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種との暮らしで見出すは

National Day (Singapore)
National Women'd Day (South Africa)


「緊張しながらおもしろがることはできないのよ。どちらも強い感情だから、どちらかが大きくなればもう一方は消えてしまうの。おもしろいという感情が働くと、緊張感は失われる」
「もう一つは、怒りと思慕は同時に感じることができない、ということ。この現象こそが、幸せな結婚生活の秘訣なの」
             --------- 「チェリー・チーズケーキが演じている」より

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【お菓子】

Amish Otaku Bread(すでに改名)、とうとう4サイクル目が終了。(過去サイクルは1 2 3
これでしばらくお休みにする予定なので、今度はなんとかうまくいってくれー、と毎日種に話しかけて育てたよ。

今回も、種は2種類。甜菜糖種と甘酒種。
しかし、前回のういろう化現象(…)で学んだので、今回の甜菜糖種の方は、それなりの量を入れてみた。そしたら増したよ、発酵力。
イーストってやっぱり、砂糖食いなんだなあ。と考えた砂糖食いの私、どこかイーストに親近感。(持つな)




10日目になって、粉類などを加えて分割したら、そのうちの幾つかは冷凍だ。
さて、一旦ラストとなる今回は、粉と調理法でちょこっとだけ遊んでみようと思うのだ。


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まずは甜菜糖種の1つを使って、黄な粉と小豆のパウンドに。
全粒薄力粉に、アーモンドミールと黄な粉をたっぷりと。自家製小豆あんを加えて、あとは甜菜糖や豆乳などをいつも通り。

ベーキングパウダーなどもレシピ通りに入れたので、膨らみは問題なく。小麦粉は半量でも、こちらも問題なく。
黄な粉の香ばしさが加わって、和風の味わいもよろしいよ。


     DSCF0538

もう1つは、シンプルにレモン・パウンド。ちょうど友達から、庭生りのレモンをもらったので。(感謝)
レモン2個分の皮をすりおろして、汁をぎゅーぎゅーに絞って。粉は、アーモンドミールと全粒薄力粉を中心に。ハチミツがあれば良かったのだけど、残念ながら普通に甜菜糖で。
爽やかな香りが嬉しいブレッドで、我が家でたちまち売り切れた。


     DSCF0528

甘酒種の方は、1つは前に作ったアボカド&バナナブレッドにして、もう1つは米粉を使ってみた。
甜菜糖種の小豆パウンドレシピの、小麦粉を玄米粉に置き換えて、あとの配合は一緒。
ただし、焼くのではなくて、カップケーキ型に入れて蒸してみたんだよ。

蒸すと、やっぱり膨らみが大きいね。米粉は小麦粉より膨らみが弱いので、蒸すのは合った調理法。
おまけに、種の発酵力の弱さをカバーしてくれる上、味わいも穏やかになるのが良い。
焼いた粉物は、どうしても身体が乾くので、蒸した方がその点でもベター、ではある。
ただし、焼いた場合の食感も捨てがたいので、これはその時々で選んでいこう。


     DSCF0544

最後に甜菜糖種で、一番作ってみたかったもの。
Nachuさんブログで教わった、ぶどう&胡桃のブレッドだよ。
思った以上に種が元気だったのか、室温が高かったのか、予想より早く発酵してくれて、元気なパンの出来上がり。

これが、今まで作ったアーミッシュブレッドの中で、私的に一番お気に入り。
ドライフルーツ&ナッツは、天然酵母パンに良く合うし、重い粉を味わい深くしてくれるので、元々大好きなのだけど。
以前に白神こだま酵母で作った時、酵母の独特の香りが、ドライフルーツと上手くミックスされて、甘く食欲をそそる香り(当社比)になったのが、この甘酒種でも同じだったの。
いつもの天然酵母種でも、焼き上がりの香りは良いんだが、このクセのある甘味噌っぽいような香りって、正に発酵パワー!って主張してるみたいで、これはこれで個人的に好きなのだ。


という感じで、4サイクルを終了したところで、一旦種は凍結。我が家の冷凍庫にて、甜菜糖種と甘酒種が休眠中。
夏は発酵が進んでしまうので、涼しくなったところで、また何か作ってみようかと思ってる。
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というのが、5月の記録でありました。
いやもう、記憶がウツロで情けない……多分、こんな感じだったかと。(ぐったり)
by senrufan | 2009-08-09 06:35


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