巣立ちの時を知りながら

「他人が私をどんな人間だと思おうと、私は自分を見る目を変えたりはしない。
だってそんなの、亡霊を相手にするみたいなものでしょう」
    ----- サリー・フィールド
        (アメリカ人、女優、1946年11月6日生まれ)


6日(日)は、夏時間が終わり、冬時間が始まる日でした。
時計を1時間戻す日、なのですね。

夏時間になる日は、逆に1時間進めなきゃいけないので、時差ボケ(え)も辛いし、早く慣れなきゃ!と、前日夜から時計を直しておくのですけど。
冬時間になる日は、むしろわざと時計を直さないで、朝起きた時に時計を見て、
「あ、でもまだ1時間あるんだー」
と、一時の幸せに浸るようにしております。我ながら、なんてささやかな贅沢だ……(ほろっ)

* * * * *

【アクティビティ】

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日記が溜まっているのは、重々承知。
でも、期限があるものについては、早めに記録しておかないと。

地元でできる栗拾い、に行って参りました。
や、別に裏庭とかじゃなくて、延々と山道を登っていったところにあるんですけど。
知ったのは、確か一昨年、みかさんに教わって、でも一昨年も去年も行き損なった、という過去が。(痛)
今年こそは、と友達数人で企画するも、雨模様の天気予報に阻まれて、延期になるところだったのですが。

その当初の予定日の朝、曇りがちだけど降ってないという時に。
Mikaさんから、今なら降ってないけど、どう思います?というご連絡をいただいて。
これは天からの声、と感謝と共に受け入れて、早速出かけたのでありました。
(あら、天の声@栗って、Wみかさんからなのだわ……)




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今年は夏がとても長かったせいか、こちらのオープン日の10月15日には、まだほとんど栗が落ちてない状態で。
Facebookでアップされた、あと2週間ぐらい、という予想を信じて、11月初旬を狙ってたのですよ。
土日は色々予定もあるし、きっと沢山人が来るだろうと思ったので、できたら平日が望ましかったのですね。

この日、前日が結構な風と雨だったので、おかげで栗が相当地面に落ちたそうで。
「平日で人もいないし、絶好の日に来たね!」
と農場のおじさんに言っていただいたのに励まされ、Mikaさんと勇んで、栗の木を探しに行ったのです。

私はバケツと、BBQ用のレザーグラブを持参したのですが、現地でも借りることができます。
軍手では心もとないということで、Mikaさんは両方とも借りられてました。


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さほど遠くないところに、おお、ありました、ありました。イガイガがいっぱい落ちてます。
地面に落ちている分だけ、決して木を揺すったりして実を落としてはいけない、というのが、最初に強く言われたルール。
実際、棒で叩いて落とそうとする人達も、結構いるんだそう。
いやあ、それで頭にでも落ちてきたら、自分が痛いと思うんだが。

でも、これだけ落ちているなら、そんな暴挙を働く必要もなく。
ひたすら拾う、拾う、バケツに入れる。その繰り返しが、すごく楽しかったのですよ。


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栗は、イガに入ったままのも沢山ありましたが、実が外にころん、と出ているのも山ほどあり。
そちらの方が熟している気がしたので、なるべく実が出ているのを拾いつつ、イガの中のは、大きめのがあれば取り出すようにしたですよ。
ごつい手袋なので、イガイガの棘もなんのその。足を使う必要はなかったです。


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ただこちら、かなりの斜面なんですよね、これが。
楽しいアクティビティなので、できたら子連れで来たいところですが、結構な角度の斜面、しかもイガを踏んで、足を滑らせかねない状態。
私達は入り口寄りの木の下で拾いましたが、もう少し奥に、もうちょっと穏やかな傾斜の場所がありましたので、奥に進んで探してみるか、ファームのおじさまに聞いてみるのも良いかも、です。


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こちらのファームのHPで教わったところでは、150年ほど昔に、100本以上の栗の木が植えられたのだとか。
アメリカ、ヨーロッパ、そして中国の栗の木で、中には交配されたものもあるそうです。

以来、持ち主が変わること数回。
現在のオーナーになってから、このように定期的に栗拾いができる場所として、公けに開かれるようになったのですね。

私が来た頃のこちらでは、栗を食べるという文化があまりなかったせいか、以前は栗は、日系スーパーでしか見られなかったのですよ。
それがここ数年、少しずつ、一般スーパーでも売られるようになり。
特に感謝祭の頃は、七面鳥の詰め物などに使う用などで、真空パックや缶詰なども売られるようになりました。
と言いつつ、和栗より小ぶりなのと、まだまだお高いので、個人的にはやや貴重品扱い、です。


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ひたすら拾い続けて、さすがにこれ以上は食べ切れまい、という量になったところで、止めました。
いやー、こおゆうのって、無心で続けちゃうので、お勘定の時に青くなるんですよね。危ない、危ない。


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そおなんですよ、これはタダじゃないのです。(当たり前だ)
おじさんがきっちり計って、その分のお金を払うことになってます。

毎年値段は変わるようですが、今年は確か1パウンド(約450g)辺り、$5.79。
ちゃんと確かめなかったので、ちょっと自信はない。(殴)
Mikaさんが2ポンド、私はなんと、5.25パウンド。
基本は現金オンリーですが、一応ATMカードも使えるそうです。但し、手数料が$4かかるとか。(論外)

但し計ってもらう前に、栗を選び直しした方が良い、と友達に教わりました。
キャンピングカー横にある金網に、栗をざーっ、とあけて、良い実だけを選んで、再びバケツに入れる、という手順。
特にお子様と一緒に拾われた場合、一度親御さんのチェックを入れるというのもテかもしれませんね。


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アジア系スーパーでは、もっと大粒な栗が安く売っているので、これを高いと見るべきかどうかは、その方次第でありましょうなあ。
私は、オーガニックであるということと、Pickingのアクティビティ料として考えて、満足・満足でありました。


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その他、栗剥き用のナイフやフライパン、栗料理のレシピ本に加えて、Chestnut Honeyが販売されていましたぞ。
栗の木が少ないということは、当然栗の花も少ないということで。それの蜜と言われれば、尚更希少感が増すというものです。
ですが、小瓶でも$5というお値段に、しゅーん……こおゆう時だけ、ヴィーガンを理由に諦めます。


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帰宅してからは、栗の保存の準備です。
こちらの方法を参考にして、自宅で使う分、友達に押し付ける分と分けて、それぞれしっかり、ジップロックに入れました。
これから2~3週間冷蔵して、糖度を増させようという作戦です。

tamachanに教わったように、ジップロックに入れるのは、自宅分は布巾で、人様用はペーパータオルでくるんでから。
しばらくすると、水滴がついて塗れてくるので、そのたびに取り替えると良いそうです。

その前に、Mikaさんに言われて気づいたのですが、地面に落ちていたもの(右)と、イガから出したもの(左)では、お尻部分が違ってたりします。
左の方が未熟なのだとしたら、やはりできるだけ、地面に自然に落ちているものの方がいいのかなあ……


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そうだとしたら、やっぱり自然は大したもんだなあ、などと。
準備ができたら、イガが落ちて、自然に割れて、自分から出てくるわけで。
ある種の松ぼっくりが、高温にさらされないと開かなくて、山火事の際に種子を飛ばすように。

焦らないで、じっと待っていて。一番良い時は、彼ら自身が知っている。
子育て失敗トホホな母ちゃんとしては、栗さんに頭が上がりません。


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さてさて、いっぱい拾えて大満足の栗拾いでしたが、やっぱりまだまだ小粒のような気が。
恐らく今から数日後の方が、もう少し大きな栗が拾えるかも? それとも、今年はこのくらい?

一緒に行けなかったれでぃーす方、どうか楽しい栗拾い&収穫になりますように。
そして、お付き合いくださったMikaさん、本当にどうもありがとうございましたー!(感謝)


Skyline Chestnuts
22322 Skyline Boulevard
La Honda, CA 94020
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by senrufan | 2011-11-06 12:22 | Trackback | Comments(10)
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Commented by 初音 at 2011-11-08 15:15 x
こんにちは~♪
日本でも、ブルーインパレス大活躍してましたよぉ~
日本は自衛隊だけれどもぉ~^^

サリー・フィールドさんの言葉、教訓ですねぇ!!

栗ひろいに行ってきたんですか~?楽しそう!!
秋ですね!秋!!お正月のきんとんとかに出来るかしらね?!
それまでに食べちゃうかしら?^^
私も栗が食べたくなりましたよぉ^^ 買ってこよう~っと(*^^)v
Commented by KawazuKiyoshi at 2011-11-08 15:20
素晴らしいですね。
栗拾いには、日本ではいったことがありません。
日本でも栗は高いですよー。
パリでよく焼き栗を食べました。
そちらでは、色んな調理法があるのでしょう。
私の好きなのは、やっぱり栗ご飯。
私もfacebook出いろんな人と付き合いはじめました。
まだ友人は40人少しでしょうか。
お元気で
今日もスマイル
Commented by myumyu at 2011-11-08 23:52 x
こちとらお姑さんの実家が名高い丹波篠山なんで
一回だけ実家の栗園で拾わせてもらったことが~~。(遠い記憶)
めんどくさがりなもんで栗の扱いがわからない(--)
今度ごちそうして~~(いつになるやら(汗))




Commented by 悦ちゃん at 2011-11-09 05:51 x
ここねーー一度行ってみたいと思ってて、まだなんです。。やっぱりガス代と値段を考えると、店の方が安いかなって。。笑。でも小さい頃から栗拾い、わらびぜんまい、竹の子取りなんかで育った田舎者なので、栗拾いまたしたいなーーっては思ってます。木についたのや、イガにまだついたのは欲張っても熟れてないし、殻から出すのが大変だと記憶。。ちゃんと熟れたら自然に食べさせてくれるように開いて落ちてくれるのよね。何作ったんですかーーー?
Commented by Miyuki at 2011-11-09 10:13 x
*初音さん
ブルーインパルス、自衛隊の飛行隊ということを、最近ようやく知りました(笑)
やっぱり青空を意識してのブルー連呼なのかしら。

ね、この言葉、教訓ですよね。
つーても、そう簡単に思い切れないのが、凡人の悲しい性……

きんとんに使えたらいいですねえ♪
調理して冷凍しておけば大丈夫かな。
日本の栗は美味しいですよ~。私も恋しくなりますもん。
Commented by Miyuki at 2011-11-09 10:16 x
*Kawazuさん
そうですか、日本でも高いですか~。
でもきっと質は高いものをそろえているんでしょうね。
パリの焼き栗、うらやましいです! あれぞ、パリの冬の名物ですよね♪
こちらでもサンフランシスコで屋台が出るのですけど、小さい上にすんごく高いんですよ。だったら自分で作るわ!みたいな。
Facebookの40人、ご立派です。
オンラインでもヒキコモリな私は、全然増えません(笑)
Commented by Miyuki at 2011-11-09 10:17 x
*myumyuちゃん
なんとーっ、そ、そんなうらやましいこと、私が日本にいるうちに言ってくれ!(無茶苦茶)
確かにね、私も拾うのも食べるのも大好きだけど、扱うのは今から気が重いのよ……
ご馳走するから、こっちまでおいでってゆってるじゃないの~~~。
Commented by Miyuki at 2011-11-09 10:21 x
*悦ちゃんさん
そうそう、決してお手軽な栗ではありません。お安いオンナじゃないのよ、みたいな(笑) 筍取りに山菜取りこそ、本当にうらやましいです! 栗はここがありますけど、筍掘りは全然ツテがありません(涙) あ、でも野草狩りツアーは見つけたんだった。
おっしゃる通り、欲張っちゃいけないのですね、栗。熟すまでゆっくりイガの中に寝かせておいてやるべきだったなあ、と反省しております。料理はこれからなんですよ。しばらく冷蔵した後に、渋皮煮、栗ご飯、煮物、モンブランなどを作ってみたいと思ってます♪
Commented by akira_kan at 2011-11-14 03:01
なるほど、ペーパータオルは交換、と。。。(メモメモ)
栗拾い、来年こそ行ってみようと思います。
栗、ごちそうさまでした&情報いつもありがとうございます。
Commented by Miyuki at 2011-11-14 12:11 x
*かんさん
いえいえ、押しつけてしまってすみません~。かんさんならきっと美味しいものに仕立ててくださるから、栗も幸せでありましょう♪
こんなに身近なところでピッキングが楽しめるって嬉しいですよね。


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