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小さな足の、大きな一歩 (1)

Independence Day (Paraguay)


何年ぶりかに、虫歯の治療をしてきました。
先日の6ヶ月ごとの定期健診&歯のクリーニングで、ちっちゃいのが見つかってしまったのです。(ちっ)
そして、何年ぶりかにあの、きゅいーん、という機械と遭遇してまいりましたですよ。
相変わらず、憎さ満開の奴でした。いっそ滅びてしまえばいい……!(ぎりぎり)

きゅいーん、きゅいーん、と絶好調なサウンドを聞きながら思い出したんですが。
前に歯医者さんと話してて、こんなに医療器具が進歩しているのに、なぜあれは変わらないんですか、せめてあの音だけでもなくせないんですか、とたずねたんですよね。

そしたら、そのお医者さんも同様に思っていたそうで、とある技術者に、かなり真剣に相談したことがあったそうで。
その技術者さんがざっと考えたところでは、消音の為につけるパーツを含めて、長さは今の器具の3倍ぐらい・重さは数kgになると。
なので、断念せざるをえなかったそうですよ。


今ではレーザーも徐々に増えてきているので、いずれはあの「きゅいーん」も、何らかの改善なり衰退なり死滅なり(願望)といった変化があるのでしょうが。
それにしても、私が子供の頃から変わってないわけですから、あの生命力はゴキブリ並み。(真顔)

ま、文句を言うぐらいなら、虫歯を作るな、ってことですね。
はあい、わかってまあす。(舌を出しながら)

* * * * *

【家庭内事情】

お嬢のキッズシッターを通じて、色々と思い出した、彼女の幼少時。
10年という歳月は、あっという間のようで、やはりそれなりの経過というものがあったらしい。

お嬢の誕生日は、94年9月初め。
97年7月に渡米した時、彼女は2歳10ヶ月。

以降を履歴書的にまとめてみると、こんな感じの歩みかなー。



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現地校

97年9月    とあるPrivate SchoolのPreschool(2~3歳児クラス)に、
          毎日午前中のみ通い始める

97年10月   慣れてきたところで、毎日夕方までのDaycareに

98年9月    同学校のPre-Kinder(4歳児クラス)に進級

99年9月    同学校のKindergartenに進級
          キンダーからPublicに入るのが一般的だが、
            ・通ってた学校が気に入っていた
            ・Home Public Schoolを見学したが、イマイチだった
            ・あと2年ぐらいで帰国だと思っていたので、Publicに入る必要はない
          と考えて、私立で通すことにしたのだった

00年9月    同様の考えで、そのまま私立のElementaryに進級
          あと2年ぐらいだろうからいいや、と思ってた

02年9月    別の市の公立小学校に転校、3年生に進級
            ・住んでいた家がノミ騒動に陥り、考えた末に引越しを決意
            ・どうせなら今までと毛色の違う市に行こう
            ・私が当時通っていたカレッジのスケジュールから考えてもメリット有り
            ・あと2年ぐらいで帰国だろうから、最後に冒険
          という考えの元だった

05年9月    公立のMiddle Schoolに進学
          あと2年……!

06年12月   旦那の転職により、少なくとも「あと2年」という言葉から解放

08年9月    公立のHigh Shoolに進学
          

ということで、キーワードは常に、「あと2年」だった……(遠い目)

現地校で、勉強・宿題が始まったのは、キンダーガーテンから。
この時には、すでに英語の純レベル(語彙数ではなく、”英語感覚”ということで)では親をしのいでいたので、スペリングなどこそ手伝ったものの、基本部分は本人まかせ。
そして、その信頼に基づく放任主義は、現在に至るまで変わらず、お嬢からは「何もしてくれない」と、散々な恨み言を言われ続けている。

英語の本を自分で読むようになったのも、キンダーから。
一気に活字中毒化が進み、現地の図書館に通う回数が激増した。
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その間、日本語教育はどうしてたかというと。
大変教育ママじゃない私は、幼稚園の間は何もしなかった。ちなみに、それ以降も何もしなかった。(殴)

母子共に本好きだったので、読み聞かせは相当量だった、ぐらい。寝る前の読み聞かせは、10歳過ぎても続けてた。
当たり前だが、私が読むのは日本語オンリー。英語は敢えて読まなかった。(読めなかった、ともゆう)


日本語学校

01年4月    日本語補習校小学部に入学

05年11月   英検2級を受験、合格
          あと2年ぐらいで帰国するなら、英語が得意なうちにとっておけ、という
          目論見で

06年11月   英検準1級・1級を同時受験、合格
          帰国の可能性が最大限に高まったので、中学の選択肢を広げる為に
          とっておけ、という目論見で
          正にこの受験の際に、旦那から転職の事実を告げられたのは、
          過去日記にて
          
07年3月    補習校小学部を卒業
          こちらにある、日本の塾の中等部に入る

現在は、同じ塾の中3クラスに在籍中。
良い仲間に恵まれて、二校に通う苦労もなんのその、毎回嬉々として通ってる。
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どこから始めようかと悩んだ末に、基本の”き”から始めてみた。
こんなことやってたら、またすんごく長くなっちゃうじゃん、と愕然とした。

馬鹿の考え、休むに似たり、の好例だ。と、胸を張る。
by senrufan | 2009-05-15 12:31


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