合わせたのは、互いの瞳 (1)

「誹謗中傷よりも酷いことが一つある。それが、真実だ」
   ----- シャルル・モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール
       (フランス人、政治家、1754年2月2日生まれ)

* * * * *

【雑事】

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どうしてマクロビオティックを始めたの? とは、良く聞かれる質問です。
元々は、激務の旦那を、せめて食事でケアしたくて、野菜メニューを色々漁っていったら、辿り着いたのがマクロビだった、というのが理由です。
入ってみたら、なんとも奥の深い世界が広がっていて、味覚だけでなく、知覚的に得られる快感にも、はまっていったのでした。

それから5年ほどが経ちますが。
はまってから知って、それから自分の実験・体験を経て、いまだに日々格闘しているのは、
心と身体、両方そろっての健康、という目標に対して、なのです。




マクロビを知って、「食べ物」とは、食物だけではなく、周囲の環境や人間関係全てを含むことに気づきました。
「食べ物」が身体だけでなく、心に与える力を教わりました。
菜食界の中をうろうろして、共にバランスを取ることが難しいことを学びました。

ゆるゆると始めた野菜寄り生活が、本格的に菜食というスタンスをとるようになってから。
身体の不調のみならず、様々な心の悩みを、「食」「環境」という、別の視点から見るようになって。
思春期のお嬢が、マクロビの理論に不快感を示したことをきっかけに、
自分なりの新しい視点から、自分が家族に何ができるか、と考えて。

とかく頭でっかちな自分が、それでも持っているはずの「身体の声」
知識ではなく、もっと下の、本能の。欲の中でも本来の。
それを聞けるようになりたくて。
順調に進めていた菜食を、敢えて崩して、自分の身体で人体実験を始めたのでありました。

それから約3年、「食欲」という欲に振り回される日々が続いている、というテイタラク。
好転&拒絶反応に遭い、ルールに縛られての拒食に陥ったと思えば、
次には止まらない過食に悩み、中毒症状から抜け出すのに苦労して。
体型的には、太ったり痩せたりを繰り返した風船で、心理的には、激しいアップ&ダウンのジェットコースターでした。
そういった身体の問題だけでなく、子供の思春期を通じて、心の問題も混在していたことは、先日のシリーズで書いた通りです。ええ、恥オンリーの人生です。

でもね、そんな亀の歩みでも、やっぱり収穫はあるのです。
「食べ物」によって、身体だけでなく、心の状態も変わってくるように。
Sarahさんのおっしゃる通り、心のケア無くしては、「食べ物」と上手く付き合っていくこともできなくて。
当たり前のようで、実は当たり前じゃない、そんな事実を少しずつ、心身共に学びつつあるのです。

そんな赤っ恥だらけの体験談を、Sarahさんと手を繋ぎながら、語っていこうと思います。


Sarahさんの記事への入り口

*-*-*-*-*-*-*-*-*

Sarahさんとのコラボシリーズは、摂食障害を第一回として、今後もテーマを替えながら続けていく予定でございます。
そして今回のテーマにおいては、以前にお伝えした通り、カナダ在住のセラピスト・まきりん♪さんというアドバイザーを得ることができ、この上なく心強く、ありがたく思っております。(愛)
今シリーズでは、Sarahさんと私が記事をアップした後、少し置いてから、まきりん♪さんの寄稿をアップ、という順で続けていきますので、どうかよろしくお願い致します。

Sarahさんも私も、合間合間に日記を挟みつつ、のんびりと。
シリアスに捉えられがちなテーマを扱いつつ、日常という土台を大切にしたいという姿勢には、それなりの理由があるのです。
そんなところも汲んでいただければ、望外の喜びでございます。

ブロガーという意識もなく、ただただ自分の残したいことを書いているワタクシでございますが。
このシリーズに限っては、皆様のコメントをいただきたいなあ、などと、大それたことを望んでもよろしいでしょうか。(恐る恐る)
そうやって、おくられた言葉で勉強させていただきたい、というのも勿論ですが、
この手のことに対して私は、自分だけを見つめすぎて、他が見えなくなっている場合が多く(恥)、
こんなこともあったんだ、という気づきや学びが、どれほどありがたいことか、自分の体験を通じて、骨身に沁みたことなので。

皆様のお言葉が、以前にも増して宝物になりそうな、そんな予感がするシリーズです。
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by senrufan | 2011-02-02 15:59 | Trackback | Comments(10)
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Commented by 初音(ゆりこ) at 2011-02-03 18:59 x
こんばんは~♪
また凄い事始めましたねぇ!!初めは2人で?!そして専門の方(?)
も入っての食事と健康についての講義ねぇ~♪
書く時にコメントしないと・・・と思って・・・おば~ちゃんの病院から帰ったら
ちゃんと読みますよぉ!!そして、ユックリとコメントも!!
Miyukiさ~ん楽しみにしてますよぉ~♪慌ただしくってごめんなさ~い<(_ _)>
Commented by こっぺ at 2011-02-04 00:37 x
わあ、楽しみにしています!最近、食べることって自分にとってなんだろ、と考えることが多くて。料理は嫌いなのに、食べることがそれほど快感でもないのに、食べるってことがいやに気になっちゃうのです。
Commented by Vivian at 2011-02-04 04:09 x
コメント、しばらくご無沙汰してしまいました。が、親戚の方が少しだけ落ち着いた(=私の心の安定)みたいで、また復活です。ここ数年「食」に関して、リアルな関係のMiyukiさんはもとより日本や遠隔地に住むブロガーさんたちから今まで知らなかった、あるいは気づきながらも忘れていたことなどずいぶん学習and/or復習させてもらいました。ブログって凄い!このシリーズ興味津々です。

余談ですが、先日は遠いところをありがとう!!! 嬉しかったですっ。
Commented by Miyuki at 2011-02-04 11:50 x
*初音さん
こんばんはー!
えへ、「素晴らしいお二方にべったりおんぶに抱っこ」企画です。
食と健康というより、摂食障害について、なのですよ~。
初音さんも以前、貴重なコメントをくださいましたね。今度も色々教えていただけると嬉しいです!
おばあちゃまの退院決定、めでたいっ!!
これで夜間介護とか、お仕事からそのまま休み無く病院とかはなくなってくれますよね、ね? どうかご自愛くださいね~~(祈)
Commented by Miyuki at 2011-02-04 11:53 x
*こっぺさん
お風邪の具合はいかがでしょうか? 季節的にも落ち込むのに、色々煮詰まっちゃいますよね。その中で真面目に食事に気を使っていらっしゃって、本当に頭が下がります。私もいまだに料理嫌いなのですが、食物だけではない「食べ物」に関心を抱かずには日々が過ごせませんよね。今回の焦点は摂食障害ですが、何かこっぺさんの琴線に触れるようなことが書けますように、と自分を励ましてみます!
Commented by Miyuki at 2011-02-04 11:55 x
*Vivianさん
そうですか、落ちついてこられましたか! 良かったですね~(じ~ん) 海を越えた身では、祈るしかできないもどかしさとやり切れなさがありますよね。
私も素晴らしいブロガーさんに、日々教わるばかりです。本当に文明に感謝です。摂食障害についてのシリーズなので、Vivianさんのご期待に応えられるかどうか、ですが、またご意見をいただければ幸いですvv

こちらこそ楽しかったです、ありがとうございました! 次回はコンサート記録でございますよ♪
Commented by まきりん♪ at 2011-02-04 15:44 x
いよいよ待望のMiyukiさんとSarahさんのコラボが始まりましたね!とても楽しみにしていたので、
思わずお二人の日記を訪ねてしまいました。

確かに、重くなりがちなトピではありますが、ご自身の体験を語るという形で書いて下さることにとても深い意義が感じられます。同じ悩みを持った方から、どんなに関心と共感を得られるかと。

次回も楽しみです~
Commented by マミィ at 2011-02-04 17:45 x
今後の展開がとても楽しみです!ただの食いしん坊なので、食について考える機会を与えていただけて感謝。じゃんじゃんコメントしたいと思いま~す。
Commented by Miyuki at 2011-02-05 11:18 x
*まきりんさん
ご訪問ありがとうございますvv では私も、まきりんさんの記事の時には、訪問させていただきます(笑)

私も、Sarahさんやまきりんさんのお話を、誰よりも楽しみにしているのです。そしてあわよくば、他の方のお話も。そういうものが自分の中に溜まるたび、財産だなあ、と思います。
Commented by Miyuki at 2011-02-05 11:19 x
*マミィさん
うわあい、ありがとうございますー! マミィさんの鋭いご意見は、いつも私的国宝級。どうぞよろしくお願い致します。


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