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Wake up to Organics (5)

「好きなものにさよならしない限り、そしてまったく新しい領域に旅しない限り、人は徐々に磨耗し、やがては消滅するだろう」
   ----- ジャン・デュビュッフェ
       (フランス人、芸術家、1901年7月31日生まれ)


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昨夜から我が家にホームステイ中。
ミニチュア・プードルのロイヤル君です。


もー、めろめろです……っ!(死語)

* * * * *

【雑事】

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記事にあった資料2点。
残留農薬が危惧される野菜と、殺虫剤の危険性について、です。




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(資料1)

1年前のオーガニックシリーズでのせたリストと、ほとんど変わってない様子。
全てを一気にオーガニックに切り替えなくても、まずはワースト12の青果からオーガニックを買うようにする、というとっかかりになれば。

〔最も残留農薬が多い農産物:ワースト12〕
1. 桃
2. りんご
3. ベルペッパー
4. セロリ
5. ネクタリン
6. いちご
7. さくらんぼ
8. ケール
9. レタス
10. ぶどう(輸入品)
11. 人参
12. 梨

〔最も残留農薬が少ない農産物:ベスト15〕
1. 玉ねぎ
2. アボカド
3. とうもろこし
4. パイナップル
5. マンゴー
6. さやえんどう
7. アスパラガス
8. キウイ
9. キャベツ
10. 茄子
11. パパイヤ
12. スイカ
13. ブロッコリー
14. トマト
15. さつまいも

*-*-*-*-*-*-*-*-*

(資料2)

<殺虫剤と健康>

Pesticide Action Network North Americaによれば、殺虫剤には健康に深刻な被害をもたらすものが多数あり、例えば神経障害、先天性欠損症、発達・行動障害(自閉症やADHDなど)、更には癌の一種まで引き起こす危険があります。

最近の研究は、二分脊椎、口唇裂、内反尖足、そしてダウン症候群などの先天性の障害は、受精の時期が春から夏にかけて、つまり最も農薬が使われる時期であった子供達に、多く見られることを示しています。
また、これらの殺虫剤は、男性の生殖不能をももたらす恐れがある、とEnvironmental Health Perspectiveで発表された、新しい研究結果で述べられています。

以下は、中でも特に毒性が高い農薬2点です。

1. Atrazine
〔使用されるもの〕
とうもろこし、さとうきび、穀類

〔説明〕
フランス、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンでは使用禁止になっているにも関わらず、アメリカでは2番目に多く使われている農薬。
心血管損傷、筋肉のけいれん、副腎損傷、目や肌の炎症を起こす原因となり、内分泌攪乱・発がん性物質である。


2. Dursban
〔使用されるもの〕
りんご、とうもろこし、綿花、アーモンド、アルファルファ、オレンジ、くるみ

〔説明〕
クロルピリホスのメーカー名で、有機リンとして知られる合成物の仲間。
環境ホルモンの疑いがあり、唾液分泌過剰、吐き気、下痢、頭痛、情緒不安定、目眩を引き起こす可能性がある。
クロルピリホスを大量に摂り込むことで、けいれん、呼吸麻痺、昏倒、更には死に至ることもある。
米国環境保護庁(EPA)は、農業と関係のない使用(ノミの首輪やシロアリ駆除など)を禁じている。
by senrufan | 2010-07-31 11:49


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