小さな足の、大きな一歩 (7)

Independence Day (Argentina)
King Hassan's Birthday


最近読んだ小説に出てきた表現です。

「a hair of the dog」
「a hair of the dog that bit you」


「迎え酒(迎い酒)」の意味なんだそうですね。
応用して、「毒をもって毒を制す」でも。

古代ギリシャで、医療の神アスクレピウスが連れていた犬が語源。
魔力があると考えられていて、その体毛は病気を治す薬となったことから、だそうです。

語源はおろか、この英表現すら知らなかった私(恥)は、ほえぇ、でございました。

* * * * *

【雑事】

6. Preschoolの選び方

家庭で日本語環境にある場合、英語に触れるのは家庭外が主。現地でのプレイグループや学校が、子供にとっては大きな場。
自然発生的に英語を身につける為には、やはり幼少期から英語環境にいられることは有利でありますが。
それに際して重要なのは、ではどのような環境を選べば良いのか、ということでございますね。

公立校はKindergartenからなので、そこからは学区選びのあれこれになりますが、ここではその前の、Preschoolについて。
私が渡米した頃にいただいた資料が元なので、今では変わっている点もあるかと思いますので、あくまで参考情報程度、ということでお願い致します。




(1) Preschoolのプログラム

主だったところで、以下の5カテゴリに分かれています。
週に何日・何時間行かせるかを決めて、通わせたいプログラムを選ぶのが良いでしょう。

・ Cooperative Program (Parents-participation schools)
親が学校の運営に関わり、クラスで積極的に働くことを要求されます。子供だけでなく、親に対する教育プログラムも用意されている場合も多かったり。
子供の教育場面に実際に携われることによるメリットは多々ありますが、同時に時間的に余裕がないと難しい、というデメリットも。

・ Developmental Program
子供の個々の発達状況を重視する教育法。技能より、その過程に重きをおいています。

・ Academic Program
↑と対極的に、早期知育(読み書きや算数)を取り入れ、それを身につけさせることを目標としています。

・ Montessori
子供の年齢・発達段階に適した玩具等を備えた環境の中で、直感的な経験を通して学ぶ、という考えを基にした教育法。好きな玩具や教材を、マイペースで使って遊ぶことができます。
但し、かなりバリエーションが広いプログラムなので、学校ごとに確認が必要です。

・ Steiner education
オーストリアの思想家、ルドルフ・シュタイナーが提唱した教育思想を実践する学校。オイリュトミーや絵画を通じて言葉や概念を学んだり、算数は4年生からであったりと、独特の特徴を持つ教育です。


(2) 学校のチェックポイント

学校選びに当たって、以下のようなポイントがあります。
・ 空き状況
・ 場所
・ 運営時間
・ 費用
・ ライセンスの有無
・ スタッフの質、経験者の有無
・ 生徒と先生の比率
・ 学校の大きさ
・ プログラム内容
・ 教会などの付属校かどうか
・ 寄付金集め、親の参加内容
・ トイレトレーニング
・ 送迎の仕方
・ 先生の質
・ 清潔度
・ 安全面
・ しつけのやり方
・ おもちゃ等の備品の充実度
・ 食事
・ 他の子供達の様子
・ 全体の雰囲気


(3) 学校見学

お子さんにとって、どういう学校が望ましいかを良く考えられた上で、イエローページや地域雑誌、口コミなどの情報から、希望の学校をリストアップします。
その後、(2)のようなチェックポイントや質問事項を用意し、電話等で見学のアポを取り、実際に見に行かれるのが良いと思います。
その際、学校側から、保護者のみと言われない限り、お子さんを連れて行かれるのも良い手段。生の反応も大事ですもんね。

見学する学校数は、人によりますが、10校以上回られる方も少なくありません。
また、数校回っているうちに、希望するポイントがより明確になったり、考えが変わったりということもありますので、その時間分の価値はあるのではないかと。
更には、そうまでして選び抜いても、やはりしばらく通ってみないとわからないことも色々ありますので、そうなったら学校を変えれば良い、ぐらいの気持ちでいいかと思います。

学校によっては希望者が多く、ウェイティングになることも。
なので、早い方は1年以上前から見学して、リストに名前を入れてらっしゃったりね。
そして、ウェイティングリストで後ろの方でも、めげちゃいけません。時々電話を入れたり、オフィスに顔を出したりすることで、順番が繰り上がる場合もあったりします。
日本人としてはなかなか難しいことなのですが(つか、私には)、そおゆう側面もありますよ、ということで。
*-*-*-*-*-*-*-*-*

ここまででまたまた長くなったので、お嬢の例はこの次に。
[PR]
by senrufan | 2009-07-09 09:28 | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : http://senrufan.exblog.jp/tb/11482824
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by Chico at 2009-07-11 14:33 x
うちのフロリダの甥っ子はMontessoriの学校へ行っていますよ~。
その学校は、かなり自由なプログラムで、年上の子達が年下の子達に遊び方や歌を教えてくれたりするそうです。
なのでうちの甥っ子は3歳にしてローリングストーンの歌を歌ってました。(笑)
うちもそのうち学校選びや教育について考えなくてはならない日が来るかと思うと、今からちょっと頭が痛いです~。(苦笑)
Commented by こっぺ at 2009-07-12 02:05 x
ほんとにほんとに、良い記事をありがとうございます!私のブログにリンクさせてもらってもいいでしょうか。きっと私の周りで読みたい人がたくさんいるに違いないので。みんな、プレスクール選びは悩んでいます。
私の場合、それほどたくさんは周っていないのですが、息子が1歳半くらいのころに見学にいきはじめました。贅沢ですが、英語の話せない子に理解があるところじゃないと行かせたくないと考えていたのですが(そのうち慣れるわよ、というだけのところじゃ嫌だったんです)、幸いいいところが見つかりました。今は高校までの教育システムについて調べてるところです。これまた複雑で。。。というわけで続きを楽しみにしています。(書いてて自分で思ったけど、私って気合が入りすぎ)
Commented by Miyuki at 2009-07-12 10:30 x
*Chicoさん
モンテッソーリ、いいですね~! 私も最初探したのがモンテッソーリでした。
年齢ミックスクラスも好感です♪ しかもローリングストーンズを教えてもらえるなら!(笑)
ええ、その時はいっぱい悩んでくださいまし。それはそれで面白い体験でございますよ~。というより、もしかして素敵なニュースが?(どきどき)
Commented by Miyuki at 2009-07-12 10:36 x
*こっぺさん
実は私こそ、こっぺさんブログのリンクをいただきたいと思っていたところでした! こんなへっぽこ記事をリンクしていただけるなら、その光栄に見合うべく、がんばって精進しなくては~~(ぶるぶる)
希望の学校が具体的に描けていれば、周る範囲はしぼられてきますので、効率が良くていいですよね! ぴったりの学校が見つかったとは何よりです♪ 英語ができないことに対する理解、うんうん、わかります。拡大して、いろんな人種がいて当たり前なのだ、という大らかさを持って接してくれるところがいいですよね。そういう意味でも、このエリアにいられて幸せだと思ってます。続きは五里夢中状態ですが、がんばるですーー。
Commented by iloveapples at 2009-07-12 11:31
長らくご無沙汰しています。でも実は陰ながら笑 Miyuki さんのブログは読んでいて、教育に関する記事を読みながら色々自分の幼少期を思い出してました。

うちの母は私が最初に現地の幼稚園に行った時(4歳)二つ英単語を教えてくれました。「ハロー!」と「トイレット」笑。生き抜くのに最低限必要だと思ったんでしょう。

今では、英語がすんなり入ってくる幼少期に海外転勤になった両親にほんと感謝です。自分で努力してアメリカに大人になって来るタプじゃないので、今の人生はまさに両親からもらったもの、と思ってます。
Commented by Miyuki at 2009-07-13 02:31 x
*iloveapplesさん
こちらこそ、iloveapplesさんの記事はいつも拝見しておりますよ~♪

4歳から通われたんですか! それだけ早く英語環境にいらっしゃったのに、日本語完璧だなんてすばらしいです~vv そうそう、うちも真っ先に教えたのがトイレ言葉でした(笑) サバイバル用語の筆頭ですもんね。

そのお言葉を聞かれたら、きっとご両親は感動なさいますよね。それこそ、ご両親とiloveapplesさんの努力の賜物以外のナニモノでもありません~。うちの娘は逆に、アメリカに連れてきた両親を恨んでばかりですが、いつかこれで良かったと思ってくれる日が来る……といいなあ、なんて……(涙)


<< 等身大の美味しさで 惹かれる理由を数え上げ >>