小さな足の、大きな一歩 (番外編-私をスキーに連れてって)

「あなたに値するものよりも下のものに落ち着いた途端、落ち着いたものを下回るものばかり来るようになる」
   ----- モリーン・ダウド
       (アメリカ人、ジャーナリスト、1952年1月14日生まれ)


大変ローカルな話。

先日、久しぶりにMillbraeに車を停めて、BARTに乗ったのですが。
今まで無料だったBART駐車場が、今年から有料になっていたんですよ。
といっても$1なので、大騒ぎするようなことではないのですけどね。

BARTを使う時は、駐車場代+電車代を比較して、Millbraeか、Daly Cityにするか考えたりしてたんですが、これからはDaly Cityにすること決定かも。電車の本数も多いし。

サンフランシスコに行く場合、2人以上なら迷わず車で行くのですが。
1人だと、駐車場所探し&駐車場代を考えると、行く場所によっては、BARTの方が気楽だったりする小心者でございますが。
電車に乗るのが好き(読書&色々鑑賞)、という理由も、実はこっそりあったりするのです。

* * * * *

【雑事】

いよいよ、スキーシーズン真っ盛りでございますね。

このエリアでスキーといえば、ここより北にある、Lake Tahoeの周りに点在するスキー場に行くが一般的。
ちなみにレイク・タホとは、琵琶湖より一回り小さいぐらいの湖で、夏冬通しての観光地ぶりから、私は勝手に「加州の山中湖」認定。お隣には、カジノで有名なリノがあるという、絶好のスポットでございます。
雪の状態にもよりますが、スキー場は大体、感謝祭前後にオープンなところが多かったような気がします。

と申しますのは、もう4年ほどスキーに行ってないので、今がどうなってるのかわからないのでございますよ……旦那の激務により、母子家庭化が本格化して以来、ずっと行ってないままでして。
あの頃あった、リフト乗り場の入り口に設置された、鼻水対策用ティッシュボックスは、今でも健在なんでしょうか。(便利だった)


さて今回は、たまたま、お2人の方から続けてお尋ねがあったので、とりとめないですが、お嬢のスキー経験について。
んじゃ書くねー、と言っておきながら、早1ヶ月が過ぎてしまいました……ごめんなさいごめんなさい。




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1. 始めた年齢

初めて行ったのは、3歳をちょっと過ぎた冬でした。
旦那が上手かったので、スクールは利用せず、彼がつきっきりで教える、というやり方で。
子供の遊び場付近のなだらかな坂を使って、基礎の基礎をやっていましたなあ。

結論から言えば、お嬢には1年早すぎましたね。
なぜ3歳からだったか、というと、友人からアドバイスがあったから、だったんですが。
立って足元を見下ろした時、高ければ高いほど怖さを感じやすいので、4歳よりも3歳の方が良い、と言われたんですよ。
実際、そこのお嬢ちゃんは身体の発育が早く、足の力が強かったので良かったんですが、お嬢の場合はまだ弱くて、へとへとになって終わってしまった、という結果でありました。

翌年になって、片足けんけんやスキップなども問題なくできるようになってから、スキーに連れて行ったら、ぐん、と楽に滑れるようになりまして。
その翌年の5歳の時には、旦那と共に中級コースを滑るようになり、万年初心者コースの母は完全においていかれたのでございます……


2. 装備

ウェア、スキー、靴、全て自前でございました。
この頃はストックは持たせなかったので(両手放しで滑ってた)、ストック以外ですね。

すぐ大きくなるからもったいない、とも考えたのですが。
スキーは、旦那がビンディングを調整して、数年続けて使えましたし、靴は大きめのを買って、最初の年は靴下を重ねて、翌年は普通で、2年続けて履けましたです。
またスキーショップでは、靴を買った時のレシートを持っていれば、翌年買う時には半額オフ、というディスカウントがあることが多かったので、いざとなればそれを利用しようと思っておりました。

1シーズンに3回以上、それを2シーズン続けるならば、レンタルより安く上がる。
レンタルの為に使う時間(貸し出し、サイズ選び、調整、返却)が節約できる。
こんなことを考えて、自前で調達いたしました。

あ、3・4歳の時は、ヘルメットとハーネスも用意したんでした。
ヘルメット装着で、上から滑る時は旦那がヒモの先を持ってついていく、というパターン。子犬のお散歩状態ですな。


3. スクール

スクールに入ったのは、最後に行った1回だけで、あとは全て旦那が教えておりました。
最初はハーネスを使ったのですが、次に旦那が足の間にお嬢を立たせて、ストックを横に持って、それを握らせながら滑る、というやり方で。
だいぶ滑れるようになっても、リフトの乗り降りは、身長が足りない頃は無理だったので、彼もストックを持たず、リフトではお嬢を抱えて乗り降りさせ、一緒に両手放しで滑り降りる、なんてことを繰り返してました。
途中休憩の時、私がお嬢と一緒にいる間、彼は上級者コースをガンガン滑って、鬱憤晴らしをしていたようです。(うぷぷ)

数年前、最後に行った時は、すでに板も靴も小さい、でもそのシーズンで1回しか行けそうもない、という時だったので、装備も貸してくれる半日スクールにお世話になりましたです。
それまで、彼女のレベルがどれぐらいなのか知らなかったのですが、テストされて上級クラスに入れられたので、独学(?)でも何とかなるもんですね。
あれからすでに4年ぐらい経ってしまったので、またしばらくは苦労するのかなあ。


4. スキー場

うちが良く行ったのは、Borealというところ。
他のスキー場よりチケット代が安く、I-80(フリーウェイ)沿いにあるので行きやすい、ということで便利だったんですよ。山道を通るところだと、チェーンが要る道もあったりしますので。
初級・中級コース多し、のところなので、上級の人には面白くないですが、お嬢の練習がメインだった我が家には、ちょうど良かったんですね。

ちなみにこの隣は、更に小さい・その分チケットが安いDonnerというところで、ここも小さいお子さんには良いかも、です。
チューブそり(タイヤ)で滑るコースもありました。

もう少し大きくなってからは、SierraNorthstarなど。
スキー場によって、たとえばマクドナルドでディスカウントクーポンがもらえたり、COSTCOで安いチケットが売ってたりするので、そういう情報も貴重です。

うちが行き始めた頃は、もっと安かったんですよね……オリンピック開催地だったSquaw Valleyが一番高額で、$53だった記憶が。
それが今見たら、なんですか、$83という数字はおい。
アメリカ人の友人に、スキーはとても高価なスポーツ、と言われたことがありますが、いやまったく、その通り。


5. プラン

実は、我が家が泊まりでスキー場に行ったのは、最初の1回限り。あとは全て日帰りでした。

ホテルを含めるとかなり高くなるので、1シーズン数回は無理、
旦那が不在がちなので、先の予定が立たない、
予約した日に悪天候だったらつらい、

というのが理由でございます。

旦那がフリーな週末が近づくと、天気予報と雪の具合をチェックし、
良さそうだとなれば、早朝に出て、午前中の早い時間に着き、
お昼をはさんで2時ごろまで滑り、帰りのラッシュにひっかかる前にスキー場を出る、
という強行軍。
旦那が人一倍タフであることと、私がスキーをしない分、体力が余っていたので、できたこと。
今だとさすがに辛いかも。年ですし。(げほごほ)

天候にこだわったのは、こちらで売ってるタイヤチェーンがイマイチだったので。
日本ではワンタッチ並みに手軽に装着できるのが売っていたのに、その頃は見当たらなかったので、雪の中、道路にとまって装着、そしてノロノロ運転、という試練は避けたかったのですね。
おまけに日帰りですから、極力時間は無駄にしたくなかったし。
4WDの車だったら良かったんですけどねー。

ただ、↑のように、リフト代が馬鹿にならない値段なので、
時間をやりくりして、より安い半日チケットで済む時間に滑るか、
ホテル代はかかるが、割安な2日以上のチケットを選び、スキー旅行を楽しむ、
という方が賢いのかもしれませんね。
って、普通は旅行プランで行くんですよね。我が家が例外なだけなんですよね。わかってます。
*-*-*-*-*-*-*-*-*

こんなところかなあ。
ま、こんな風な感じで、”父子鷹”をやっておりました。

んで、その間、母は何をしていたか。
断っておきますが、私はスキーが大嫌いでございます。極力やりたくないったらやりたくない。

しかし、お嬢が小さい頃は、私がいないと滑りたくないと言いやがりましたので、泣く泣く一緒に滑っておりましたが。
4歳で追いつかれ、5歳で完全に追い抜かれましたので、めでたく私はお役ご免になったのでございます。ええ、これっぽっちも悔しくありません。

以降は、運転手兼世話係として同行し。
スキー場について、コースに送り出してからは、私は車で読書三昧の至福の時。天気の良い日を選んでいくので、日当たりのいい駐車場では、暖房がなくても車の中はとても暖かいのですよ。
友人から借りた「銀河英雄伝説」を読破したのも、良い思い出でございます。

旦那とはトランシーバーで連絡を取り合い(携帯電波が入らない場所もあったので)、昼食時にはカフェテリアで待ち合わせ、その時だけは働きます。
いよいよ帰るとなれば、あれやこれやの後始末をして、ハンドルを握って、2人がぐったりと寝ている間に距離をかせぎます。
なんて言いつつ、我が家の旦那は大変タフなので、結局半分は運転してくれちゃったりしたんですが。

今度行くとしたら、どうなるかなあ。装備は全部レンタルで、でもスクールは入らないで滑るのか?
私が再び滑ることはないのは確実なので(…)、彼女に私の装備をあげたいところなんですが、靴も板も、お嬢には大きいのでした。(ちっ)

スキーは、年齢を問わないスポーツであり、立派な娯楽でもありますよね。
お嬢が子供の間も、大人になっても、冬という季節に楽しみがあるように。友達と出かける機会があるように。
それが一番の目的で邁進した、彼女の”スキー修行”でありました。





本人は、全く感謝してないようですけどね。(ふーんだ)
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by senrufan | 2010-01-14 08:10 | Trackback | Comments(4)
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Commented by ゆう at 2010-01-17 12:52 x
こんにちは、ゆうです♪
あまりテレビは見ないのね?!まぁ~私も基本的には本ドップリかな?!
スキーは、若い頃、かじった(笑)結婚後はまったくやってないな~
娘さん、3歳からなんてすごいわね!!ベテランさんじゃないですか~♪
旦那さま、タフガイなのね♪
自分は、スキーが嫌いでも家族のためにサポートしてるなんて素敵!!
色んなスキー場の映像で、行った気分の私^^
皆、生き生きしてて楽しそうね~(^^)v
Commented by まきりん♪ at 2010-01-17 16:35 x
お嬢さんのスキー歴を拝見しましたよ~5歳で母を追い抜くとは運動神経が良いのでしょうね。

私も家から1時間半でゲレンデの好条件に住みながら、10年位スキーしてません。カナダのスキー場は寒い~
Commented by Miyuki at 2010-01-18 02:53 x
*ゆうさん
そなんですよ、本ばっかりで、TVは小さい頃からほとんど見なくて。おかげで時勢にうといったら(涙)
小さい子はいいですね、スキーもすぐできるようになっちゃう! 大人になってからイヤイヤ始めた私には、信じられないぐらいうらやましいです。
や、サポートどころか、ほんとは行かなくてもいいのに、どぶちぶち言いながら(笑)
こちらのスキーはいいですよ~。北海道並みのパウダースノーなんです。ほんと、スキー好きな人にはいい環境です。
Commented by Miyuki at 2010-01-18 03:00 x
*まきりんさん
いえいえ、小さい子はほんとにすぐ上手くなるんです。どんな子でも、スクール1回で私をぬけますよ、はっはっは(ヤケ)

そうそう、あの寒さとねえ、スキーのための準備のアレコレ、終わってからのアレコレがメンドクサイですよねえ。


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