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進化は共存のアナグラム (1)

【アクティビティ】

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今年の夏休み@我が家。旦那が1日休みをとって、サンフランシスコにある、California Academy of Scienceへ行ってまいりました。
旦那が夏休みをとったのは、なんと3年ぶりでございました……旅行ができるような日数もなし、ちょー出不精と化したお嬢もいる(しくしく)、ということで、近場で遊べればいいじゃん、みたいな。


さて、California Academy of Science
去年の9月末に改装オープンしたのですが、たちまちの大盛況だったこと・チケットが高額なことがネックで、なかなか足を運べなくて。
ほとぼりが冷めた頃に、なんて思ってたのですが、1年経っても変わりそうにない人気ぶり。
なので、せめて平日の朝から行ける夏休みの間に、と思い立ったわけですね。

開園の少し前に着いたのですが、それでもすでに入り口には長い行列が。この写真を写した位置が、私達が列に並んでいた場所、と言えば、少しはお伝えできますか。
ちなみにこれは、事前にオンラインでチケット購入していた人の列なので、当日買う場合は、まずは窓口で買ってから、こちらに並ぶことになります。
メンバーの人と、そうでない人の2列に分けられてます。

いよいよ開園、となったら、まず駆けつけるのは、人気アトラクションのチケットブース。ディズニーランドですかここは。
プラネタリウムと3Dシアターの2箇所が、時間により人数制限をしているので、まずはこちらで入れる時間の整理券をもらって、その時間を中心に、他の鑑賞時間を決めるのが良いようで。
日によるのでしょうが、比較的早くに券がはけてしまうことが多いそうで、この日は11時には全整理券がSold Outでした。

その他、当日の催しのスケジュールも忘れてはいけません。入り口でその日のスケジュール表が手渡されますので、興味のあるものは要チェック。
この日は、残念ながら3Dシアターはキャンセルだったので、プラネタリウムの券をもらってから、おもむろに館内鑑賞に移りました。プラネタリウムの券をもらうだけで、10分ぐらい並んだかなー。




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1. 初めに

10年という歳月と、500万ドルという資金を費やして完成したのは、水族館・プラネタリウム・3Dシアター・自然史博物館・4階立ての熱帯雨林を備え、ラボラトリウムや図書館、講演用ホールをも内包し、世界で最もgreenと言われるミュージアム、であります。
”Sustainability”を一貫したテーマとして掲げています。

エネルギーと資源保護・環境に配慮した設計。
自然光を最大限に摂り入れられるよう、ガラスを多く配したデザインや、屋上に設けられたソーラーパネル、節水を心がけた水道設備、リサイクル可能な素材使用など、その配慮は多岐に渡っております。
結果、2008年10月に行われたU.S. Green Building Cousilにて、Platinum-level LEEDの認定を受けることとなったのです。


2. Foucault Pendulum

いわゆる、「フーコーの振り子」です。
1851年、フランスの科学者、レオン・フーコーが考案した振り子により、地球が自転していることを公けに証明したのですね。

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3. Islands of Evolution & Science in Action

マダガスカルとガラパゴスの両島における、生物の生態と進化の過程の特集です。

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もそもそとマイペースで草を食べる亀さん。
これは可愛かったんですが、近くにいたHissing cockroachにはうええぇぇ

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自然界に関する最新の発見やニュースを集めた、「体験する科学」コーナーも。
ポッドキャストがあちこちにあるところが、さすがです。と思う、iPodの使い方を知らない自分@化石人。


4. Afriacn Hall

室内ジオラマでのアフリカ・サファリ探訪。シマウマ、チータ、ライオンなど、子供が喜ぶ動物がいっぱい。動かないけど、実物大。

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動く本物は、水中の動物達。ペンギンに熱帯魚。
特にペンギンは、ガラス1枚を隔てた目の前で、元気に飛び込んで泳いでくれます。
餌やりショーの時間もあって、お姉さんの解説付きで楽しめます。

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5. Planetarium

あ、写真が1枚もない。(愕然)

えーと、プラネタリウムと言えば連想してしまう、星座にまつわる神話などは全くありません。
私達が鑑賞したのは、「Fragile Planet」というショー。ガイドの解説によって、こちらのアカデミーの建物から飛び立ち、母なる地球を離れ、太陽系→銀河系→無数の銀河系→……と旅していくプログラム。
広大なスクリーンを、やや背中を寝かせた椅子から眺める形で、ちょうどIMAXシアターのよう。
映像の美しさは秀逸です。

このショーのナレーターが、かのシガニー・ウィーバーだったことを、エンディング・クレジットで知りました。
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げ、また続きものになっちゃった(汗)
さくっ、と終わらせます、終わらせます。
by senrufan | 2009-08-26 09:00


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