俺の偉業を越えてゆけ

「利益に乗ずるだけでは不十分だ。それだったらどんな愚か者でもできる。人生で最も重要なことは損失から利益を得ることである。それには知性が要る。それこそが分別のある者と愚か者の分かれ目となる」
   ----- デール・カーネギー
        (アメリカ人、作家、1888年11月24日生まれ)


懐かしのマンガ、「スケバン刑事」2巻を読んでいたお嬢。

悪役の海槌麗巳が、迫力たっぷりに叫んだセリフ。
J計画とはすなわち、ジェノサイド(大量虐殺)計画!」


「Gだよ」

と思いっきりツッコんでました。

* * * * *

【アクティビティ】

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芸術の秋シリーズ。え、別にシリーズじゃない。
5月下旬から始まって、大好評のうちに終わった、フランスはオルセー美術館の印象派展
その後は、これまた悶絶モノ揃いの展示会、オルセーのポスト印象派展にバトンタッチしたのですね。

ポスト印象派はそれほど、と旦那が言うので、お嬢と2人、学校が休みの祝日に行ってまいりました。




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チケットは前回に引き続き、時間指定制。なので、大変な人気ぶりにも関わらず、人に押されることなく鑑賞できるのがありがたく。
と言っても、事前購入は必須。当日、美術館でチケットを買うなら、数時間後の回になることは覚悟の上で。

前回と同様、パリの写真を背景にした通路を歩きながら、会場に足を踏み入れます。


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これまた前回同様に、各展示スペースのテーマ、そして個人的に印象に残った絵画の覚書を以下に。
流して、飛ばしてくださいませ。

       =========

Beyond Impressionism

Neo-Impressionism

Vincent van Gough

Cezanne

Paul Gouguin

The Pont-Avent School

The Nabis Vuillard

The Nabis and Symbolism

Henri Rousseau:The Premeditated Native Printer

Nabi Intimisme

The Great Art We Call Decorative

       =========

Claude Monet(クロード・モネ)
  Frost

Pierre-Auguste Renoir(ピエール=オーギュスト・ルノワール)
  A Dance in the Country
  Young Girls at the Piano

Edgar Degas(エドガー・ドガ)
  Dancers Climbing the Stairs

Charles Angrand(シャルル・アングラン)
  Couple in the street

Henri de Toulouse-Lautrec(アンリ・ド・トゥルーズ=ロートレック)
  Woman with a Black Boa

Vincent van Gogh(フィンセント・ファン・ゴッホ)
  Starry Night
  Van Gogh's bedroom at Arles

Paul Cézanne(ポール・セザンヌ)
  Gustave Geffroy

Edouard Vuillard(エドゥアール・ヴュイヤール)
  In Bed
  The reader (Portrait of K.X. Roussel)
  Sleep
  Young women at the lamp

Félix Vallotton(フェリックス・ヴァロットン)
  The ball or Corner of the park with child playing with a ball

Maurice Denis(モーリス・ドニ)
  Young women at the lamp

Vilhelm Hammershøi(ヴィルヘルム・ハンマースホイ)
  Rest

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やっぱり生は違うなあ……というのが、今回2つの展示会を通じて、しみじみ思ったこと。
世界的に有名な絵画が大挙して来ていて、私も過去にメディアや本を通じて、飽きるほど見ている絵がほとんどであるはずなのに。
前に立って向かい会えば、初めて出会う感動が全身に沸いてきます。

特にゴッホは、他の美術館でも色々見てきたのに、今回ほど彼の「青」と「黄」に、目を見張ったことはありませんでした。
それは、展示されていた絵が、特にこの2色が強い印象を生み出してたものであったから、なのかもしれませんが。
彼について考える時は、常に”悲劇”という言葉がつきまとってしまうのですが、絵はそういう思いをはねのけるように、あくまで無言で鮮やかです。

正直、展覧会のインパクトとしては、私達には前回の印象派展の方が大きく。
今回は、前回ほど衝撃を受けた作品は少ないものの、お、いいなあ、と思う絵がちらほらあって、メモった数は多くなった、という感じであります。

中でも、以下の3人の画家。
エドゥアール・ヴュイヤール、フェリックス・ヴァロットン、ヴィルヘルム・ハンマースホイ。
ヴュイヤールとヴァロットンは、ナビ派に属するとされていて、このナビ派というもの自体、今回の展覧会で初めて知ったこと。(恥)
この3人の絵には特に惹かれて、架けられた作品全て、じっくりと時間をかけて鑑賞してまいりました。

ちなみに、お嬢もこの3人、特にハンマースホイの絵には惚れ込んで。
つくづく好みが似ています、私達。しつこいですがB型です、私達。

展示会場を抜けた後のショップで、前回にはなかったポストカードが売られていたことに大喜び。
ビンボーだし、貼るスペースもないし、ポスターよりずっとありがたい絵葉書。
あれやこれやと選んで、帰宅してから、我が家のギャラリーに仲間入りしてくれました。


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こちらの展覧会は、来年の1月18日までの開催です。
前回も書きましたが、フランスから、これほどの数の名画が海外に貸し出されるのは、今後あるかどうか、というほどの貴重な機会でございますので、室内での芸術鑑賞が嬉しいシーズンに、どうぞお出かけくださいませ。


Van Gogh, Gauguin, Cézanne and Beyond
Sep 25, 2010 – Jan 18, 2011


Fine Arts Museums of San Francisco de Young Museum
50 Hagiwara Tea Garden Drive
San Francisco, CA 94118
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by senrufan | 2010-11-24 15:08 | Trackback | Comments(4)
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Commented by shina_pooh_at_sfo at 2010-11-27 15:38
Miyukiさんちの壁はこんな風なギャラリーになっているのですね。素敵すてき☆うちも、1月までだからいつか行こう、、と思っていると終わってしまうという悲しい状況を避けるため、来週末に予約を入れました。前回の印象派より馴染みの薄い今回の展覧会ですが、新たな世界への開眼を楽しみにしています。

行く前に必ずこのブログで予習していかなきゃ。
Commented by akiumi at 2010-11-28 12:58 x
私も予習してから行きます。このページ、プリントして持参させていただこうかしら・・・・

ハンマースホイって、たしか暗い色ばっかりなのに、なぜか暗く見えない絵のひとでしたっけ? 
楽しみです!
Commented by Miyuki at 2010-11-28 13:33 x
*shinaさん
えへ、壁一つをお嬢に「好きなようにしていいから」とまかせてるんです。ますますお客が呼べない家になってます。
来週末ですか、楽しみですね~! そうそう、はっと気がつくと終わりそうになってあわてるんですよね、展覧会って。どうぞ予習などしないで、白紙で絵の前にお立ちくださいませ。そしてshinaさんの心に残った絵、また教えてくだされば嬉しいです。
Commented by Miyuki at 2010-11-28 13:36 x
*akiumiさん
akiumiさんも予習なしでぜひ~。つか、今回の記録、予習するほどの知識も書いてないし(笑)
ハンマースホイをご存知なら、ますますこんなところの予習はいりませぬ。いい絵が沢山かかってますぞ。akiumiさんのお好みに合うのは、どの画家の絵かなあ♪


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