根を持つものからの授かり物 (後)

「若くなるためには長い時間がかかる」
   ----- パブロ・ピカソ
        (スペイン人、芸術家、1881年10月25日生まれ)


Paul the 'psychic' octopus dies

ワールドカップで大人気になった、占いタコのPaul君。
お亡くなりになってしまわれたのですね……(よよよ)
占いに全精力をつぎ込んでのストレスが原因だったら、申し訳ないです。いやマジで。

おまけにお嬢ったら、このニュースを聞いた時、
「ドイツチームに暗殺されたの?」
なんて言いやがったし。



ストレスといえば、マイ女神・マミィさんから教わった心理テスト。

メンタルヘルスのためのストレス度診断チェックテスト

当てはまると思う項目をチェックして判定に進むと、
ストレス指数が100分の○(数字)
ストレスレベルが1(かなり低い)~5(かなり高い)の5段階で判定されるんですよ。

マミィさんのお友達が何人もやられて、皆様のストレス指数は22とか51とか、色々なレベルだったんですけどね。

カナダ在住のすれっぢさん、ストレス指数=3/100。
カリフォルニア在住のMiyukiさん、ストレス指数=4/100。


北米大陸西海岸にて、脳天気警報が発令中です。

* * * * *

【イベント】

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すでに人生後半ですが、生のファッションショーなるものをこの目で見るのは、実は初めてだったりします。
ふぁっしょん。それっておいしいですか。(棒読み)

などと言いつつ、働いていた頃はやはり関心がありましたし、営業だったこともあって、衣服には結構なお金をかけてましたし。
あの頃は、コスメにもかなり詳しかったんですよねえ……今となっては、忘却の彼方でございますが。(思いっきり遠い目)

でも、身に着けるものを、「動物愛護」「環境保護」といった観点から考えたことは、恥ずかしながら一度としてなかった、と思うのです。




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今回のファッションショー、Veganと名をうったものとしては、サンフランシスコで初めての開催。
ベストセラーになった「Skinny Bitch」の作者、Rory Freedmanが司会を勤める、という贅沢さ。
参加したブランドは、以下の通りです。

Vaute Couture
Melie Bianco
Reco Jeans
Cri de Coeur


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Vegan Fashionとは、皆様ご想像の通り、動物性素材を全く使わない衣類、及びアクセサリー類のこと
目指すは、地球と動物に優しいファッション。環境がキーワード。
なので、コットンでも、オーガニックなものが望ましく。
また、植物素材のみならず、リサイクル素材も範疇に入ってくるわけです。

ヴィーガンを選択するというのは、動物性食材を口にしない、というだけでなく、身に着けるもの全てに渡って、動物性素材を避けること。ひいては、動物実験を経た商品も避けること、を意味します。
生活様式の大きな変化ですね。
そういう生活を選ぶ、ということは、動物保護の姿勢、そして動物虐待に反対する意志の表明、となるわけです。

100%貫ければ、とても素晴らしいことなのでしょうけれど。
大変煩悩にまみれた私なんぞには、到底できることではありませぬ。
残念なことには、情けないことには、自分がVegan宣言する予定は、遥か彼方までありません。


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それでもたとえば、できるものはリサイクルしよう、とか。
青果はできるだけオーガニックを選ぼう、とか。
自分を、家族をいたわることが、そのまま環境や動物を大切にすることに繋がってくれるのが、素直にありがたくて、嬉しくて。
何も声高に、「動物が!」「地球が!」と叫ぶ必要はなく、むしろ行動しなくては意味がなく。
たった一人の、たった一つの選択でさえ、水面に波紋が広がるように、確実に大きな輪に繋がるようにできている。

だったら、その「たった一つのこと」を幾つか集めて、日常のパーツにしてしまえばいい、と思うのです。


子供の頃から、革製品は苦手でした。あの匂いが、どうしようもなくダメダメで。
鞄や靴はまだしも、革張りシートの車が最悪で、即座に車酔いをおこしてましたうえぇ。

シルクも素敵だとは思うのですが、あのすべらかな肌触りより、コットンの丈夫な素朴さの方が更に好きな、根っからの庶民体質。
アンゴラもカシミヤも憧れるのですけど、敢えてそれでなくてはいけない理由は持ってない。

オール植物性の自然派コスメやボディケアを調べていけば、メーカーのポリシーとして、動物実験は禁止とするところが多かったり。

なんのことはない、元々なるべく自然のものを、と進んでいけば、完全ではないとしても、ベジタリズムの亜流辺りに位置するようにできているのですね。


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選べるならば、という条件下において。
コットンならオーガニックなものを、尚且つフェアトレードなものがあれば嬉しい。
綿花栽培においての劣悪な雇用状況は、ずっと問題になっているところでありますので。

革製品は、よほどのものでなければ買うことはないかな、と。持ってるだけで酔うかもしれませんからおえぇ。
スウェードは、更に避けたい気持ちがあり。きれいな皮を得る為に、生きたまま皮を剥ぐ、ということも行われていると聞けば、到底買う気にはなれなくて。
それは、チーズを買うとしたら、レンネットに気をつけて選ぼう、というのと同じこと。
今までに買ったもの、そして今後買う革製品は、できるだけ長く、丁寧に手入れして使っていけるものを、と自分に言い聞かせ。

ウールは、毛刈りという形で得られるのであればなあ、と思うんですが。
その毛刈りが、動物にとって問題ないものであるかどうか、当たり前ですが判断がつかなくて。ダウンにしても同様で。
結局、オーガニックコットンやリサイクル利用品などの他のオプションがあれば、そちらを優先していければ良いのですけどね。

なーんて長々言ったところで、正直、衣類やアクセサリーは、デザインと値段が大きくモノを言うので、なかなか果たすのが難しいところでございます……
まあ、滅多に服を買わないので、目先ではなんとかなるかな、と楽観的。
買い物しないですむように、せめて体型は維持しないとな、と悲観的。(ずーん)
がんばってください、ユニクロさん。(突然)


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シルクも、繭を茹でるという工程で、蚕は死んでしまいますよね。
命をとってまで欲しくない、と口で言うことは簡単なのですが。

動物は可愛そうだというなら、じゃあ、なんで植物はいいんだろう。
私がヴィーガンを名乗ることはできないのは、この気持ちが捨てられないからなのだろうなあ、と思います。

生きているということは、何らかの形で他の命を犠牲にしていくことであって。
それが動物であっても植物であっても、重みも意味も同じ、と思います。
だから、自分はそういう存在であることを認めて受け入れれば、次にくるのは、その命を無駄なく、大切に、出来る限り余すことなくいただこう、という願いに至ります。

何を食べるか、ということと同時に、どう食べるか、ということが大事なのだ、という考えについては、以前に書きましたが。
その「食べ方」において、「少食」であることが最も大切、ということを、いろんな方に繰り返し教わって、自身でも何度も体感して。

自分の身の回りのもの全てが「食べ物」であって、それを「本当に必要な分だけ」いただくことを、「少食」と考えるのであれば。
衣類にしても、生活用品についても、何度も買い過ぎや無駄買いをした自分を、十分に省みて戒めるべき、と思います。


Vegan Fashion、素敵です。
こういう選択肢があって、考える機会を与えてくれること、とてもありがたいと感じます。
何を、どのように、自分の身の中に、周りに得ていくか。
その過程と結果を楽しむことこそが、「買い物」の醍醐味、なのだと思います。


San Francisco Vegan Fashion Show
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by senrufan | 2010-10-25 12:30 | Trackback | Comments(14)
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Commented by Rogi at 2010-10-27 17:13 x
私のストレス指数も4/100だった!わぁい♪ Miyukiさんとおんなじだぁ!
Commented by すれっぢ at 2010-10-27 22:26 x
3/100張本人で~す。西海岸能天気ベルト地帯北限におります。

洋服の話題・・・あまり関係のない自分としては・・・なんですが
皮のジャケット持ってる。牛さんゴメンなさい~。シルクはない、
コットンはいっぱい。ナイロン・アクリル系・・・いっぱい。
あ環境破壊してるかも。ごめんなさい~。
いっそのことギャートルズ時代にすればと一瞬思いましたが、
あれは動物の皮で、ダメだ。どーしよ。
Commented by Miyuki at 2010-10-28 10:31 x
*Rogiさん
おおーっ、さすがカリフォルニア出身者! 帰ってきたらノーテンキペアを組もう!
Commented by Miyuki at 2010-10-28 10:36 x
*すれっぢさん
先輩と呼ばせてください(笑)

皮のジャケット、すれっぢさんなら大事に使ってあげていそうだなあ。オリジナルな飾りもつけてもらえるし! 幸せモノのジャケット。うん。
ギャートルズ時代の皮こそ理想と思うんですがどうでしょう。だって、自分の力で狩って、自分で食べて、皮は服にして、と自分で責任をとる範囲でやることはすばらしいと思うです。私は牛は狩れないので、やっぱりケリーバッグはあきらめなきゃいけないわ~(よよよ)
Commented by みちこ at 2010-10-28 11:06 x
おはようございますぅ。庶民派のみちこですよぉ~♪

生きたまま皮を剥ぐ・・・・何度読んでも、私は思いっきり綿がいいなぁ~
あ!シルクじゃないですよぉ~義姉に貰ったんですが、体が暖かくならないのよね~
皮、毛皮・・・もってないなぁ~(ただの貧乏???)でも、このような視点
で着る物を選んではいなかったわ~下着も昔ながらのグンゼだしぃ^^;

あなたのストレス指数は  83 /100 です レベル5!ですって!!
おほほほほ。吠えようかしら~ぁ(-"-)
でも、娘さんの「ドイツチームに暗殺されたの?」に爆笑したのでレベル
下がったかな~?!どんな時も「笑顔、笑顔!!」(^^)v
Commented by Vivian at 2010-10-28 14:14 x
そうそう、その通り!と賛同したり、そうかぁ人それぞれだなぁと感慨にひたったりでした。強く同感したのは、「衣類にしても、生活用品についても、何度も買い過ぎや無駄買いをした自分を、十分に省みて戒めるべき」でしょうか。

今までウン十年生きてきて、どれだけ衣服や化粧品そして身の回りのものを無駄に買い物し、さらに食べ物を無駄に買って食べたり捨てたりしてきたのだろう私σ(^_^;)  人生も終盤(それはまだちょっと大げさか?)の域に入ったと思う今日この頃。限られた資源を無駄をしないように、そしてなるべく環境破壊に加担しないようにシンプルに生きていきたい(Kさんの陰の声ふうに言えば、そんなこと書いて守れるのか自分!、かしら。ふふふ、彼女これ読むかな??)

Commented by こっぺ at 2010-10-28 22:55 x
いま人生の分岐点、悩んで悩んで頭パンク寸前と思っていたのに結果はストレスなしだって。幸せなんですねーわたし。
Commented by Miyuki at 2010-10-29 08:34 x
*みちこさん
おはようございまーす!
シルクは温かくならないと思いがちですが、実は身体の冷えを外に出してくれるということで、冷えとり衣類に使われてますよね。
でもねえ、出所がねえ、と考えちゃうので、リサイクルでそおゆうのが開発できないかしら、と妄想するノーテンキ。
私も下着はシルクはパスです。だったらグンゼに軍配(笑)

ひええええ、やっぱりみちこさん、すごいストレスだあああ~~(大汗)
それなのにいつも笑顔で……! すばらしすぎますう、涙なしには拝めませぬ。
じゃ、じゃあもっともっと笑いネタ探しておきます! 娘をけしかけておきます!(違)
Commented by Miyuki at 2010-10-29 08:36 x
*Vivianさん
はい、私こそ過去の自分をふりかえれば、あんなこともこんなことも、あまつさえそんなことまでえええええ、と絶叫することばかり。数回殺しておいた方が良かったかも。
シンプルでいくには、それ一つですませられるだけのものを選ぶ目がなければ、と思うので、その修行に邁進したいですわあ。
と、口で言うのは、サルにもできるよね。(←陰の声)
Commented by Miyuki at 2010-10-29 08:38 x
*こっぺさん
あの設問で気になるのは、「最近~」という枕詞。何年もずっと同じだったらどうすりゃいいんだ?と思いました(笑)
こっぺさんの悩みは、ストレスではなく、あくまで前に進むための入り口の試練なのでございましょう。ふぁいとうぅっっ!!
Commented by Kirsche at 2010-10-29 15:03 x
こんにちは、毎度おなじみKirsche です。

私もストレす指数、4/100でした。カリフォルニアというところはすごいところだ(^^;)

もっとすごいのは、知らない間に「陰の声」が出張してること! あ〜驚いた。でも、何だか面白いから使ってやってください(^^)

シンプル談義、面白かったです。もうこの歳になったら、量より質ですよね。「選ぶ目」、私も必要だなぁ。

追伸: Vivianさん、読んだよ(- -)
Commented by nikkeilife at 2010-10-30 00:37
こんにちは~。こういう判定クイズ大好きです。早速やってみたら8でした。Miyukiさんレベルに達するにはまだまだ修行が必要みたいです。

Miyukiさんも革製品苦手ですか!私もなんです。レザーシートの車に酔うとこまで一緒!ファッションショー素敵ですね。私もこういうのはいったことありません。「Project Runway」はよくみてますが。(違)シルクやカシミヤは大好きですが根が雑なのでよく汚したりしちゃうので最近余り買いません。ドライクリーンなんかに出さなきゃいけないから余計に環境に負担がかかりますよね。

Vegan Fashionってコンセプトは好きなんですがやはり値段がちょっとね。良い素材を使ってフェアな自給を払って作られているんだからそこそこの値段になっちゃうのは分かるんですが、それだけでは大半の人は買えないと思います。難しいですよね。
Commented by Miyuki at 2010-10-30 00:40 x
*Kirscheさん
こんにちはー! ご登場くださって嬉しいです!

あ、やっぱり4の方がこちらにも。鬱の人に、ぜひカリフォルニアでお天気療法を勧めたいもんです。

うふふ、陰の声、大人気ですよvv こんなところで申し訳ありませんが、Kirscheさんのブログは欠かさず拝見しております。そして陰の声の活躍ぶりに拍手三昧! いつも楽しませてくださってありがとうございます~。

選ぶ目、大事ですね。ということで私は眼科かな(激違)
Commented by Miyuki at 2010-10-30 00:48 x
*アヤコさん
おおっ、リアルタイムだ、嬉しいっ!
8でしたか、なるほど。LAは午前中曇ってることが多いですからね。シリコンバレーに来ていただければ、朝からノーテンキ光線を浴びることができますぞ。(勧誘)

わあい、お仲間再び! アヤコさんとはシンクロ率が高くて嬉しいなあvv そなんですよね、手入れのことを考えると、ますます高級素材からは遠ざかってしまい。長く気軽に着たいと思えば、どうしてもコットンに軍配が。

そうそう、お値段はネックですね~。コンセプトには大いに賛同するので、応援したい気持ちはあるのですが。でも靴とかバッグは普通の品でも高めですから、その手の品が必要な時には、Veganショップをのぞいてみようかな、なんて思ってます。


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