サンタは笑ってやってくる

「パワーとは物事を成し遂げる能力である」
   ----- ロザベス・モス・カンター
        (アメリカ人、ハーバード大学教授、1943年3月15日生まれ)


これからしばらく、冒頭はこんな感じで。

Help Japan with Clean Bottles!

東北地方太平洋沖地震
 :Japan earthquake how to protect yourself、
  在サンフランシスコ領事館の義援金受付についての情報を追加

東北地方太平洋沖地震による原発被害(放射線対策についてのツイートまとめ)


恐れ多くもリンクさせていただいているRyoyaさんのブログで、電気を使わない菜食レシピを配布してくださってます。
今回のことがあるずっと前から、菜食というスタイルを通じての環境との共存を考えていらっしゃったRyoyaさん。非電化クッキングクラスを今年から主宰されていらっしゃいました。
 【配布】非電化菜食レシピ

他にも、大人気の庄司いずみ(izumimirun) さんみるまゆさんなどのカリスマレシパーさん達が、火を使わないレシピをアップしてくださってて、素晴らしいです!(大感謝)

* * * * *

【個人的事情】

     IMG_2862

「私は二度戦争に行き、一番の危険は銃や爆弾ではなく、政府や軍でもなく、人間の心-----突撃性、狂信主義、独善性、過剰な献身、想像力の欠如、人の話をきく耳をもたないこと、笑いの欠如、とくに自分たち自身を笑えないことだという結論にいたりました」
「私は、ユーモアこそ救いをもたらすものと信じています。己自身を笑える者は、すでに狂信主義者ではありません。ユーモアのセンスは相対主義を内包しています。私の思い描く救世主は、冗談を飛ばし、笑いながらやってくるのです」

3年以上前に日記に書いた、イスラエルの作家、アモス・オズ氏の言葉。
私の中の何か大切なもの、オオゲサですが信念とか理想とか。それらを表す言葉の一つとして、今のところ、これ以上のものには巡り会っておりません。




「混乱の金曜日、絶望の土曜日、復活の日曜日」を経て、月曜に、色々をふっきる為の日記をアップして。
昨日火曜は、Hit Meさん・あつゆきさん・蕎麦花さんと、一緒に出かけてまいりました。本当は、Samanthaさんにもすごく会いたかった。
数日ぶりに沢山笑えて、命の洗濯をしてまいりました。

帰宅してからTwitterを見たら、みかさんから送られてきたURL。

Fox News' Japan Map Mistakenly Identifies Nightclub As Nuclear Plant (PHOTO)

お腹がよじれるほど、大笑い。

お返し!とばかりに私から送ったのは、その朝に見たばかりのつぶやきで。
「計画停電に対して各国の反応 アメリカ:停電の時刻に強盗が多発 中国:いつもの事なので気にしない フランス:恋人が愛を語る ドイツ:太陽電池等備えがある 日本:国民の節電により需要予測を下回り停電回避、停電が実施されない事に国民激怒」

大好きなちょー有名ブロガーさんのツイートでは、
「今買い占めを行っている人の家には、豚インフルの時に買い占めたマスクと消毒薬が山積みのはず。それ、地元自治体を通して被災地に送ったらどうだろ?もちろん今回買い占めたラーメンと水は、次回の災害地に送ることができます。名付けて「買い占め品、寄付の勧め」」
なんてものも。

ああ、笑いが少しずつ戻ってきた。
すごくほっとして、また胸の中がほんのり温かくなりました。
義兄から、ようやく繋がった電話をもらって喜んでいたのも束の間、
自宅待避のエリアに入ったこと、甥っ子だけは親戚宅に避難させたが、自分達は動く予定は今のところない、
という言葉を聞いて、また無力感に泣いた後のことでした。


みかさんが言ってくれた通り、「笑い」は本当に大事なことで。
笑えることが、どれほど素敵なことか、誰もがそれを知っていて。
笑えなくなった時は辛い時なのだから、早く抜け出て元気になって、また笑える時に戻ろう、と思うのですが。
逆に、笑うからこそ、そこから抜け出せる。そちらが本当なのかもしれない、と感じることが多いのです。

「誰かと笑い合う」為には、互いの中に、共通する基盤や環境がなくては、なかなか成り立ちませんよね。
Sarahさんから聞いたことなんですが、阪神大震災の被災者の方々が、
地元の人は同じ地震を経験した者同士で支え合って生きていけるものだ、
それ以外の人に出来ることは、寄付することだけだ、
とおっしゃっていたそうなんですね。

今回の震災で、被災者の方々の悲しみや苦しみを理解したい、と願う気持ちに、全く嘘はありませんが。
それでも、どれほど想像力があろうとも、同じ体験をしていない以上、それは決して果たせないということも、泣きたくなるほど知ってます。

だから、お互いを尊重して、お互いを思いやって、お互いの為にできることはできるだけ。
でも、心の中で抱く”気持ち”。
役に立てない惨めさ、日常を変わらずおくることへの罪悪感、ただ祈るしかできない、地団駄を踏んで余りある不甲斐なさ。
被災された方々が、お互い同士でしか真情を吐露できないように、私達も、同じ立場だからこそ打ち明けられる。そういう”気持ち”を持っていて。

それを打ち明けあうことが、慰めあうことが、日常の話をすることが。
不謹慎だなんて思えるわけがないのです。


いっぱい話そう、いっぱい笑おう。今できることと、今やるべきことを常に考えよう。
自分の「笑い」が不謹慎かどうかは、自分でしっかり見極めれば良いことです。
人との間で溢れる「笑い」の中に、悪意に満ちたものがあるかどうかも、自分で判断すれば良いことです。
人それぞれの立ち位置と、無数の価値観と好みがあるのですから、万人に受け入れられることなど、不可能に近いので。
また、だからこそ世の中捨てたもんじゃない、と思えることなので。

自分で選んで、自分で決める。一瞬毎の選択の連続。
その為には、「己自身を笑える」だけの余裕と器がないとできないこと、と思います。

「自由」と「自己中」が大きく異なるように、
ユーモア、ウィット、揚げ足取り、冷やかし、責任逃れに八つ当たり。どれも大きく違うので。
こぼす涙を片っ端から笑いに換えながら、見極めるだけの余裕を持てたら、と強く願います。


阪神大震災を体験した父が、最初の揺れがおさまった直後に電話してきてくれたことは、先日の日記に書きましたが。
その時に、大丈夫なの?と問いかける私に対して父は、
「まあ、自信(地震)はないけどな」
と、笑いながら言ってくれたのでありました。

京大入試事件の際、京大の対処に怒ったお嬢が、
「京大に受かって、けってやる!」
と冗談(当然だろう)で言ったら、すかさず、
「携帯を忘れるなよ」
とツッコんだ彼の母校は、当の京大でありました。

父のような人になりたいです。(大真面目)

*-*-*-*-*-*-*-*-*

あーっ、今日こそ普通の日記をアップするつもりだったのにーっ!
次回こそ、味噌作りの記録を。1ヶ月以上前の記録を……(吐血)
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by senrufan | 2011-03-17 14:02 | 東日本大震災 | Trackback | Comments(8)
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Commented by lizzyco at 2011-03-18 00:23 x
久方、爆笑。また同感!然り!
私も!お父様の様な人になりたいです。(これまた大真面目)
Commented by ばんず at 2011-03-18 03:30 x
ツイッター、FBを見始めるとPC前から動けないこのごろです。思わず涙のツイートもあるのですが、Miyukiさんのおっしゃるように思わず笑ってしまうツイートに救われています。やっぱり、こんなときこそ笑いが必要!と同感でございます。

それにしても、お父様・・・素敵な方ですね~。思わず口角が上がりました。ありがとうございます。
Commented by shina_pooh_at_sfo at 2011-03-18 04:26
あはは。今回の記事、勝手に私への叱咤激励と受け止めました。笑いながら泣いてしまいました。笑おう、話そう、不安につぶされそうになったらこの記事を読もう。Miyukiさん、私の救世主だなあ。(お礼は猫パンチでいかがでしょう。)
Commented by Miyuki at 2011-03-18 12:13 x
*lizzycoさん
笑っていただければ、父が大層喜びます。昔っから駄洒落ばかりで家族をシラけさせて、「高尚すぎてわかってもらえない」と嘆いていたんですよ。それが、海を越えて人の笑いを誘えるようになろうとは。(しみじみ) 私も父のように、幾つになっても成長し続けたいものでございます。
Commented by Miyuki at 2011-03-18 12:19 x
*ばんずさん
私もです~! 何があるか、何かあるか、とついつい張り付いてしまっていけません。そういう時に笑えるツイートやメッセージを読むと、ようやく弛緩できるんですよね~。我に返るというか、夕食の支度がああああ、とか。(……)

私も、日本を離れてから、めっきり口角が下がってきたのは、笑わせてくれる父と離れているからかもしれませんねー。(加齢以外のナニモノでも)
Commented by Miyuki at 2011-03-18 12:21 x
*shinaさん
あ、shinaさんの「あはは」が出ました! 目指すは「10あはは」です。
救世主へのお供え物としては、「猫コスプレのshinaさんのパンチwith黒尻尾・レオタード・網タイツ」レベルじゃないとねえ。
Commented by matsathome at 2011-03-18 22:58
私にそう言った人たちはもちろん関西弁だったんですけどねー(笑)
「...支え合っている。だから強い」というフレーズを忘れていました。そして「少しでもいいから、継続的な寄付を」とも。
その中の一人は学生時代のそんな経験から、現在、神戸で新聞記者として働いているようです(頼もしいですよね−。)
Commented by Miyuki at 2011-03-19 02:09 x
*Sarahさん
「支え合っとんねん。ほやから強いでえ」みたいな?(笑)
でもほんとに、継続的な寄付が大事ですよね。イチローが1億とか出してくれてますから、今はかなりの金額が集まってるでしょうけれど、この後がくんと落ちるだろうから。給料日ごとに寄付、とか心掛けていこうと思います~。
その方、素晴らしいですね! どんな経験も、傷とするか転機とするか、その人次第という見本のような方だ。


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