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風薫る、海渡る、空翔る (後)

「水爆を見たまえ……あれは原子力の完成芸術だが、人を殺すほか役に立たないぜ」
    ----- 手塚治虫
        (日本人、漫画家、1928年11月3日生まれ)


A Sister’s Eulogy for Steve Jobs

10月16日、スタンフォード大学で行われた、スティーブ・ジョブズ氏の追悼式で、
異父妹である作家のMona Simpsonさんが、弔辞を述べられました。

NYタイムズに掲載された原文は↑ですが、ライターの市村佐登美が、日本語訳をアップしてくださってます。ありがたいことです。

スティーブ・ジョブズの妹モナ・シンプソンの追悼演説

* * * * *

【イベント】

前回からの続きです)(またこのフレーズ)

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さて、Fleet Weekのハイライトとも言うべき、Air Show
Air Show Flying、カナダ海軍のCanadian Snowbirds、そしてUS Navy Blue Angelsの順番で登場です。
つーても、んじゃ、最初のFlyingって一体どこの誰?というのが良くわかってませんでしたが。(馬鹿)(BA以外知りません)

航空ショーは、Marina Greenでの鑑賞や、クルーズに乗っての見学など、幾つかチケットが販売されていまして。
でも空に囲いがあるわけではないので、基本、サンフランシスコ港の付近であれば、見ることが可能。
なので、港の適当な場所に陣取って、ぎゅんぎゅんと飛ぶ飛行機を、歓声を上げながら見たのでございます。




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これがもう、こっぺさんもおっしゃってましたけど、なんで飛行機が飛んでるだけで、こんなにカッコいいんだーっ! と叫びたくなりましたよ。
描く図形の名前とかは全然わからないのですけど、見ているだけでコーフン&カンドー。


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途中途中で、こんな飛行機も飛んでくるのですけど、名前も種類もわからない……
チケットでの鑑賞場所から、ぼんやりとアナウンスが聞こえていたので、あちらでは解説付きだったんでしょうな。いいなー。(指くわえもーど)


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カナダのSnowbirdsが登場。
これがまた、上手いのなんのって。さっきの海軍、ヤバイじゃん!みたいな。


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空に描かれたハートマークが、芸術的。
編隊を組めば、一糸乱れずの言葉以外に浮かばないほどの見事さでした。


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私達が見ていた場所で、海軍か沿岸警備隊かはわかりませんが、関係者(…)の方々もご見学。
若い水兵さん達は、制服で2割増しのハンサム&別嬪さん。


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いよいよブルーエンジェルスが登場したところで、さすがに疲れたお嬢と私、ゆっくりと駐車場に向かい始めました。
旦那は未練があったようで、何度も立ち止まっては、飛んでくる飛行機を眺めてましたよ。男の子だねえ再び。
途中では、海軍の若者バンドの演奏や、軍への勧誘&入隊受付場所も。


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道々立ち止まっては、飛んでくる飛行機を見てたのですが、途中ですんごいのが来たですよ。
生まれて初めて、ソニックブームを目撃したですよ。
今、君は音速を超えた……!(わなわな)(撮り損なったー)


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長引く不況で、大学の学費はうなぎ上り、卒業したところで就職もままならない、アメリカの若者達の現状。
なので、一旦軍に入隊し、数年を過ごそうという若者が増えてます。

日本では、愛国心や国旗・国歌、自衛隊に対する批判が珍しくありませんが、米国では全く違うもの。
West Point陸軍士官学校は、超絶エリートの集まりですし、仕官後の政界入りも当たり前な国なので、日本の価値観で、米国若者の入隊をはかるわけにはいかないのですが。
Occupy Movementが収まるどころか、徐々に各地に広がっている昨今、若者の抱く閉塞感は、相当なものであるようです。

お嬢もグリーンカード保持者であるので、入隊しようと思えばできるのかな?
18~26歳の男子の場合は、兵役義務が生じるので、うちに息子がいたら、もっと身近な問題だったんだろう、と思います。


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さて、航空ショー。確かにチケットを買わずとも、鑑賞できるわけですが。
全然知識がない私、できたら解説付きで鑑賞したかったなー、としみじみ思ったです。
ステルス型戦闘機とか、言葉しか知らないもーん……(小石を蹴りながら)
なので、もし次回があれば、チケット席での鑑賞も、大変前向きに考えたい、なんつって。

駐車場ですが、我が家は実は、大変遠くに停めてしまいました。
や、朝早く行ったので、クルーズに近い駐車場も十分空いていたのですけど、「Fleet Week:$30/day」という文字ばかりで愕然。
かと言って、メーターだと、2時間ごとに戻らなきゃいけないかもしれないし。

でもって、我が家のとった荒業は、Ferry Buildingのそば、ファーマーズマーケットでの買い物による割引があるパーキングを選んでしまったのですよ。
マーケットで買い物すれば、1日$3、そうでなくても$7という駐車場に停め、てくてくと港まで歩くこと、約3km。
港に沿っての散歩は、私達にはなかなか楽しかったのですが、勿論、決して皆様にはお薦めいたしません。(にっこり)

ただ、フェリービルディングに近いPier沿いに、幾つかパーキングがありまして。
朝は「1日$10」になっていたので、あちゃ、だったらここに停めた方が良かったねえ、なんて言いながら通ったのですけれど。
これが帰ってくる時には、軒並み「1日$30」の貼り紙が貼ってありまして、なんちゅうこった。

まさか私達が停めた場所も、とどきどきしながら戻ってみれば、貼り紙もなく、$7ですんだので、ほっと一息。
まあ、でもこの日、サングラスを忘れて出かけてしまったせいで、帰る時には、真っ赤っかなウサギの目玉になっていたという大馬鹿ヤロウのゆうことですから、元気があれば、こんな手もあるんだ、という程度で流していただければ、これ幸いです。(……)


San Francisco Fleet Week Association
by senrufan | 2011-11-03 16:18


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