私を呼んで、私を歌って

「私は音楽を、愛という以外の形では理解できない」
   ----- リヒャルト・ワーグナー
        (ドイツ人、作曲家、1813年5月22日生まれ)


日本で、相手の名前がはっきりしない場合、「名無しの権兵衛」と呼んだり、名前の例として、「山田太郎」を挙げたりしますよね。
アメリカの推理小説で、身元不明の死体をとりあえず「John Doe」、女性だと「Jane Doe」と呼ぶ、というのが出てきて、へえ、国ごとに色々あるんだなー、と思ってたのですよ。

そうしたらお嬢から、こんなWikiを教わりました。

John Q. Public


いやほんとに、言語ごとに色々でした。
各国の「最も一般的な名前」リストみたいなもの、と思っていいのかな。

ミュージカル「Cats」で、猫には誰も知らない唯一の名前がある、というがあるです。
名前とは別に、「真名(まな)」という魂の名前があるとか、悪魔の本当の名前を知れば、悪魔を従えさせることができるとか、そういう面から名前を考えることは何回かあったのですけど、何野某氏のことは、とんと頭にありませなんだ。これも学びです。(ほんとか)

* * * * *

【舞台】

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ミュージカル「Cats」を観に行って来ました。
ええ、あのちょーー有名ミュージカルを今頃、でございますよ。

前にちらっと書いた通り、年をとるにつれ、長年の夢が一つ一つ叶っているところでございます。
この分だといつか、宝くじで3億円が当たるという夢も叶うかもしれませんな!(ハツラツ)




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さて、ストーリーは。と、私ごときが語るまでもなく、皆さんご存知だと思います。
私も当然、と言いたいところでございますが、実はほとんど無知であったのですなこれが。(恥)
ただ、ストーリーらしいストーリーがなく、全部歌なので、むしろある程度知って行かないとつまらないよ、と友人から言われていたので、私にしては珍しく、少々調べてから行ってみたのでございます。

そうしておいて正解でした……ただでさえ英語の歌は全然わからないので、下知識がなかったら、手も足も出ませんでしたよ……(思い出し泣き)

年に一度のJellicle Catを選ぶ夜。猫達が集まって、一匹ずつ自己紹介をしていきます。
登場シーンが素敵で、客席から次々と現れて、舞台に上がっていくのですが。その舞台の上の装置が、猫の目から見た大きさになっているんですね。

それぞれの猫の生き生きとした歌や踊り、素晴らしいったらありゃしません。
お嬢は特に、Rum Tum Tuggerがお気に入り。客席に降りて、最前列のおばさまと一緒に踊っちゃったりして、大いに盛り上げてくれました。


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印象に残ったのは、にぎやかな中に波紋を起こす2匹。
1匹はやはりGrizabellaで、彼女が近づくと誰もが逃げる、その痛々しい姿。
その理由は過去にあって、その過去を語る「Memory」が胸に刺さります。
加わらないまでも、ひっそりと姿を見せたりして、光の舞台にあって、正に影の部分に立ってます。

もう1匹は、怪盗Macavity。
「Cats」はイギリスの有名な詩人、T.S.エリオットの「Old Possum's Book of Practical Cats」をベースにしているのですが。
この中に出てくる詩、「Macavity the Mystery Cat」を、お嬢が5年生の時、クラスの寸劇で演ったので、良く覚えているんですよ。
その時は気にも留めてなかったんですけど(白状)、ここで初めて「Cats」との繋がりを知りましたです。


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ミュージカル好きなくせして、これだけ有名な「Cats」を見ていなかった私、DVDやビデオを図書館で借りようか、と考えたことも何回もあったのですが。
なんとなく、いつか観られるんじゃないかなー、なんて思って、手を出していなかったのですね。
それが実際叶ってみれば、聞き覚えのある歌が多いのに驚きました。
それだけ有名な歌ばかりということも勿論、いかに多くの人に愛されている作品であるかということを、改めて実感した次第です。

今では20ヶ国語に翻訳されたという「Cats」。
1981年に始まったこの作品は、今年で30周年ということになるんですね。
これだけ数を重ねた作品なので、この日のSF公演でも、さすがに満員とはいかない入りでしたが。

私のように、ごく最近見始めたという、新しい世代が生まれてきている時期だとしたら。
彼らが惹かれて通って、また着実に裾野を広げていけば、40周年、50周年も夢ではないかもしれないなあ、などと思い描いてしまうのです。
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by senrufan | 2011-05-22 10:38 | Trackback | Comments(4)
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Commented by kako at 2011-05-24 11:02 x
実は、ビデオを持っています^^
でもまともに見ていません。。。ミュージカルはちょっとハードルが高いと言いますか、見るまでに勢いが必要なのと、旦那さんが好きじゃないのもあって、見に行った事がないのです。マンハッタンが近いのにもったいない話ですよね。娘がもうちょっと大きくなったら2人で行く日がくるのかな?と期待していたいと思います。
宝くじで3億。。私もいつか当たると思って数十年。今、144ミリオンのくじが出ています^^
Commented by Miyuki at 2011-05-25 10:27 x
*kakoさん
ビデオ、持ってらっしゃるですかー! それはうらやましい。私はこれから図書館で借りて、わからなかったところを見直そうかと。つまりほぼ全部……(涙) そうそう、観に行くのにはちょっと背中押しが必要だったりしますよね。私も子供が小さい頃は特にそうでした。でもディズニーランドのミュージカルを喜ぶ娘を見て、ブロードウェイで「ライオンキング」や「美女と野獣」を見せたら大喜びして、という風に、娘のおかげで楽しめるミュージカルが増えたのですよ。kakoさん&お嬢ちゃまも、そうやって楽しんでいかれるかもしれませんね~vv
ひええ、144ミリオン!? 当たったら人生変わりますよね。どうしよう、私に財産目当ての男達が群がるようになって、旦那が狙われて(すでに妄想ドラマが進行中)
Commented by myu-myu at 2011-05-25 22:15 x
本場のミュージカルですなあ。
こっちじゃ全部劇団四季ですねえ。
しかも地元じゃ殆どおめにかかれません。ええ大都会に行かないと
見れないんですねえ。

私はちょっぴり苦手なんですが娘は大好きで
いっつも見に行きたい(あわよくば舞台に立ちたい)なんぞいっとります。
Commented by Miyuki at 2011-05-26 10:53 x
*myu-myuさん
劇団四季ってどういう劇団なのか、いまだに良くわかってないの……外国のミュージカルは全部あそこが版権をとるってこと? それともとるだけの財力があるのがあそこだけってこと?
大都会に行かなくても、アメリカに来れば観られるよ~(招き猫)

そうだよね、お嬢ちゃんならあの踊りを見て黙ってられないよね!
バレエ以外のダンスも楽々こなしそうだよなあ♪
ほら、阿波踊りで賞をもらったこともあったし!(笑)


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