「ほっ」と。キャンペーン

匙の加減が決める縁

「己の職分を堪え忍び、沈黙を守っていることは、中傷に対する最上の答えである」
   ----- ジョージ・ワシントン
       (アメリカ人、米国初代大統領、1732年2月22日生まれ)


少年少女の夢を育むアニメーション。
昨今では、老若男女・国籍問わず、妄想を育むアニメーション。(殴)

永遠の名作・「アルプスの少女ハイジ」の主題歌中で、ハイジがこいでいるブランコについて、物理的に解き明かした「ハイジのブランコ」は、かなり有名だと思いますが。
大好きだった小説サイトさんで、アンパンマンについて、こんな記述があったんですよ。

「彼の顔=アンパンは、周囲の建造物や人物との比率から計算すると、推定18kg
彼を投げるバタ子さんって、どんだけ怪力なんだ。

そしてアンパンのカロリーは、1個60gとして、160kcal。
だからアンパンマンは、あの顔1個で、およそ48,000kcalを持つことになる。

あの顔が1個あれば、途上国で飢えている人を何十人救えることか!
なのに、ちょっと濡れたりへこんだりかじられたりしただけで、残り全部捨ててしまうなんて!」

いや、話の内容自体は、十分コメディだったんですけどね。


親御さんが子供に見せたくないアニメのトップは、「クレヨンしんちゃん」とのことですが。
その手のご意見をうかがうと、各ご家庭の価値観や子育て信念などが垣間見えて、なかなか興味深いのでございます。

* * * * *

【レストラン】

     P1010116

油物が苦手ということは、油を多く使う料理、つまり中華やインド料理も苦手になってくるわけで。
しかしベジタリアン料理といえば、中華やインドが多い、というコンフリクトが発生するんだな。

インド料理はざっくり分けて、北インド系と南インド系があるのは周知の通り。ベンガルはちょっとおいといて。
レストランは圧倒的に北インドが多いそうで、このエリアでも北オンリー、もしくは北と南両方という店ばかり。今まで行ったことのある南オンリーという店は、前に行ったDosaぐらいしか。

インド料理自体は好き、だけど油っこくないところ。そんな料理を求めて行ってみたのは、地元のとあるインドレストラン。
ネット上で行き当たってのぞいてみたら、新聞では3つ星つけられてるわ、2006年全米ニューレストラン・ベスト20に選ばれてるわ、2007年のミシュランでOutdoor Dining Top10に選ばれてるわ、とまあ、なんともそうそうたる背景をお持ちではないの。
そういえば、以前行ったMantraも、同じようにゴージャスな評価のインドだったなあ。

出来る限りローカルでエコロジカルな食材を、というポリシーもいい感じ。
果たしてどんなお店やら。グルメ師匠のやまばとさんと、探検に行ってみたんだよ。




P1010118

インドレストランはピンキリだけど、こちらはなかなかおしゃれな佇まい。
受付は、スタイル抜群のインド美女。テーブル担当は、プロレスラーが副業ですかと言いたくなるような、ごついスキンヘッドのインドおじさん。(……)
メニューを渡しながら、色々とお薦めを教えてくれたのだけど、高い肉メニューばかり薦められ。
ベジタリアンなので野菜メニューを、と言うと、肩をすくめながらの上から目線で、コレとコレが野菜だよ、とあしらわれ気味。

他にお客さんがいなかったのもあって、おじさんに何度か急かされながら、アラカルトメニュー中心で頼んでみたんだよ。


DSCF2219

突き出しとして出された、Papadum
パリパリで美味しいのだけど、固めでサクサク感に欠ける分、Dosaのパパダムが恋しくなる。


DSCF2226

Goan Avocado Saladは、アボカドとベビーリーフ、玉ねぎ、トマトの組み合わせ。
クミンパウダーが効いてて、ただのフレッシュじゃないところが嬉しいね。


DSCF2223

珍しい素材に惹かれて頼んだ、Tangy Semolina Shells
セモリナ粉で作った、薄くて固いシェル型に、スパイスで味付けしたひよこ豆が詰めてある。上からかかった2色のソースは、ミントとタマリンドのチャツネだって。

b0059565_7324068.jpg可愛らしい見かけ、好きな素材、クリエイティブな調理、と揃っているのだけど、いかんせん味が濃いったら。特に、上のソースがね。
調理自体は良くて、シェルもさくさく感が程好いし、ひよこ豆もほこほこしてるので、余計に勿体ないというか。


DSCF2227

2人そろって楽しみにしてた、Roasted Eggplant Crush。地中海でも中近東でも、ナスはぜひ食べたい食材。
スモークしてつぶしたナスに、ガーリックでソテーしたグリーンピース、そしてトマトも一緒にね。

これもね、上手く作ってあるの。つぶし具合も風味もいいの。素材もいいな、とわかるんだが。
味付けが私達には、塩効きすぎのしょっぱ過ぎ。ちょっと減らしてくれたら、すごく美味しい一品なのになあ。


DSCF2230

アントレから選んだ、Veggie Frankie Wrap。A Mumbai street sandwich、とメニューに書いてある。
外側はSoft paratha bread、中にはコリアンダーとジンジャー、クミンで仕上げた、 野菜が各種入ってる。

ブレッドは薄くて柔らかくてとても具合がいいし、野菜の火の通し加減にも満足。
だから、ひたすら濃い目の味付けが悲しいの……ちょっと減らしてくれれば以下同文。


そんな感じで、濃い味・塩味でつらくなり。追加で、プレーンなブレッドを頼もうとしたら。
またもやウェイターのおじさんったら、プレーンよりもこちらにしろと、上から目線でおっしゃるので。
再び逆らうのもめんどくさくなって、はいはい、それでお願いします。


     DSCF2236

で、運ばれてきたのが、Garlic Naan。ほんのりバターで焼いてある。
熱々・ほかほかで、贅沢気分。

なんだが、なんだが、これもやっぱりしょっぱいじゃん! しょっぱいのを抑えるために頼んだのに、逆効果じゃん!(半泣き)
玉ねぎ風味が良い分、惜しいったらありゃしない一品だ。


P1010120

やまばとさんも、ここのところ、かなりベジィなお食事中心になられていて。だから、私達の好みが薄味過ぎて、一般の方々にはこちらの料理はとても美味しいのだ、ということも十分有り得る話。
だから、私達には残念な結果となってしまったものの、決して人様に薦めない、というわけではないんだよ、と最後に言い訳を。

というのは、調理そのものは上手いから。
メニューもオリジナリティに富んでるし、魅力的な品もそろってて。野菜の具合も、パンやラップも、細かいところまで良く出来てるしね。
何より、油っこくないインド、という当初の目的が果たせたのが嬉しかったんだ。
だからほんとに、調理の仕上げの最後の一さじをやめてくれてたら、それでもう……って、いい加減に私的な愚痴はやめんかい。

インド料理がお好きな方は、どうぞご訪問くださいませ。
そして、より一般的なご感想を聞かせてくだされば嬉しいです。それをもって、自分への戒めといたします。(M体質)

P1010117


Junnoon
150 University Avenue
Palo Alto, CA 94301
[PR]
by senrufan | 2010-02-22 09:50 | Trackback | Comments(10)
トラックバックURL : http://senrufan.exblog.jp/tb/12892534
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by mame-honey at 2010-02-24 16:55 x
インド料理好きです〜! でもこんなお洒落な感じのインドレストランには行ってないかも(汗)どれも美味しそうなのにね、味が濃いのは残念だな。そういえば、Nijiyaの横にもベジタリアンなインドレストランがありますよね〜。ポテトとカリフラワー?のおかずは美味しかった記憶がございます。
Commented by まきりん♪ at 2010-02-25 01:58 x
私も油が苦手なのでインド料理は敬遠気味・・・
特にカレーは食べた後で胃も垂れすることが多く、多量の油がはいっている気配が。
たまに少量のタンドリーチキンなどおいしいかな、ですが、(笑)

どちらかというと野菜料理だったらお煮しめとか出汁の味わいが好き。
アンチ・インド料理のコメントになっちゃいました、ごめんさい~
Commented by shina_pooh_at_sfo at 2010-02-25 02:21
※このお店の発音、ずっと気になってました。ジュンヌーン?ジュヌーン?

私もmame-honeyさん同様、インドレストランに行くならこういうお洒落なところではなく、英語も「んだばっ」って聞き取れないくらいインドなまりの、こてこてインドに惹かれます。(油っこいですが。)どうせならトラディショナルなものを求めたくなるのでしょうね。

でも、お洒落なアメリカ人が、お洒落なインド料理を食べに行くにはちょうどいい位置づけなのかな。濃い味も好きなので(お酒進むし、、)行ってみたい気もします。
Commented by Vivian at 2010-02-25 04:27 x
脂が控えめの代わりに塩分が強くなっているのかもね。料理の味加減(美味しさ)は塩と脂で決まるところが大きいでしょう?(日本料理に代表されるように素材の新鮮さが第一の場合も多いけど。)

アボカド・サラダが美味しそう! クミンアレルギー覚悟で食べたい感じです。そういえば文章中に出てくるDosaもアレルギーを観念しつつ行きたいと思っている所なんです。いつかMiyukiさんにお付き合い願おうかなぁ。
Commented by Miyuki at 2010-02-25 11:39 x
*mame-honeyさん
おお、mameさんもお好きですか! 私も好きなんですが、あとでクる時があるので、なかなか行けないのです(涙) だからmameさんのおうちカレーの方を食べたい。(無茶) Nijiyaの横のところ、何年も前に行きました! 美味しかったと記憶してるので、もう一回行ってみたいですねえ。
Commented by Miyuki at 2010-02-25 11:40 x
*まきりんさん
そうそう、わかります~。その時はあまり感じなくても、量を過ぎればあとでテキメンにクる、あの油がねえ。
だから最近は、ファーマーズマーケットで試食オンリーという、大変失礼な食べ方してます。反省しろ。
Commented by Miyuki at 2010-02-25 11:44 x
*shinaさん
発音、そういえば私も確かめてませんでした。聞いてみればよかったなあ。

だはは、それいいっ、「んだばっ」! いやあ、このエリアにいると、インドなまりとスペインなまり、中国なまりの英語に強くなりますよねえ(笑)
こてこてインドも好きなんですけどね、この偏食な身体が時々逆らってくれるもんで、とほほなんです。
うん、このお店は確かにおしゃれな人達が求めるものを提供してくれてるかも。
Commented by Miyuki at 2010-02-25 11:47 x
*Vivianさん
おおっ、鋭いご指摘! そうかあ、だから濃いのかもしれませんね。
せっかくカリフォルニアなんだから、カリフォルニア・キュイジーンの影響で、素材の味を生かしたインドのお料理が欲しいなあ、ってだったら自分で作ってみやがれ。

Dosaでしたら、いつでもお供させてください! Vivianさんがよろしければ、ですが。試しにクミン抜きで、と頼んでみたらどうなるんだろう。ちょっと興味津々。
Commented by マミィ at 2010-02-25 19:58 x
Mantra やDosaも良かったけれど、ここも美味しそうですねぇ。インド料理が大好きなのですが、ちょっと遠いなぁ…ぽつーん。

写真ではわからないけれど、そんなに味が濃いのでは残念ですね。インド人よ、濃いのは顔だけにしてくれ。

Commented by Miyuki at 2010-02-26 11:21 x
*マミィさん
姉さまもお好きなんですね、インド料理。そうですねえ、ちょっと1時間以上はかかりますからねえ……飛行機で。

インドの人が濃いのは、お顔だけじゃないですよね。性格とか性格とか性格とかね。(言いたいこと色々あるらしい)


<< 私は出会いでできている 選択するは我にあり >>