内側に目をこらす

連休だが旦那はゴルフ行なので、お嬢とまったり過ごす。
外の空気を吸いに買い物にも行ったけど、ひたすらぼけ~~っっとした日でした。

岩城宏之著の「回転扉のむこう側」を読む。感想がありすぎて書き切れない。
とりあえずそのうちの一つ、「カウントすること」。打楽器出身の岩城さんは、同じ音や動作が連続しているその時、心のコンピュータが反応して数を数え始めてしまうそうだ。
実は私にも万分の一ぐらい似たような機能があったりする。例えばエクササイズをしている時、ぼーっとカウントせずにやってても、なぜか4回目と8回目はわかるのだ。4拍子が体に馴染んでるんだなあと思う。
私ごときの音楽かじっただけ人間でもこういうことがあるので、ましてや岩城さんレベルとなるといかに大変なことか。水が漏れる蛇口のそばなどにいたら、気が狂いそうになられるのではなかろうかと、人事ながらご案じ申し上げます。
他にも、箸が転げても笑う年頃の真の意味、邦人という言葉の”邦”を考えること、南半球と北半球の差など、正に世界を飛び回りながら些細なことにもいかんなく好奇心を発揮される岩城さんに、教わることがあまりにも多かった。
音楽家はその世界で完結している人も多いけれど、彼を彼たらしめているものの中身をこの本で垣間見ることができる。

英国の公的な国際交流機関、British Councilが行った、英語を第2外国語として学ぶ人に尋ねた「最も美しい英単語」調査。
結果、第一位は「mother(母親)」が選ばれる。
2位「passion(情熱)」、3位「smile(笑顔)」、4位「love(愛)」、5位「eternity(永遠)」。その他「fantastic(素晴らしい)」、「destiny(運命)」、「freedom(自由)」、「liberty(解放)」「tranquillity(静寂)」などが上位に。
母という言葉は、自身の母を直接イメージするものではなく、おそらく象徴するものとしての言葉だと思うが、その含むものがとても多いんだなあ。
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by senrufan | 2004-11-26 04:44 | Trackback | Comments(4)
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Commented by pannaGO at 2004-11-29 06:36
指揮者の岩城さんだね。エッセイも書くんだー。読んでみたいなあ♪美しい単語にPeaceが出なかったのは意外やねん。あまりに「らしい」からかなあ。アメリカだったらPeace,Loveが最上位だろうね。やっぱりお国柄が出るねえ。
Commented by Miyuki at 2004-11-29 14:14 x
そう、あの岩城さんだよー。良かったら貸すから読んでみて!ぱんなさんに教わったブックログ、この本から始めてみたよ。
鋭い!peaceは11位だったよ。motherは選ばれた70語の中で、唯一人との直接の関わりを示す言葉だったそうですがな。
Commented by ぱんな at 2004-11-30 02:08 x
なるほどー。深いのう。日本にいたとき、電車の中で酔っ払いがいてね「おれは女には恩はなーい」なんてうざいていたので「それ、お母さんに言える?」って言ったらびびったわよお(笑)。今思うと彼は振られたんだったのかも。可愛そうなことをした。
Commented by Miyuki at 2004-11-30 06:16 x
わはは名ツッコミ!そーだ、木の股から生まれるわけじゃないんだぞ(笑) ちなみにfatherは上位になかったんだけど、なんかわかるようなわからないような。


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