回り続ける輪の中で(後)

「過去を受け入れてこそ、過去を変えることができる」
   ----- T. S. エリオット
        (アメリカ人、作家、1888年9月26日生まれ)


展示会 @Palo Alto 

こんなところで申し訳ないのですが、嬉しかったので……
憧れのYukkoさんのブログで、写真の展示会のお知らせがアップされています。

「Homecoming」というテーマで、昨年SF領事館にて、4人展として行われた展示会。
Yukkoさんの写真は勿論のこと、リンクさせていただいているnaokoさんの作品をどうしても見たくて、私もおじゃましてきたのです。
拝見しているだけで、心のどこかがふわりと浮き上がり、身体を置いて日本に飛んでいってしまうような。
温かくも懐かしい思いを、じんわりと噛み締めさせていただいた時間でありました。

今回は2人展ということですが、またあの写真に、しかも自分の地元で会えるとは、と嬉しい驚きでございます。
来月の7日から27日まで。
お友達の皆さんで行かれる方、どうぞお声をかけてくださいませ。写真展で目の保養をした後、一緒にお茶でもいたしましょう。

* * * * *

【アクティビティ】

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陶芸体験から2週間が経った頃、実際は旅行のど真ん中の頃、再びクラスを予約した。
焼きあがった素焼きの器に、今度は色をつけるのだ。




教室に入ったら、まずは自分の器を探すところから。
文字通り山積みされている陶器の中から、しかも全て同じ色のものばかりの中から探すのは、結構時間がかかったよ。
お嬢は特徴のある形だったから、まだ見つけやすかったのだけど、ごくごく平凡な私のは、埋もれちゃって何がなんだか。いっそこのまま、捨て置きたい。(本音)

ろくろで作った後、先生に言われて、底に小さくイニシャルを入れておいたんだが、それがなかったら、わからなかった自信あり。
他の作品を見ると、中底に模様を入れていたものが結構あって。これなら、作った人が見つけやすくて良かったであろ。


     IMG_4794

ようやく見つけて、いよいよ色塗りだ。
塗料のボトルをずらりと並べて、先生が説明を。
その色を塗るだけで良いタイプと、色の上に透明なグレーズを塗らなくてはいけないタイプと、2種類あるので、それに気をつけて選ぶように、と言われたよ。

色見本がついたポットを指して、「どれでも好きな色を選んでいいよ」と言われたのだけど。

好きな色が一つもない場合は、一体どうすればいいんですか。

とは口に出して言えない小心者は、せめて表情で訴える。
どんな色がいいの?と聞かれて、えーと、薄いグレーとか、ベージュとかはないんでしょうか、と尋ねたところ、先生も表情で答えられた。
はい、ないんですね、わかります……


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泣く泣く、全然イメージと違う色を選んだが、考えてみれば、どうせヘタクソなんだからどうでもいい。(開き直り)
それより、この筆もなんとかなりませんか。筆先が荒れてるので、塗ってる間に毛が抜けて、器にくっつくんですが。いっそ模様にしようかしら。

アートのクラスで、こちらの塗料の色に慣れてるお嬢は、さっさと割り切って、派手色をどんどん塗ってたよ。
和風を求めちゃいけないんだよ、と諭された。
求めたところで、どうせママには無理でしょ、とは、彼女の内心の声だった。(推測)

塗り終わった器を預けて、今度は1週間後には焼き上がるそう。
それ以降、いつでも好きな時に寄って取りに来て、と言ってくださった。


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なんだかんだで日が経って、取りに行けたのは、結局3週間後ぐらい。
色がついてたおかげで、今度はすんなり見つかったよ。

作品自体は大変にアレでアレなので、そらもう涙がにじんだが。(自業自得)
それを押しても、なかなか楽しい体験だったなあ。
特にろくろは、やろうと思ったところでできるものじゃないので、こういう機会はとても貴重。
思わず、どこかでクラスをとるなりして、ちょっと続けてみたい気分になってるよ。
それには、もっと色のバラエティがあるクラスが良いなー、と望むのは贅沢か。
なんて思ってたら、chiblitsさんから良い教室を教わったので、現在ちみっと考え中。

探してみれば、意外と色々あるのが、陶芸クラス。
小さめの陶芸のお店だと、子供向けの教室があって、誕生日に皆で陶芸体験パーティ、なんてこともできたりするのが良いね。
学校の美術の授業ではテキトーだったのに、年を取ってから何かやってみたくなるなんて、全く勝手なモノなのだ。


        IMG_4861


Create in Clay School of Ceramics
5512 San Pablo Avenue
Emeryville, CA 94608
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by senrufan | 2011-09-26 08:57 | Trackback | Comments(16)
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Commented by shina_pooh_at_sfo at 2011-09-28 12:27
これですね、例の陶芸体験。私の実家の近くにも「砥部焼き」なる焼き物があって、小さい頃から眺めてはいたのですがとても難しいんですよね。すぐに形は崩れるし。あつゆきさんたちを尊敬、本当にそのとおりです。焼きあがると、色もぐっと変わるんですよね。お好きな色がないとおっしゃるのにこんなにシックに出来上がっていて、草色の筆使いにも感嘆です。私はやっぱり陶芸セールだなあ。(他力本願。)前回行けなかったので、次回こそは・・・!
Commented by 初音(hatune) at 2011-09-28 12:57 x
こんにちは~♪
可愛く綺麗に出来上がったじゃないですか~!!
とっても素敵ですよぉ♪
それに使いやすそうだし、いいですぅ~続けてくださ~い^^
楽しみです!!
最初のお話の写真の展示会♪
ホンワカと優しく暖かいですねぇ~優しいご夫婦♪(^-^)
Commented by KawazuKiyoshi at 2011-09-28 16:36
色々悩みながら、何かを創りだしていくって、やっぱり楽しいですね。
私の音作りも同じです。
ふふふ
今日もスマイル
Commented by Miyuki at 2011-09-29 08:52 x
*shinaさん
そです、これなのです。ほおぉ、砥部焼き、全然知りませんでした! 日本各地の名陶器・磁器、ほんとに沢山ありますねえ。いやいや、実物は二目と見られない出来で(涙) 色がいやー! 塗り方ヘタすぎー! 娘のお皿だけ使う決心。ね、幸いここには本当に上手な方々がいらっしゃいますからね。私もこれからも買っていく気満々なのですが、でもやっぱり何かを作っているあの時間と、粘土の手触りが忘れられないのでございます。快感。
Commented by Miyuki at 2011-09-29 08:54 x
*初音さん
ううう、慰めてくださってありがとうございますううう(泣)
はい、またどこかでやってみたいのですけど。
色はいいから、粘土だけ何度もやってみたいです(おい)
そうでしょう、素敵な写真でしょう? 温かくてほっとする風景が並んでいる展示会なのですよ~vv
Commented by Miyuki at 2011-09-29 08:57 x
*Kawazuさん
そうそう、音作りとも共通しますよね!
何かを作る過程がとても好きで、クラフトに手を出してしまうのですが、出来上がった後はいらないと思ってしまうワタクシです(殴)
Commented by peartree22 at 2011-09-29 12:32
Miyukiさん、お久しぶりです。ようやく新しいPCが我が家に来まして!
また、うるさいくらいまとわりつくかもしれませんが、よろしくお願いします。
陶芸~、器好きの私としては、ぜひ挑戦したいものなのですが。
本当に不器用なので、体験さえ二の足を踏んでます。
Miyukiさん、美術の経験があるからですか?うますぎです。
御嬢さんはもちろんですが、成形の見事なこと!
色はお好きな色がなくて、残念でしょうけれど、いい色ですよん。
あー、私にもその器用さがあれば・・・です。
Commented by 初音 at 2011-09-29 13:52 x
こんにちは~♪
いきなりですが^^;。。。。
あの我が親族さんが掲示板をみつけて、いい加減振り回されたく無く
また勝手を承知で元のブログに帰りました。。。

これからも、こんな私ですがヨロシクお願いします<(_ _)>
Commented by 悦ちゃん at 2011-09-30 04:36 x
初めてコメントします。。毎日ランチを食べながらこちらのブログを読ませて頂くのが日課になりました。何か見たことのある写真だと思ったら、実はるんちゃんと一緒にGrouponを買って二人で陶芸してきた者です。色塗りにまだ行ってないのに、またGroupon買ってしまいました。るんちゃんが日本から戻るのを待ってるところです。楽しいですよねーーこれ。ゴーストでなぜ変な気分(エロエロ)になるかわかりました。先生の手があたしの手に重なると、口元がゆるくなるのがわかりました。爆。もっと陶芸続けてみたくなるくらい、奥が深くていいMeditationになると思いました。こんなあたしですが、実はさくさんのダイエット仲間でもあります。笑。これからもよろしくお願いします。
Commented by Miyuki at 2011-09-30 08:02 x
*ちゃんさまーーー(感涙だーだー)
新しいPC、良かったですね! ちゃんさまのみならず、オンで繋がった私達にもちょーー朗報ですううう!(むちゃくちゃ待ちわびていたらしい)
不器用ということでは誰にもひけをとらない私、美術も学校の授業でしか経験がありません……成型も、これ以上やったらボロが出るので止めたというところでして、とほほ。
でも楽しかったです~♪ 娘が粘土が大好きなのが、今更ながらわかったような気が。指先を使うのはボケ防止にも有効なので(シャレにならん)、やっぱり何かやりたいですねえ。
Commented by Miyuki at 2011-09-30 08:03 x
*初音さん
お疲れ様でございます~~。
早速リンクを戻させていただきましたので、これからもまたお付き合いの程、よろしくお願い申し上げますvv
Commented by Miyuki at 2011-09-30 08:11 x
*悦っちゃんさん
コメントありがとうございます、すごく嬉しいです! お噂はかねがねうかがっております(笑) ランチ時に見てくださるのなら、なるべく消化に良い日記を書かねばなりません。
なんと、るんさんとご一緒されたのですか! そしてもう一回行かれるご予定は、なんともうらやましいですぅ。
そうそう、あの成型過程が良いのですよね。冷んやり・滑らかなあの手触り。ろくろと共に手の中で回り続けてくれて、なんとも気持ちが良いったら(危) メディテーション、そう、それですそれ。(親指立て)
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願い致します! いつか、さくさんとご一緒にお会いできたら嬉しいです♪
Commented by 悦ちゃん at 2011-10-01 04:31 x
噂されてましたか。。。あ、ミクシかな?デイビスシンフォニーでやった石川県の公演行かれましたか?さくらを頼まれてただ券をるんちゃんとさくさん誘って行ったんですよ。その時あのお二人は初めて会ったんです。なんだかベイエリアの人の輪も小さい(狭い)ですねえーーーつながってなかったのはMiyukiさんとあたしだったんで、輪がつながったってことですね!
Commented by Miyuki at 2011-10-01 09:48 x
*悦っちゃんさん
あはは、実は私が秘かにファンでございまして。さくさんの前ブログから、ずっと悦っちゃんさんのコメントが好きで拝見しているのです(照) さくさんのみならず、私まで元気をいただいてしまったりして、えへ。そうそう、るんさんとさくさんのコンサートのお話、聞きました! 2人が感動して涙を流したという(笑) つながってくださって嬉しいです! こうなったらミクシィやFBでも、ってあちらは私は完全読み専門なのだった……
Commented by B-coupe at 2011-10-05 13:16
遅くなりましが、いい感じで仕上がってますね〜〜!! Miyuki さんの好みの色、、、なんだか解りますその思い。陶芸教室のゆ(色かけ)はやはり日本人が好む色とアメリカ人が好む色にかなり違いがありますよね、、、。なのでアメリカ人の先生だけの陶芸教室にいくと、色が濃く、発色の良いものがおおく、日本人の先生が1人でもいる所は日本人好みの色が置いてあるようです。
でもここら辺で日本人の先生がいる所なんて、、、あるのでしょうか?あるんだったら私もまたやりたいです、、、。
でも奥のピンクのなんか素焼きの状態の時とはまったく違った感じで素敵に仕上がっているように見えますよ〜〜!!
でもMiyukさんの好みでいうとちょっと明るいでしょうか??
Commented by Miyuki at 2011-10-06 10:33 x
*Tomoさん
ふえーん、勿体ないです、ありがとうです~~。
そうそう、そなのです、日本人好みの色というのがあるんですよね。日本人の先生がいるかどうかはわからないのですが、chiblitsさんから、こちらは良い色があると教わったのが、↓のところです。Palo Altoエリアでも、教室探索してみたいですね!

http://blossomhillcrafts.com/

あ、あのピンクのは、娘のなのです(笑) 本来の狙いとは別なものに仕上がってしまったので、ヤケクソでいっそ、と嫌いなピンクにしてました、わはは。


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