後ろも向いて歩いてみよう

ホリディショッピングの追い込み。あと今日と明日しかないからね。
あっちに行ってあれを見て、こっちに寄ってそれを探して、と一応それなりに思い描くところはあったものの、あっちに最初に行ったら、ほとんどがオールオッケー。ラッピングに一目ぼれして、急遽アイディアを変更したり。
おーし、「Plan C:行き当たりばったり」大成功。

今日は授業なしでNASAに遠足だったお嬢は超ご機嫌で、そのまま補修校の友達の家におじゃまする。国語でアンケート調査なるものをやらされて、その結果を各グループでまとめて発表しなくてはいけないのだね。
現地校ならともかく1週間1日だけの学校で、頼むからこういう校外で時間を使わなくてはならない課題はやめてくれと思ってしまう私は、すでに教育者失格ですか。そうでなくても平日は大忙しの子供達なのに。

そんな裏愚痴はともかく、思いがけず平日に会える子供達同志は大喜びで、はしゃいじゃって終わりゃしねえ。集めたアンケート用紙は、ラクガキ用じゃないっつってんだろうが(怒)
ところどころに日本語の補助を与えてやりつつ、友人の夕食用のパン作りを感嘆の目で観察する私。おおすごい、こうやって形を作っていくのね。
オーブンから出したばかりの焼きたてのパンは、たまらないおいしさでした。周りはサクサクで中はしっとり柔らかで、手作り独得の香りがすごく懐かしく。子供達と大はしゃぎでいただいたよ。
友人でパン作りをしている人は2・3人いるのだけど、ごちそうになるたびにパン作りへの野望が、まるで発酵中のパンのごとく膨らむね。が、レシピを見るとたちまちしぼむ。
あの複雑な手順に耐えうる自信がついた頃に挑戦する予定。それがパン焼き機入手という結果であったら、生温かく微笑んでやって下さい。
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本日、私の祖母であり、お嬢のひいばばの誕生日である。97歳。
長生きする秘訣は粗食だの運動だのコエンザイムだの、メディアでもお気に入りの話題であるわけだけれども、そんな祖母を傍で見ていた私の個人的見解は、やはり”遺伝子と性格”。
老人がまず弱ってくるのは胃腸と足らしいが、祖母は生まれてこの方、一度も便秘になったことがないというし、80代後半まで一日2kmは歩いてた。
肉が大好きで、炭水化物が大好物で、衰えることを知らない消化機能。
そして何より、増大する一方かと恐れすら感じる、我の強さと俗世への執着。
たまたま周囲に90歳代のお年寄りの知り合いも数人いて、ご家族の苦労も良く見聞きしている上に、自分の性格の悪さを重々承知している私としては、できたら自分は70歳代ぐらいでおひきとりしたいなあと願わずにはいられない。長寿社会といっても、決して若者の時間が延びて長寿になっているわけではないのだから。

祖母に最後に会ったのは3年前の年末。いよいよアメリカに戻るという前日、義父(73歳)が成田に見送りに来るという電話をかけてきてくれた。申し訳ないと謝る私に、「次に会えるかどうかわからないから」と弱気なことを言うので、思わずしんみりしていたら、その横で祖母がお嬢に向かってにこにこと告げていた。

「日本に帰ってくるのは何年先になるかわからないけど、きっとまた会えるからね」

気 構 え が 違 い す ぎ 。

何事も諦めてしまえば終わりとはわかっているけれど。それでも、退いてこそ美しい形になるものもあると思う。
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by senrufan | 2004-12-15 01:41 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 『こころんのキッチン』の.. at 2004-12-28 11:16
タイトル : 美味しい手づくりバターロール
家でパンを作って食べると、パンってすごく美味しい!ものなんだと思います。やっぱり焼きたてだからなのかな。でも冷めても美味しいし。 買うパンと何が違うのかなと思うほど、作ったパンは違います。家で作るといい材料で好みの味にできるからなのかな。 お店でもそ... more
Commented by ぱんな at 2004-12-17 14:23 x
補習校の宿題さ、学校で最後の一時間を宿題に当ててくれたら、どんなに楽だろう、っていつも思うよ。おばあちゃま、アメリカのシニアと互角だねえ。すごいわあ。あやかろう。
Commented by Miyuki at 2004-12-18 02:21 x
あ、それナイスアイディア!<宿題 むしろその方が、ちゃんとやることになるんじゃないかなあ。
あはは、アメリカさんと一緒か! 祖母を見てると、きれいに年をとりたいなあとつくづく思うだよ……反面教師。


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