な人には敬遠されてしまうかも。


IMG_6239

Heaven Dogは、バニラクリームをはさんだスポンジケーキを、チョコレートでカバーして。
これがまた、なんてアメリカーンな甘いチョコレート。
味といい、見かけといい、アメリカンスイーツの王者格、Hostess Cakeをすんごく思い出すのは、私だけであろうか。


IMG_6232

最後の最後にコケたものの、それ以外は大満足のお店。
ノンベジな人もベジな人も、ここなら好きな一品が見つけられるのでは。
そう思う人がやはり多いのか、お昼ごろには満席で、外テーブルもいっぱい。ウェイティングの人も何人か。


     IMG_6233

オーナーさんかな、と思われるおじさまが、各テーブルを回って、色々声をかけてくださるのにも好感。
私達のカメラを見て、全員写真を撮ろうと申し出てくださって。
そして、操作がわからず、結局動画を撮ってくれたというお茶目さが、グッジョブ。(親指立て)
ウェイトパーソンの皆さんも、至極良い人ばかり。


IMG_6520

と、かーなーり気に入ったので、先日また別なお友達と行ってきたのだけど。
今度は、Avocado Oink Bits Mozzarella Burgerを頼んでみた。
バンズじゃなく、ピタサンドのバーガー、フライ添え。

これが、でかっ!と驚いた。
中のパテ、きっと直径17cmぐらいはあるんだけど、それがすっぽり入る大きさのピタと聞けば、どれぐらいの大きさかわかっていただけるかと。

で、やっぱり美味しかったよ。野菜がシャキシャキしてて、野菜と玄米で作ったパテは柔らかめ。
ソース類が下の方にたまってしまっていたのが、唯一残念だったけど、素材が美味しいので、それほど気にならず。

ベジタリアン料理のお店は、満足感を出す為に塩や油を多めにする傾向があって、味が濃いことも良くあるんだけど。
こちらは、見かけや内容こそアメリカンなメニューでも、全体的に味付けが優しくて穏やかなのが、また嬉しいところなのだ。


IMG_6222

水と空気と、音楽まで。
私達のSourceをケアしてくれるお店だよ。


ricomameちゃんとtamachanの訪問記事も、ぜひご一読。

the rest is still unwritten : SFのベジレストラン  Source 
幸せって、笑っていること : 楽しい食事会 


Source
11 Division Street
San Francisco, CA 94103

*-*-*-*-*-*-*-*-*

次回は、この後皆で訪れた、素敵なコーヒーハウスの訪問記。
[PR]
by senrufan | 2012-01-19 09:12 | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://senrufan.exblog.jp/tb/17647862
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by ricomame at 2012-01-22 14:39 x
Miyukiさん、
この日はとっても楽しかったです。レストランも気に入ってもらえて良かった〜。デザート以外は本当に美味しかったですよね。
カシューナッツのライブタコはナッツ嫌いでも美味しく頂けました。あ、でも2つとかは無理かもしれん、、。舌が慣れてナッツの存在をしっかり察知しそうだ(苦笑)また、遊びに行きましょうね!
Commented by Miyuki at 2012-01-22 16:16 x
*ricomameちゃん
私もほんとーーーに楽しかったですー! 良いお店を教えてくれてありがと~(愛) デザート、惜しかったよねえ。
タコス、大丈夫でほっとしました。全く健忘症にもほどがあります……すみませんすみません。
うん、またぜひ行きましょう! 例のチーズのお店もね♪
Commented by KawazuKiyoshi at 2012-01-22 16:46
ふふふ
私の話は、むちゃくちゃ言葉ですので、思わず笑ってしまいました。
標準語、博多弁、大阪弁、英語、時にはロシア語
妻が時々怒ってしまいます。
学生には時どき、大体、素直な英語を使いますが
あまり分かっていないようで、、あわてて言い直しています。
はっはっは
今日もスマイル

Commented by Miyuki at 2012-01-23 12:31 x
*Kawazuさん
すごいっ、トリリンガルどころか、5ヶ国語ペラペラでいらっしゃるとは!(笑)
知り合いで数ヶ国語話す人が、たとえば数字は日本語、色はフランス語など、自分の使いやすい言葉で脳内で考えるといってました。
モノリンガルの私からすれば、うらやましい限りです。
からから乾燥天気だったこちら、ようやく雨が降りました。おかげでにっこりスマイルです♪


<< 人生加減は匙次第 境も壁もない場所で >>