食の養生は仁術の

新型インフルエンザだけ気にしていたら、お嬢の友達の中で、2人が最近発症したもの。
英語名はWalking Pneumonia、日本語ではマイコプラズマ肺炎です。
思わぬ伏兵でありました。皆様のところには訪れませんように。(祈)


さて、このエリアでの新型インフルエンザのワクチン接種ですが、予想通りに(おい)入荷が遅れましたね。
日本では始まったようですが、皆様受けてらっしゃるのかなあ、どうかなあ。
ちなみに私自身は、接種しない方向で。季節性のワクチンも、ここ数年受けておりません。
現在、旦那とお嬢には受けてもらうべきかを迷っているところでございます。

ワクチン接種は、賛否両論・喧々囂々。どちらの言い分を聞いても、すぐに心が揺れ動くド素人。
ただ私は、
今まで接種した時、必ず体調を崩して発熱したこと、
今回のワクチンは、副作用その他に対するデータが十分でないこと、
日本と違って、人の密集する狭い空間にいることはほとんどないこと、
菜食になって、ますます病気知らずでいること、
大変お気楽・ノーテンキなヒキコモリ生活であること、
を理由に、受けない予定です。ええ、ゴクツブシが最大の理由です。(恥)

しかし、旦那とお嬢は私と違って、毎日大勢の人と接して、それなりの空間に長時間いるわけで。
仕事に勉強にと忙しい身だし、睡眠不足だし。
でも、睡眠不足だからこそ、下手に化学的なものを体内に入れて、かえって具合が悪くなったらどうしよう、とか。

議論はともかく確実なのは、自然治癒力を高めるのが一番、ということだけで。
免疫力を高めるべく、食事に気をつけて、運動をして。
わかっているけど、日々のあれこれに追われてしまってできないから。
どれも、一朝一夕ではできないことだから。
だからワクチンという、ある意味即効手段に対して、皆の心が動くのでございますよね。

ここで、
「私が作る食事を食べてる限り、うちの家族は大丈夫!」
なんて胸を叩ける、カリスマ主婦だったら良いのですが……!(泣き伏すしか)(役立たずでごめんよおぉ)


とりあえず、私がますます目指すものは、
冷え性改善・健康な腸・正しい骨格
でございます。
もう、痩身に関してはあきらめた……(遠い目)

* * * * *

【レストラン】

楽しく青空市場を巡った後は、とある下町を目指したの。
お嬢も私もぜひ行きたいと思っていた、マクロビオティックの甘味処に行くんだよ。




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場所は、巣鴨の曹洞宗萬頂山高岩寺、つまり通称・とげぬき地蔵のすぐそばで。
駅からてくてく歩いていって、地蔵商店街に足を運べば、いいねえ、この下町風景。
早くお店に行きたいと思いつつ、楽しくてついついあちこち冷やかしちゃう。
でも、肝心のとげぬき地蔵は、前から見ただけ、ってどーよ、この母子。(不信心者)

脇道に入って、ちょっと曲がれば、こんなお店があるんだね。

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店名のうち、甘露とは、仏教の教えで、「非常に美味な天人の食物」。食せば、病はたちどころに消え、不老不死をもたらすもの。
食べに来た人達が、優しい甘味で元気になってくれるように、と、マクロビオティックにのっとったメニューにしたんだって。


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七福神の名の通りに、店内には七福神の置物が色々と。
お客さんからプレゼントされたものも多いそうで、地元に根付いていらっしゃることを感じるね。


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おしぼりと、程好い熱さの三年番茶を楽しみながら、メニューをつらつらと眺めるよ。
未精製の甜菜糖使用の餡、手作り求肥は自然の色だけで、アイスクリームは豆乳で、発芽玄米餅と玄米草餅……国内産の厳選食材を使った和風スイーツは、どれも魅力的で迷うのなんの。

給仕してくれたおばさまも、常連らしきおばさま方も、至極優しく穏やかで。カメラを構える私の為に、わざわざ場所を移ってくださったり。
甘いものをいただく前から、すでにくつろいで凪いでいる。


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名物の塩あんみつ
餡、いちじく、あんず、クコの実、松の実、白玉にアイスクリーム。求肥に寒天も顔を出し。小笠原産の自然海塩で。

こんな表現ばかりで情けないのだけど、とても優しい味、としか言い様がなく。ほんとにしみじみと、心から。
キツいところが微塵もなくて、甘味と塩味がひたすらまろやかで、ゆっくりゆっくり味わうの。


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お嬢希望のところ天
伊豆産の天草を使われたという寒天に、無農薬丸大豆の手作り醤油。薩摩のかめ酢と、北海道の出汁昆布。

とがった味が多い酢だけど、これはまあるいお味の酸っぱさで。
つるん、つるん、と喉越しも快く、噛めばぷつん、と潔く。


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窓から外を眺めれば、狭間に映える涼と緑。
数テーブルだけの狭い店内が、ほとんどお客さんでうまっているのに、なぜか私には、対するお嬢の声しか聞こえない。
皆、ここに居るだけで、一段落ち着きが増すんだったりして。
おまけにこちらのものを食べれば、穏やかさが二段増す、なんて言われても信じるぞ。


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入り口そばでは、こちらの手作り餡や最中、豆乳マヨネーズなども売っている。
抹茶も甘酒も、昼御膳も、何回も通って、一つずつ食べていけたらいいのになあ。

華やかなケーキや洋風菓子が目立ってしまうけど、本来マクロビオティックは、日本の伝統食を基にしてるので。
和の甘味において更に体感できるのは、食材にこだわる意義と、それが身体に及ぼす力だね。


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甘露七福神
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-37-5
とげぬき地蔵すぐそば
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by senrufan | 2009-10-22 10:47 | Trackback | Comments(10)
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Commented by peartree22 at 2009-10-24 12:25
本当にお久しぶりですっ(涙)。
やっとこうして落ち着いてコメントできるようになりました。

新型インフルエンザ、実は先週甥っ子のクラスが学級閉鎖となりました。
しかも甥っ子の周りの席の子がぐるりと新型インフルエンザになったとかで、日曜日から甥っ子も37度過ぎの熱。いったん下がって38度にぐぐっとあがり、木曜日に接していた私や一番心配されたのは病後の母でして。ところが、甥っ子の熱は半日で下がり、病院に行っても陰性で、先生も「うーん、不思議。絶対新型にかかるはずですけれどねぇ(状況からして)」。私たち周りの者も大丈夫でした。
今回の新型は既往症のない子どもさんが何人か亡くなられていて、さすがの私も注射を迷っています。(私の家族は一度もインフルエンザの注射をしたことがありませんが、過去かかった経験は私が1度だけA型に。それも1晩で治ってしまいました。笑)
娘にはインフルエンザはおろか、予防接種もすべて私の判断でさせていません。(はしかはもう少し大きくなってから単体でさせるつもりですが)
私も疑問符がある限りは、「免疫力をつける!」というMiyukiさんと同じ方法になりそうです。
Commented by こっぺ at 2009-10-24 12:49 x
マイコプラズマも怖いですね。うちも新型の予防接種ははじめ打たないことに決めたものの、今日小児科で入荷まちのウェイティングリストにのせてきました。とりあえず時間がもうすこしあるんで考えます。。
迷いに迷っているのですが、来年早々に息子はプレスクールに入ること、今は自分でうがいもできないことを考えると、打っておいたほうがいいのかなあと。私がよわっちいもので、私が最初にうつる可能性もあるんです。。とほほ。免疫力つけないといけないですね。。
Commented by マミィ at 2009-10-24 16:40 x
ワクチンを打つべきか、打たぬべきか・・・人によって悩ましい問題ですね。しかし個人的には私もほぼひきこもり生活なので打つ必要はなさそうです。フランスの医療を信用していないというのも大きな理由ですな(笑)

それにしてもあああ、朝から波動砲をがーんとまともに受けて立ち上がれません・・・塩あんみつ。巣鴨にこんなお店があるんですねぇ。たぬきに「穏やかな精神で仕事をするためには塩あんみつを食べる必要があるので」と、出張要請しましょうか。

Commented by すれっぢ at 2009-10-25 00:39 x
とげ抜き地蔵行ったことないんですが、八目ウナギの蒲焼も名物
だそうで。なんだか渋い店がいっぱいありそうですねー。

ところてんというと子供の時は酢醤油がすっぱくて苦手だったな~。
あの独特の海草臭さが今は懐かしいけど。とんと食べてないとこに
気づきました。手に入らないけどね~。
Commented by Miyuki at 2009-10-25 12:55 x
*ちゃんさま
きゃーーーー!!!(叫びながら駆け寄る)(がしっ!と離さない)(大迷惑)

日本の学級閉鎖、すごく多いですねえ。しかしその環境でかからなかった甥っ子ちゃん、すんばらし~~。あちこちに誇りたい免疫力ですな! そして、お母様がご無事で何よりです。
そですか、アネネちゃんの予防接種も。うーん、さすが私のちゃんさま!(誰がだ) 考えすぎてもいけませんが、安易に打つ前に一旦考えようという姿勢は、すごく大事だなあ、と思うです。
なんでもかんでも食べ物と結びつけてはいけませんが、それでも細胞を作る元になってるものを軽く考えて良いわけもなく。ほぼ菜食になってから3年、以前は必ずひいていた季節の変わり目の風邪も、今や鼻水さえも出なくなり。薬も大事ですが、基礎はやはり普段の生活にあることを実感してます。一緒に高めていきたいですね、免疫力!
Commented by Miyuki at 2009-10-25 13:04 x
*こっぺさん
私も、これがお嬢が幼児の頃だったら、もっと悩んでたと思いますよー。特に初の集団生活の場合、本当にいろんな病気をもらってきますからね~。うちは突発性もまだの状態で保育園に入ったら、最初の3ヶ月は、月の半分は病気で行けませんでしたから(涙)
かかったら逆にそれで一番強い免疫ができるんだ、来るなら来い、と考えるのもアリ。でも小さいお子さんの場合は、それもかわいそう。うーーん、色々悩みますね~(苦)
Commented by Miyuki at 2009-10-25 13:09 x
*マミィさん
あはは、フランスの医療、そうですか! じゃあインフルエンザにかかった場合、お隣のドイツまで遠征しちゃうとか。ノルマンディーは雨が多いから、インフルエンザも広がりにくいんじゃないかなあ。そうであってくれ。

おお、その手がありましたな、たぬきさんへのおねだり。そして彼にこそ食べてもらいたい、マクロビ和スイーツ。少しは偏った心を広くしてもらってきやがれ、ってなもんですな!
Commented by Miyuki at 2009-10-25 13:13 x
*すれっぢさん
へー、ヤツメウナギの蒲焼! 知らなかったー、ちょっと食べてみたかったですねえ。甘味処しか頭になくて、もっと商店街について調べてくればよかった、と現地で後悔しましたです、とほほ。

そちらでは寒天は売ってませんか? こちらの現地スーパーではAgarが売ってるのですけど。すれっぢさんなら自分で作れますよ、絶対!
Commented by shina_pooh_at_sfo at 2009-10-29 06:38
遅れコメントで失礼します。
2年連続インフルエンザの辛さを味わって以来、欠かさずインフルエンザの予防接種を受けています。mikaさんのブログを拝見するまで、ワクチン接種が有害だなんて頭をかすめもしなかった事実なのです。ノーテンキに疑いもせず飛びついていた自分が恥ずかしく。。自分だけのことならいいのですが、子供が出来たら真剣に考えなくてはいけない問題ですね。自然治癒力を高める。これも目標にしていきたいです。

そして、、、健康な腸と暖かい手足、欲しい(涙)
Commented by Miyuki at 2009-10-29 11:45 x
*shinaさん
なんの、恥ずかしがる必要はないですよ~。実際、ワクチンで助かった人もすごく沢山いらっしゃると思うのです。だから色々否定意見を聞いても、心が揺れ動くのですよ。お年頃だから(激違) ただ私の場合は、基本的に薬は最後の手段としておきたいとか、熱をたまに出すのも身体の解毒にいいこととか、そんなことを考えてる原始人なんで。加えて、娘が熱を出したら、「病気との闘いに治癒力を集中させよう、はい、絶食」って言い渡す鬼母です。

うんうん、冷え症仲間としてすんごおおおおく良くわかります~~(がしっ!)


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