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陽の恵みを基本とし

St. Cyril & St. Methodius (Czech Republic, Slovak Republic)
Independence Day (Algeria, Venezuela)


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第2子ご出産の為、日本に行かれるfrogfreakさん
お手伝いの為、まずはお母様がこちらに来てくださったのですが、その時に私なんぞにも、素敵なお土産をくださったのです。

この季節ならではの葛きりですよ。しかも、源吉兆庵のですよ。(感涙)
こんな高級なものとは縁がない身なので、緊張のあまり、葛を押し出す手が震えちゃってもう。

見た目美しく、味涼やかで、しばし天国に行きましたです。(うっとり)
家族一同、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました!!


アメリカ独立記念日に、旅立って行かれたfrogfreakさん&チビ蛙ちゃん。
優しいお母様のもとで、にぎやかに楽しくお過ごしになられますよう。そして、ご無事の出産を。
再会の日を、指折り数えてお待ちしております。

* * * * *

【料理】

楽しい、嬉しい、干し野菜ライフ。
だけど、最初にやりたいと思ったきっかけは、実はローフード、だったのだ。

ローライフでは、生きた酵素や栄養素を摂取するために、青果や木の実類を生で食べるか、摂氏46度以下までで調理するのがお約束。
クラッカーやブレッドもあるけど、それはその範囲内の温度で、長時間乾燥させて作ってるのだね。




その為にあるのが、ディハイドレーター(Dehydrator)という機械。
トレイにのせて、数時間から数日に渡って、ゆっくり乾燥させるのだ。
もしくは、家庭用オーブンの最低温度でもって、長時間かけるのも良し。

ローフードの本を見ていると、このディハイドレーターが必要なレシピが結構あるんだが。
100%ローライフを目指しているわけではないので、機械を買う気はないし。オーブンにしたって、40時間とか使ってられないし。
でも食べたいものが幾つもあるのて、なんとかならんかなー、と思っていた時に、ふと思いついたのが、天日利用であったのだ。

お日様、ドライバスケット、ざる、フードプロセッサー。
お道具がすっかりそろったところで、あとは実行あるのみだ。


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最初に作ったのが、Onion BreadCafe Gratitudeのレシピから。
Sweet onionを使いたかったのだけど、この時は見つからなかったので、普通のYellow onionで。
Sunflower seeds、Golden flax seeds、オリーブオイルに生醤油。アガベも少々入れるのだ。
フードプロセッサーでしっかりミックスして、ワックスペーパーの上に薄くのばして、そのまま2日に渡って乾燥させてみた。

ペーパーからぺりぺりと剥がして、適当な大きさに切ってみる。
うん、それなりにしっかりはしているけど、やっぱり適度な柔らかさというか、しっとり・密な食感で。これなら売っているものとそう変わらないかも、という嬉しい出来。(当社比)

ほのかに苦味があるのはなんでだ、と思っていたら、実は玉ねぎは、少し古いカッターではつぶし切りになってしまって、苦味が引き出されてしまうことがある、というのを別な本で目にしたの。
もしそれが原因だとしても、これは包丁ではとても無理だしなあ、最初にある程度みじん切りにしておいて、それからフープロにかけるとか。
……それ以前に、我が家の切れない包丁では、余計に苦味が出るんじゃなかろうか。

とりあえず、スイートオニオンの出回る短い期間内に、もう一回ぐらい作りたい。


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お次は、これもCafe Gratitudeのレシピで、Teriyaki Almonds
一晩浸水させておいた生アーモンドに、デーツ・生醤油・ガーリック・生姜で作ったペーストを絡めて、48時間以上の乾燥。

Gratitudeに行った時、料理のトッピングとして出てきたアーモンド。すごく美味しくて、お店で売ってた袋を買って帰ったほど。
それが、まさかうちで作れるとはなあ、としみじみ嬉しい。
今度は、デーツにRaw cacao powderを混ぜて、ローのアーモンドチョコを作ってみたいもの。


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市販されてるRaw snackの中で、気になっていたものも作ってみた。Kale Chipsのテキトー版。(おい)
レシピを調べてみたら、やはりペーストを作って絡めて、という形のようなので。
あんまりナッツばかりでもなあ、と思ったので、最近作っている生玄米ヨーグルトをベースにして、ニュートリショナルイースト、ガーリックパウダー、レモン汁などを加えてみて。
それで適当にちぎったケールを和えて、1日以上乾かした。

市販品を食べたことがないので比べられないけれど、私には十分んまかった。
ほんのり苦味のケールに、チーズとガーリック風味の衣。私は飲まないけれど、お酒のお供にもなりそうな。


前回の日記でも書いたけど。
パンやクラッカー、クッキーなど、「焼いた粉物」は体内で詰まりやすい。おまけに、クレーヴィングをおこしやすい。というのが、ナチュハイやローの本などで時々目にすることであって。
マクロビオティックでも、ほどほどにしましょう、と言われてる。
もちろん人によるのだけど、私の場合はテキメンこの通り。
クッキーなんかどわぁい好き!で、食べだすと止まらなくなって、あとで感じる渇きはハンパじゃない。ついでに、その後からの詰まり具合もハ(自主規制)
これを繰り返している自分に向かって、何度あのセリフをつぶやいたことか……(「馬鹿は死ななきゃ治らない」)

だからせめて、ドカ食いするなら、この手のローのスナックで。
ドカ食い前提なのが泣けてきます。

と思って作ったら、ドカ食いには陥らないですむんだなこれが。
や、勿論それなりの量は食べるのだけど、適量で満足できる上、身体が重くならないの。
作るのにかけた時間の分だけ、ゆっくり咀嚼して、じんわり体内に浸透していくの。

色々と弊害があるのはわかっていても、やっぱり粉物も大好きなので。
この手のおやつを日常にして、粉物は時々存分に楽しめたらなあ、なんて思ってるんだけどどうだろう。(テメエ次第)



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最後に、とうもろこしの美味しい季節になったので。
ローのレシピを検索していたら、ふとしたことで見つけた、Raw Popcorn
といっても、コーンじゃなくて、なんとカリフラワーを使うのだ。

ざくざく切ったカリフワラーに、ニュートリショナルイーストと天然塩、カイエンペッパーを、好みの量だけまぶして出来上がり。
こんなに簡単なのに、すんごく美味しくてびっくりだ。

これを乾燥させてとっておいて、映画館で食べながら鑑賞、とか。お供はコーラじゃなくて、Kombuchaとか。
そんなことを考えながら、お嬢と一緒に食べてたら、

いつの間にかカリフラワー一玉分食べ尽くしてしまったじゃないかこの2人。(愕然)


干し生活は楽しいけれど、敵は自分自身=食い気、であったという。
by senrufan | 2009-07-05 04:16


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